見出し画像

アラフィフおじさんのお仕事遍歴


はじめに

みなさんごきげんよう。アラフィフおじさんです。
今日は少し、おじさんのお仕事遍歴について書いていきたいと思います。
20数年(後半)お仕事をしているので長いです。

学生時代

大学生の頃、偏差値50位の工学部情報工学科に所属していました。学校ではプログラミングの勉強をし、それを活かしたアルバイトも、それを活かさないガテン系アルバイトもしておりました。
プログラミングのアルバイトをしていると、学問で学ぶプログラミングと、アルバイトで使うプログラミングの間に差を感じ、3年生にあがるタイミングでサクッと中退してしまいました。サクッとと言いましたが、親を泣かせたり怒らせたり、それは大変でしたけどね。
ほんと、面倒ばかりかけて良くないやつなので、真面目な学生の方々には反面教師にしてください。卒業しようぜ!大学!

中退後、カッチカチの1社目

中退後、金融関係のクライアント・サーバーシステム開発に携わることになります。めっちょ硬い職場で、スーツ着て勤務していました。

はじめはプログラマーだったのですが、何だかんだでSE的なポジションや、チームリーダーの様な立場に20歳そこそこだったおじさんはジョブチェンジしていったのです。

正直、コーディングよりも設計とか調整とか、ヒトとコミュニケーションとったりの方が向いていたんでしょうね。当時、僕の向き不向きを素早く判断してくれた会社の上司には感謝です。おかげさまで、いまでも生きてこれました。

ブロードバンドって知ってる?2社目

ブロードバンドってもう死語だと思うのですが、その死語であるブロードバンドという言葉が流行り始めたころ(ISDNはまだ健在でした)、クラサバのカッチカチの業界からインターネッツの華やかな業界に転職しました。

いや、本当に、私服で出社できるってだけで、スーツ勤務だったおじさんにとってはナウい業界に見えたものです。だって、Tシャツとジーンズで仕事するのって、シリコンバレーだけだと思っていたんですもん。

2社目に転職をし、HTMLやCSSも何もわからない状況から、大中規模のシステム開発案件のプロジェクトマネージャーや、今で言うITコンサルタントとして活動することになります。入社早々、超でかいクライアンのコンサルタント業務に関わることになり、今まで読んだこともなかったRFCをひたすら読み込み「分からない」とは絶対に言えない環境でノラリクラリと仕事をしたことを覚えています。

その後、同会社で著作権管理のパッケージソフトウェアの開発をやってみたり、インキュベーション事業のお手伝いで海外出張して英語もわからないのにノラリクラリとデュー・デリジェンスしてみたり、子会社作ってみたり、事業運営してみたりと、事業サイドやマネジメントサイドと呼ばれるタイプのお仕事を幅広くさせて頂きました。

コード書けないのってやばくない!?唐突な焦り

事業サイドやマネジメントサイドのお仕事をやっていたこの頃、ふと「あー、コード書けないのやばいかもなー」と思い、突如としてコーディングを再開します。

まずはHTMLやCSSと言ったわかりやすいところからはじめ、PHPやPerl、Rubyなどレンタルサーバーで動かしやすい言語で仕事とは別にサービス開発もしておりました。

一人でサービス開発をしていると、当然デザインからサーバー周り、ネットワーク、インフラ関係の事も学ぶことになり(なんちゃって)フルスタックエンジニアというやつになっていました。

フリーランスという休憩時間

調子に乗ったおじさんは、ここで独立。フリーランスとしての活動を開始します。
前職のつながりでお仕事をご紹介頂くことが多かったのですが、割と忙しくさせて頂きつつ、今で言うワーケーションってやつもやってみたり、のんびりとした生活をしていました。仕事は受託開発とかITコンサルとかでした。

法人化する事もなく、個人事業主として毎年の確定申告と高い税金に苦しめられながら、一人で出来ることの上限や規模感が割と小さい?低い?事に悩みを持ち始めていたタイミングで、現職への転職のお誘いを頂き、転職して会社員に戻ることにしました。

また転職、現職へ。3社目

フリーランスを廃業して、転職したのが現職です。
ひとまず開発チームのディレクターとして入社をし、CTOや開発チームの皆さんとワイワイガヤガヤ、プロダクト開発に勤しむ日々でしたが、少しずつ事業サイドの活動に興味も持ち始め、一気に主幹事業であるEC事業の事業部長へジョブチェンしました。いま考えたら、この判断した経営者の皆さん、どうかしてると思います。

とはいえ、EC事業の事業長として事業のムダ・ムラを減らす一方、売上・利益を増やすための施策をひたすらやり続ける日々でした。そもそものビジネスモデルと言うか収益モデルの問題で利益率がめっちゃ低い事業だったので、それを改善するために右往左往、データもあれこれ分析したり社内にヒアリングしたり、本当に大変でしたが、まあ、改善しがいがある状況でしたので、楽しくお仕事させて頂きました。

インターネットを飛び出してしまうの巻

そんなふうにEC事業(仕入販売)の事業運営をして過ごしている傍らで、自社商品を企画・開発する事業が立ち上げる話がありまして、そちらも兼任する様になりました。そちらではついにデジタルなサービスやビジネスでは無く、フィジカルな商品・店舗を作っていくことになります。

まあ、全くやってきていないことでしたし、正直戸惑いながら仕事を進めていましたが、今では年間に200〜300SKU程度の商品企画開発を推し進める傍らで、仕入販売やECの運用、店舗運営と数多くの経験を得ることが出来ています。

最後に

こんな感じで、クライアントサーバシステムのプログラマーとして始まったキャリアはインターネットに出会い、紆余曲折して事業やマネジメント、プログラミングに商品開発や店舗開発と、多種多様な経験を積んできました。
今まで、こうした経験を棚卸ししたり、整理したりすることがなかったので、ここでは一つ頑張って、今までの経験や知識を体系的に整理する事を目標につたない文才ですが、noteを更新してみようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?