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貧乏撮り鉄の迷走 1話 D80からiPhone 12 Pro Maxまで

私は鉄道オタクで、よく撮り鉄もします。しかし、雑食系なので、乗ったり配線を見学したりもします。
もともとガジェットオタクの気があるので、カメラ沼に嵌りやすいという自覚があります。

これまでに辿った遍歴をまとめてみました。

0. D80

高校生の頃は親が使っていないので勝手にくすねたNikon D80を使っていました。レンズはキット18-135です。写真を見返すと、なんだかかなりいい感じに撮れています。

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ただ、絞りとかシャッター速度とかいう概念すらはっきりしていなかったので、技術面では無に等しいものでした。

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さて、このNikon D80、使い始めてほどなくしてErr表示が出て見事文鎮となってしまいます。わりとショックだった。

ショックだし、修理代がいくらかかるかよくわからなかったので、分解しました。分解したものとキットズームは某男子校の写真部室に眠っている……かもしれません。さすがに掃除して発掘されたとは思いますが。

1. LX100

その後高校卒業後もスマホなどで凌いでいましたが、スマホに金はかけない主義であったため、カメラの画質は悪いものでした。

AQUOS sense3 liteを使っていたのですが、まがりなりにも4K動画が撮れました。

なので、4Kがいくぶん長く撮れて、手振れ補正がわりと効いて、トータルで安いカメラ……

ということで、Panasonic LX100を買いました。Sony RX100はM4から4K撮影に対応しているのですが、ちょっと高かった。

しかし、LX100の手ぶれ補正はセンサーシフトではなく、満足のいくものではありませんでした。そこで、Feiyu G6Maxというジンバルを導入しました。ただ、ジンバルでも抑えられなかった細かなブレはけっきょくソフトウェア処理に補正を頼ることになります。ソフトウェア処理をしなくていいようにしたのに手ぶれ補正を強化したにもかかわらず、結局手間は増えただけ。面倒なので、LX100を手放して、また別の機材を探そうということになります。
ただこのような細かな揺れはジンバルの扱いの慣れによる問題が大きかったように思います。後々わかったことですが、iPhoneでもおそらく素晴らしいハンディカム(センサーサイズ的にあり得ないですが)でも、おそらくジンバルに頼ることになります。ジンバルから逃げてはいけない。

LX100を手放そうと思った別の要因として、購入時におけるセンサーゴミ問題がありました。マップカメラで購入したのですが(ちなみにこの先出てくる機材はiPhone以外すべて中古です)、コンデジなのに?いやコンデジだからか?センサーにゴミが入っていたのです。コンデジなので、自分で分解清掃するのはわりと危険です。このようなやりとりは面倒だと思うタイプなのですが、さすがに交換していただきました。価格.comを見ていると、やはりゴミが入りやすいようです。高級コンデジなのに致命的な気が……後継のLX100M2でも直っていないわりに修理代は取るというので、そういう商売なのでしょうか……

LX100は、2020年6月の間、主に長岡の自動車学校での合宿免許に持ち出したきり短い付き合いということになりました。

2. GX7MK2導入

4Kで手ぶれ補正があって、安くて、センサーサイズがスマホより大きくて……ということを考えると、やはりPanasonicのマイクロフォーサーズ機という相場になりがちです。

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そこで、GX7MK2のダブルズームキット[12-32, 35-100]を購入しました。手ぶれ補正はわりと満足です。ただし35-100はすぐに売ってしまって、かわりにPZ45-175を購入しました。PZ45-175は私の好きな映りをしてくれるので、パナライカなどに浮気しなければずっと使い続ける予定です。

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この時期、愛郷ぐんまプロジェクトを使って県内の観光地を巡りました。

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9mm/F8キャップレンズも買ってみましたが、ちょっと扱いにくくてすぐ売ってしまいました。

そして、Uber Eats配達パートナーを始めた2020年9月がやってきます。

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このころ12-32と入れ替えでPZ14-42を導入しました――が、そんなに好きな映りではなかったですね……そもそもあまり写真が残っていないのはなぜだろう?と思ったら10月にはボディキャップレンズとともに売っていました。そう、問題のアイツを買うために。

3. iPhone 12 Pro Max

iPhoneの発表会の雰囲気に吞まれたか、「きっとiPhoneのカメラは良いに違いない」と思ってiPhone 12 Pro Maxゴールドを買いましたが、これは全くの間違いでした。

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このiPhone 12 Pro Max、肝心の広角レンズには盛大なゴーストが出ます。上写真では月のゴーストがよく見えます。よくこのきったねぇゴーストが出る状態で商品として売ろうと思いましたね。YouTubeでもこのゴーストがうようよしているのもよく見ます。静止画ならなんとか強引に消せそうですが、動画だとさすがに厳しいでしょうね。なんてものを世に出してくれたんでしょうね。Bad Apple!!!!!!

超広角レンズも、センサーサイズの小ささとレンズの明るさ不足により、かなり解像力不足でした(解像力不足であまり使わないのでこちらも写真がない)。望遠はわりといい感じでしたが……別にiPhoneである必要もないような。

そして2021年1月1日、ご案内の通り、私は自転車道の車止めに衝突、TB1eは大破、軽傷を負い、Uber Eats配達パートナー引退を決めます。iPhone 12 Pro MaxはUber Eats用にと買ったものなので、メルカリで売りました。

2話へ続く

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Q. iPhone 12 Pro Maxは貧乏人の買うものではない件
A. 当時は無敵の人もとい無敵の財政を敷いていたのでこういうことをしていました。ゲーム、ソシャゲ、スパチャ、外食等は全くしてない分こういうところにお金を使っていると思って大目に見てください。

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