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自宅のPCの余力で新型コロナ解析に協力しませんか?

今回は、自宅のPCで新型コロナ等の解析をする「Folding@home」の導入方法についてご紹介します。

※消費電力と発熱量には気をつけてください

必要なものはPCのみです!

高スペックのPCである必要はありません。ノートPCでもできます!

設定や登録はほとんどなく5分程で簡単に参加できます!



目次

1. Folding@homeとは

2. 導入方法

3. 使い方

4. 終わりに


1. Folding@homeとは

Folding@homeは家庭用PCで新型コロナを始めとする様々なウイルス、難病等の解析するためのプロジェクトです。参加者は無償のボランティアで米スタンフォード大学を中心に2000年から取り組まれているようです。

分散コンピューティングと言って、世界中の家庭用PCを繋げてスパコンとして活用し、余っているCPUやGPUのリソースを使って解析しています。

Folding@home公式Twitterによると、演算能力が1EFLOPS(エクサフロップス)を超えたと報告しています。これは世界最速のスパコン「Summit」の10倍以上になります。

2. 導入方法

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Folding@home公式HPへ行くとこのような画面になります。「START FOLDING」でダウンロードページへ移動してください。

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Windows PCからダウンロードページに行った時の画面です。OSに合ったインストーラーをダウンロードしてください。

キャプチャ

すべて英語ですが全部Nextで問題ありません。上記の画面はExpressのままを推奨します。

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インストールが完了すると自動的に上記のページがウェブブラウザーに表示されます。

※Google Chromeとは相性が悪いようです。表示が遅いと思ったらウェブブラウザーを変えてみてください。

「Start Folding」を押すとCPUやGPUで処理するタスクが別々にダウンロードされ、しばらくすると解析が開始されます。

※解析が始まるまで長いと思われます。気長に待ちましょう。


Folding@home公式HP

Folding@homeダウンロードページ

3. 使い方

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解析が始まるとこのような画面になります。

解析を止めたいときは緑枠の「Stop Folding」を押します。

キfda

赤枠で囲んでいる選択メニューは新型コロナの解析をしたい方は初期の設定が「Any disease」になっているのでそのままで大丈夫です。

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青枠で囲んでいる「Change Identity」を開くと自分の名前とチームが決められます。

Nameに名前を入力すると自分の成果を確認できるようになります。

Team Numberに最大6桁の数字を入力するとチームに入ることができます。

キャプチャ

チームに入ると貢献度で競い合うことができます。

(「Change Identity」等からStatsを開くとこの画面に移動する。)

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When設定は

 「When I'm working」が常に稼働

 「Only when idle」がアイドル(使用されてない)時のみ稼働

Power設定ではPCへの負荷を変えることができます。

4. 終わりに

電気代と発熱量には気を付けてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ちなみに私のチームALdenteCのチームナンバーは258734です。パスワードはないので是非気軽に入って頂ければ幸いです。

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