フジロック2022に行って来たよ。

2022年8月6日 09:27

今年も行って来たよ。
泣く子も笑う（個人差が有ります❤︎）、山中サバイバル音楽パーリィ、フジロック。

2002年、訳もわからんうちに友に連れて来られ初参加。衝撃の音楽世界を観て以降、数回の空きはあれど、本年で17回目の参加で御座いました。
開催25周年だったそうで。節目、感慨深いですな。

参加回数を重ねる毎に、チケット発売速攻大枚叩いてはみたがギリギリ迄行けるかわからないとか、無事生還出来るのか、といった不安が増すのは、昨年迄の16回の荒業経験上とノリと勢いで行ける程若くも無いから。と、言う事も有りますが。
何より此のご時世です。
行くの恐怖と不安だらけ。命懸けだよ。ねぇ？

2019年迄はコロナ前。所謂いつものフジロック。
2020年がコロナで中止（幻のフジ20T買ったさ…）。
2021年厳戒体勢での開催。
2022年は「いつものフジロック」を謳いつつ開催。

私、所謂いつものフジから21年22年も行きまして。
まあ、良くも悪くも変化を体感して。
その辺りの、主に21と22の変化を、一部分では有りますが、個人的視点から纏め備忘録として認めたく…思ったらツイートじゃ間に合わないからヨクワカンネのにnoteなんかいきなり着手してしまった次第。使いこなせるの？私よ。

先にこの2点は言っとくけど。

フジロック本年も満喫して超絶楽しかったよ。
21年も厳しい規制の中開催された正に奇跡のフジで、制約は沢山あっても貴重で有り難くてとても楽しかった。だけど、22年は色んな意味でパワーアップして、いつものフジに近付いたのが「やっぱコレだな‼︎」って嬉しかった。
結論から言うと、フジロックはやっぱり最高だったのよ。21も22も行って良かったしか無い。それは本当。
（本年、何れだけ全力ヨッパラー駄目人間で苗場をレッツパーリィ駆け抜けたかは、その都度Twitterで喚いていたから割愛）

そして、本文は誰かを何かを糾弾する為書くのでは無く。あくまでも個人的感想。
御意見的な発言をした所で「あの評判のラーメン店、確かに美味かったけど、私自身としては辛いの好きだから辛みもうちょっと欲しかった〜🍜」程度の話だからね。
あと、思い付きで「こうだった気がするけど〜⁇」レベルで語るから、情報は間違いの可能性あるよ。
ぶっちゃけテキトーなので、真面目に意見しない様に。寧ろスルー推奨。
因みに私、辛みは好きだがラーメンは食べなくなり久しい。

さて、グダグダくっちゃべる。長いよ。

私、何時の頃からかフジはキャンプ参加です。宿とキャンプサイト併用で仲間達の間を渡り歩くっつー無茶振りな年も有ったが（あれ移行期だったんかな）、今やすっかり野戦部隊。
此れまた毎度ですが、前夜祭から行きました。
いや、設営日なんで。
今年の前夜祭日、設営真っ只中の強雨（時々雷）はかーなーり挫けそうでしたが、以降3日ほぼ晴天（信じられない‼︎）だったので設営頑張って良かったです…。

会場着いて先ず人増えたなと思った。
最終日迄居て流石にコロナ前の入よりは少ないとは思ったけど、21年よりは圧倒的に増えてた。
外国の方も結構居た（21年私はほぼ見かけ無かった）。此れらの事は喜ばしく感じた。
祭の賑わいは素直に嬉しいもの。
只、今は其処に、不安が付き纏うのがやり切れないね。仕方ないけど。

入場がさ、21年の鬼の様な剣幕が随分思い切りも良く緩和したなと。
21年みたいに検温消毒からの、検温済リストバンド各日毎付けると思ったけど無かったな。
入場ゲート（知る人ぞ知るRED GATEも。他にも有るのかな）でアプリ確認、検温消毒荷物検査、リストバンド機械チェック入場の流れ。
荷物検査も毎回毎回地の底迄見る勢いの昨年に比べたら、アッサリしたもんだった。
ポーチ中身見せて、更に背負ってるビニールショルダーを合羽なんですけど…って下ろそうとしたら「アーーハイ大丈夫です」って。21年じゃ有り得なかった。
PCR検査ブースが今年見当たらなかったのはある意味衝撃。なんかあったら救護所へって事にしたのだろう。

22年が緩いんじゃなく、21年が特殊だったのだとは思う。

去年は兎に角その度その度その度…♾モノスゴイ入場鬼のチェックだったから。
今年は人も増えそんなんやってらんないだろうし、普通に危ないし。大分今の世間のイベントも入場チェックのパターン定着して来た感じだから、それと同じにフジも必要な事だけはやって入場って事かなと。

あ、此れは意見‼︎苦情込み‼︎
スマッシュさんに一つ、強くお願いしたい。
会場設置の手指消毒、ジェル⁇ってかベタベタで乾き難くて嫌でした。却って不潔っぽくて拭き直したりでした。
サラッとしたウォータータイプにして下さい…。
日高大将…お願いします。

ステージ行って、アナウンスされたルール。
天候も厳しいし、空いてる所や喋らないなら（だっけ）マスク外してオケ。
でも、ステージ前はマスクしてね。
ステージ前に居てマスクが苦しくなったらステージ離れから外してね。
立ち位置（立ち位置ポイント有り。芝生界隈には無し）に立ち、お互い距離を取ってね。
今年はアルコール可。でも、アルコール水分じゃないから水分はよく摂ってね。

…が、主だったかな。
後何か有ったっけ、椅子出す場所も言ってたな。

歓声については、私の聴く限り許可も禁止もアナウンスは無かった。
（ガイドラインには大声による発声、会話は控えて。と、会話時はマスク着用を。と記載されてはいる）

何というか、
「歓声やコール、極力して欲しくは無いけど、我慢無理だろうからやるなら必ずマスクね。会話はマスク着用＆控え目にってガイドラインにもあるし、Live歓声等も同じな位解るよね？今の世の中で皆んな生きてる訳だからそこ解ってるよね？お願いね」
と言った意図を感じた。
アーティストも「声出せー」みたいな露骨な煽りこそ（私の見た限りな）無かったけど。
少し客にマイク向けたり。控え目？ながら、歓声や一生に歌う事を促す場面もあり、コールに顔向けたり軽く手を上げる反応もしてた。

いやもう「禁止」ではなく「控える」と言う辺りの日本語の絶妙さたるや。
皮肉ではなく、こう言う表現力は凄いと思うんだけど、素直に。

そう言う訳で、歓声等について何かアナウンス有った訳じゃないから、私の勝手な解釈になるけど。
控え目の歓声、なぁ…。
それならば良しとする公演も有るとか無いとか聞くし。大変厳しい部分だが、マスクをするなら…‼︎と言う条件下に於いては苦虫思い切り噛み潰す顔で渋々オケとも私も言える…かもしれない（スゲェ否定を捩じ伏せた言い回し）。

でも、私個人としては、まだコロナの脅威が強くある中、歓声を規制せず何も言わず触れず、客判断に委ねるのは時期尚早な気がすんだよ。
抑も控え目会話とか歓声って、どんな基準やスケールで測れるんデスカーーﾊﾅﾎｼﾞ

そして、客はルール概ね守ってるけど。
やっぱり一部とは言え「ステージ前でマスクしてない人」は居て、更に「マスク無し歓声ヒューヒューラブコールしまくり一緒に歌う」あるあるだったよ。
現実、如何なものなのでしょうな。此の有様は。
此れが如何出るかは、フジ終了2週間の（⁇今10日⁇）感染者発生状況で結果として判断されるのかな。若し上手く（感染者無しか僅かとか）行ったら、今後の様々なイベントの新たな指標になるかもとも思うので、無事経過観察期間を越えて欲しいとは思ってるよ。如何なるかなぁ…。

マスク辛い。わかるよ。
殊にフジロックのあの過酷な環境下でずっとマスクは、死ぬ。無理。
（普通に埃と日焼け止めに役立ちもしたが）
湿度こそ低いが、あの火に掛けたフライパンみたいな灼熱の、転じて時に息詰まる程に叩きつける豪雨の世界で。昼夜の寒暖差も激しいあの世界で。山の様な荷を搬入（＆撤収）し野営をして（宿でもそれなりにきつい。なんせ概ね宿は野営陣より更に会場から遠い）。あの坂を、あの長距離を、時に泥と石ころだらけの足が只管辛くなる地面を。雨天もドピーカンも対応可能な荷と姿で、埃と汗まみれで、衛生観念向こうに置いて、朝から真夜中下手したら夜明け迄、酒も入れたりして駆けずり回る。
そんな中でマスク外さないのは時に生命危機ですよ。寧ろ外して‼︎息して‼︎位。
私、必要以外即マスク外してたもん。苦しいんだもん。
況してやキャンプなんで、搬入設営撤収一切にマスクしてたら倒れたわ。んも、人混みお店入場チェック以外ほぼ外してた（山の空気は美味しいね…）。

つーか、過去は感染対策無かったとは言え、何でそんなに過酷な環境のフジロックに何回も行く訳？って、言われそうだけど。
その過酷な環境境遇込みで、あの場所でしか体感出来ない至高の世界と音楽があるから。
だから行く。其れに尽きる。
行った人しかきっとわからんわ（但し、最高か最悪かは意見が別れる所よね❤︎）。

あとね、不可抗力も込み、あれだけマスク外して喋らない訳無いのよ。黙ってる方が無理。
仲間内や家族内とかなら、もうマスク無し当然位にならざるを得ない。

に、してもな。
マスクを絶対‼︎しなければならない場面はあるので。

諸注意ぶっちぎって、ステージ前でマスク外して大声ウェイウェイはなぁと。
それなんだけどな、と。
マスク外すならステージから離れてやってって、此方はルール説明確りされてんだけど？
音楽しか聴こえぬ大変素敵なお耳をお持ちで⁇
ってまあ、予想してはいた姿だけどさー。
私必要箇所は勿論、Liveは必ずマスクしたけど。マスク外しウェイウェイ人種のお陰で、恐ろしくて寧ろマスク絶対外せなんだし、ひと声も上げなかった。上げたくも無かった。
周りとも喋らなかった（喋る相手も居なかったが）。唯一注意（後述）ん時だけだ。
「め組のひと」なんか私、目深帽子眼鏡マスクの不審者風体で、口パク熱唱汗だくバカ踊りキメポーズ「めッ‼︎（口パク＆裏ピース）」の巻よ。どんな奇っ怪な絵面よ。真夏の怪談か俺は。
それでも楽しかったけれど。

セキュリティーにマスク注意は確りして欲しかった。此れはつくづく思った。だけど、何せLive携帯撮影の注意も余程露骨以外無視？な勢いだったからなー無理かねー（セキュリティ、とは…）。

立ち位置もさ、流石に押しとか露骨に詰めて来る人は居なかったけど。
大体の人は立ち位置に居たけど。あんま意識してない感じの人も居ましたね。
21年はそりゃもうビシって位立ち位置守ってた様な記憶なんですけど…。

此処迄顧みただけで、22年、何と落魄れた世界に…と思われるかも知れないが。

繰り返しになるけど、21年が特殊だったのよ。今よりとても厳しい状況での開催で。
客も事前にコロナ検査キット送付されて。本気で来るなら検査して潔白（非感染）証明して来いやワレ位厳重だったから。
只でさえ会場も山奥、環境も厳しいフジロック。21年なんぞ更に厳しい参加条件なども相俟って、其れ迄以上に、余程観たい物が有るとかフェスLOVE行きたい‼︎って人しか行かなかったんじゃないか。
因みに俺、21年は両方の意味で参加だったが（フジのヒラサワ（も）最高だった…）。
現場も客数減らして（1/3以下だっけ？）。ノンアルや入場チェックの様子一つ取ってもピリピリは有ったし。21年の恐らく先述の如しの客は、条件や現場の空気から、極端な言い方だが、違反や感染したら己も世間からもどんな目に遭うかわからない位の危機意識と故の覚悟で、却って確りルールを理解し守れていたのでは？等と。

転じて今年。
私一回だけ他の人に注意したんだよ。
開演待ちで、結構前方立ち位置で待機してたら。私の右前方の、位置と位置の間に入って来た人が居て。

見た目判断御容赦だけど、普通の感じの、帽子かぶってタオル巻いてTシャツGパンのお若い女性。
明らかに位置無視だから、肩叩いて。其処は立ち位置じゃないですよ。って言ったの。
そしたら「え？何ですか？え？此の印に立つんですか」って。

アナウンスは有っても、わからない気付かない知らない人って居るんだなと、この時知った。
（ガン無視もあるけどな）

そうだよなぁ、此処来てる人全員が今のLive仕様知ってる訳じゃ無いし。
変な話、いちアーティストの公演なら、そのアーティストを観る事に集中する訳だけど。
フェスって好きなアーティストじゃ無くても、何となくーとか、通りすがりに観れるし。
もっと言うと、別に音楽なんて如何でもよくて、祭の世界でお酒でも飲んでたら幸せって人もいるし。

更に、何のフェス何のアーティストのLiveにしたって、常に初めての人も百戦錬磨の人も居て。
更に更に、会場ルール、コロナの理解解釈となると一人一人違う訳で。
絶対駄目な事は有るけど、グレーというか微妙なルールもあり。

そんな状況で、フジ（その他）なんつー何万人も集うフェス。統制取るなんて至難なのは想像だけでも明らか。
だからって、もうルール違反は仕方ないしー等と言ってる訳では無い。
一般的マナーは勿論、今は特に感染対策として、皆が安全に過ごし生きる為の最低条件が、ガイドラインやルールのアナウンスとして提示される訳で。
そこに基づいて各々行動するのが我々客で。
何万人も居りゃ、きちんとルール守っている人も、ルール意識が緩んでる人も居る訳で。
そんな中でいちいち、わーあの人あんな事してる。とか、気にしてる場合じゃ無いって言うか…（明らかなルール違反は注意し合う事は必要‼︎）。
何て言うかな。
誰が、何が、主催が、世間が、じゃなくて。
自分は如何なのか、自分は今大丈夫か、如何動くのか、と。
結局は「自分が」考え、己に問いその都度答えを出して、工夫して楽しんで行くしか無いんだよなと。
（念の為言っとくけど、自分一人が良けりゃいいって話と違うからね‼︎）

こんだけグダグダ書いといて当たり前な事しか言えてないけど、ほんとそれだもんー。

危険に近寄らず避ける事も大切（寄らない行かない避ける身を引く）。
危険は何処にもある。だから考えて、現場で楽しむ事も大切（気をつけて行き、気をつけて〈現場で↑（）内を行う等〉過ごす）。
その采配は自分で判断して振るしか無いんだよなぁって。
もう誰もが、何処に行こうと行かなかろうと、感染する可能性はあるんだもんな。

とまあ、今の世界で開催された「いつものフジロック」なフジの全体的感想を、文脈無視で止めどなく文章に綴りましたが。
何言ってるかよくわからなくなってきたので、まだ思う事は有るし言葉も足らない気もしますが此れ位にしときます…。

（観た景色やアーティストの話とか、準備してきて此れが良かったとかも超話したいけどマジで終わらんので…）

これだけ広がってしまったコロナ禍。
以前の世界は未だ遠く。
楽しみ一つに膨大な不安は付き纏うし。
つくづく嫌になるけど、怒り嘆いても。
残念、此れが現実今の世界なので。
私達此処に居て楽しむしか無いじゃんねー。

各々、罹らない為の弛まぬ努力と、罹ったら治す努力をして生きるしか無いよ。