020. バーブーダ島の日常(アンティグア・バーブーダ国 2011-2012)
今日はカリブ島嶼国のひとつ、アンティグア・バーブーダ国のバーブーダ島の日常を少しばかりお伝えしたい。
アンティグア・バーブーダ国は面積440平方キロメートル(種子島とほぼ同じ)で人口9.4万人(2022年世界銀行調べ)の小さなカリブ海島嶼国のひとつである。妹島にあたるバーブーダ島は海産物、特にロブスターの産出量が多く、小ぶりながら美味しいと評判だが、先進国輸出用の適切な加工をする施設がなかったため、JICA・相手国水産局をクライアントとして、私の前職:コーエイリサーチ&コンサルティングにて2008年から調査、設計、監理した「バーブーダ島零細漁業施設が2011年7月に竣工した。
上記の絵は出勤途上に見かけるご家族の洗濯物干し。2つを一つの洗濯ばさみで束ねていき、とても美しい。これと同じ光景は先月三千院にお参りした参道で見かけた。
南国はマンゴなどの果物が自然にできて魚も豊富なため、仕事がなくても一応は食べていける。よって生活リズムはとてもゆったりとしている。
1,600人しか住んでいないため、生活物資は母島であるアンティーグア島から1週間に1度、村長の船で運ばれる。新鮮な野菜や肉は木曜日に八百屋さんに朝早くいかなければ直ぐ品切れになる。魚は近くに住む漁師さんに頼んでおけば、2,3日たてば全く別のものが入手できることが多い。「アンコウが手に入ったよ!」と言われたときは、皆で鍋にしてその美味さに涙を流した。
レストランはあるようでないw。イラク人が経営するお持ち帰りピザやさんといくつかの弁当屋さん。ジャマイカ人の作るランチボックス、ピリ辛鶏モモ肉煮込みがおいしく、よく購入して頬張った。
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