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「あなたに捧げるForget-me-not」セルフライナーノーツ

 こんにちは! Aquasnowです! 今回は先日YouTubeにアップロードした「あなたに捧げるForget-me-not」のセルフライナーノーツを書いていきたいと思います! それではどうぞ!


切ないエレクトロポップを作りたくて

 この曲は、専門学校時代の5年半前ぐらいに書いた曲で、その時聴いたとある曲からインスピレーションを受け、さらに、専門学校時代の同級生がDTM講義の期末テストの発表会でこのような楽曲を発表していて、負けるもんか!と書き始めた曲です。
 切ないエレクトロポップにすることは、レファレンス曲からも決めていて、書いていったら切なく流麗なメロディが出来上がりました。
 そこに乗るのは、シンセベースとシンセドラム・シンセサイザーの強いビートを基礎とした、ピアノやストリングス、シンセベルが絡む美しいエレクトロポップサウンドです。2番後間奏でリリースカットピアノが出てくるのもいい味となっています。

 本来なら昨年アップロードする予定だったこの楽曲ですが、例の手腕のトラブルで制作できず、ようやくこのタイミングでアレンジも完成でき、アップできた作品です。

ストーリー性のある切ない歌詞

 作曲したときに「あなたに捧げるForget-me-not」というタイトルは決めましたが、歌詞を執筆する際にテーマはどうしようか、と悩んだ記憶があります。そんなとき、"Forget-me-not"=勿忘草の花言葉を調べたところ、「私を忘れないで」というものがありました。そこからお別れの曲にすることを決めました。
 そして、この曲で核になる設定である、「彼がヨーロッパに留学に行きたくて最終的に旅立つ」という設定を思いついたとき、歌詞がするっと書けていきました。「留学に旅立つ彼に、彼女が勿忘草を贈る」、そんなストーリー性のある歌詞になったと思います。それがゆえに、アップテンポの曲にもかかわらず、ここまでの今年の新曲の中で演奏時間が一番長い曲となりました笑

 ストーリー性のある歌詞、そして、美しいメロディがある中にもスピード感と切なさが同居するサウンドを、どうぞ最後までごゆるりとお楽しみください。

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