人生で学ぶもの

私はが20〜30代の頃、
仕事が好きだった。楽しかった。
だからこそ心に誓っていたことがあった。
それは
「誰かに名前を読んでもらって、頼まれたことは絶対それ以上の結果を出したい」
というものだった。

今思うと、
なんて独りよがりな、なんて傲慢な、なんて危険な考え方だったんだろうとわかる。

必然的に自分に負荷をかけることが得意になる。
自分が足りない、
自分がやらなければ
挙げ句の果てには
名前をあげてくれた人の顔が立たない

と自分がどんどん削れていっていた。
でも当時の私はそれさえも厭わず、
気がつかないふりをして
そこにしがみついて、
握りしめていたんだと思う。

私がどうしてこんな風になったのかをふと最近思い返してみていた。

少し話を星の方に振ると、
私は太陽双子座。
よく、双子座は、
コミュニケーション力が高い、とか、サバサバしているとか
エアリーな印象が良く書いてあるのだけれど、

実は私は幼少期から高校生くらいまで
人間関係で悩むことが長かった。
思うように人と距離を縮められないのだ。
自分では意地悪をした覚えもないし、誰かを傷つけようとした記憶もない。
普通に仲良くしたい相手と仲良くしていたかっただけなのだけど、
うまく周りに馴染めないことがよくあった。

今思うとその経験があったからこそ、
20年も接客業をやってこれたり
どんなクライアントとともコミュニケーションをとるディレクター業
にトライできていたんだと思うんだけど。

だから
双子座の表すものを学ぶ人生。
＝最初は持たされていない物

ということなんだと腑におちた。
そしてこれはきっと死ぬまで私が持たされている課題。
てことはまだまだ学ぶべきことがあるんだろうな。
でも幼少期よりも、
ずっと自分と会話しながら学べる様になって来ているのは救い。

頑張りすぎず、
ありのままに学びを受け入れていきましょうか。