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🦈4.しながわ水族館(東京都)

水族館レビュー4本目。よろしくお願いします。

2022年9月14日に訪問。インスタ→    
簡単な自己紹介と訪問済み水族館リストは↓
https://note.com/aquarium_jugong/n/n2ebf6eff647d

京浜急行「大森海岸駅」から徒歩8分。
23区の公園内にある水族館。

左・しながわ水族館、右・マクセル アクアパーク品川。

「品川の水族館」と言われて多くの人がイメージするのはどっちなんだろう?

SNSを見ていると、同世代のキラキラ大学生が「品川の水族館行ってきた♡」っておしゃれな写真を載せているのはだいたい右の「マクセル アクアパーク品川」な気がする(偏見)

実際、アクアパークには遊園地みたいなアトラクションもあるし、魚と水族館にそれほど興味が無い人でも楽しめる。あと写真映えするし、イルカショーのクオリティもすごいし、、

ただ今回自分が訪れたのはもうひとつの「しながわ水族館」の方。こっちもすごい良いとこだったよ、ってことを伝えたい。

世界で一番わくわくする案内標識。
入園料は1350円

なんとこのしながわ水族館は館内の展示のテーマが28個もある。わくわくしちゃうね!

大きい展示もあれば小さい展示もあるけど、これならすぐ見終わっちゃうかも、、って心配は無い。たのしみ。


1F 海面フロア

まずは「東京湾に注ぐ川」エリア!
目を引くのは通路のど真ん中にあるでっかいミズナラの木。こういういかにも「自然」っていうオブジェ、いいですよね。どんどん置いてほしい。

9月とはいえまだまだ暑い外の世界。館内に入ると、ひんやりした空気と涼しげな川のせせらぎの音が迎えてくれる。
水族館に入るときほど幸せな瞬間はなかなか無い。

最近やっとイワナとヤマメを見分けられるようになった

川魚特有の美しい模様は見る度に毎回きれいだなーって思う。塩焼きにしたい。

「東京湾の干潟と荒磯」「潮の満ち干と生物」エリアアミメハギちゃん(上の写真右上)がちっちゃくてかわいい。

なんかおる

「品川と海」エリアは都市化が進む現在の品川の海岸地域がジオラマで再現されている。個人的にけっこう好きな水槽。

一回外に出るとペンギンやアザラシと会える。かわいい

とくに「アザラシ館」には水量240トンの大きなトンネル水槽があって、3頭のゴマフアザラシちゃんがビュンビュン泳いでるとこを間近で眺めることができます。ちなみにアザラシのトンネル水槽はここが日本初らしい!


ほんとうはここでもっとアザラシ撮りたかったけどカップルが背後からイチャイチャしながら接近してきたので逃げました。泣く

館内に戻るとマイワシの群れが印象的な水槽や、後に紹介するトンネル水槽を真上から眺めることができる「大海原へのいざない」エリアがある。

謎の魚


で、順路に沿って進んでいくと、なんかニョキニョキ生えてる謎の魚がいた。

にょきにょき


え、かわいい

初めて見たこの子は「コンビクトブレニー」というらしい。
名前の由来は「囚人模様をしたギンポ」から。まあたしかに囚人服みたいな模様って言われればそう見えるかも。

まだまだ生態はよくわかってないらしくて、「成長すると海底に穴を掘って一切出てこなくなる」とか、「成長したコンビクトブレニーは遊泳してエサを食べてきた幼魚のフンを食べて暮らしている」という説もあるらしい。うーん謎。

他の人たちが「なにこいつきもーい!!」って通り過ぎる中、僕はこいつに釘付けでした。
今回いちばんの収穫はこの魚を知れたことかもしれない。推せる。

B1 海底フロア

全長22mのトンネル水槽!

コンビクトブレニーを心ゆくまで堪能し、続いて先程「大海原へのいざない」エリアから覗くことのできたトンネル水槽の内部へ。でか!

頭上を2頭のアオウミガメがゆったりと泳いでいるこのエリアはとても癒される空間。しながわ水族館の見どころはこことアザラシ館の2つのトンネル水槽なんじゃないかな、と個人的に思いました。

トンネルを抜けた後にはクラゲたちがぷかぷか泳ぐ展示エリアがある。ここで記念写真が撮れるよ

ホンソメワケベラとサザナミフグちゃん。
カワウソもいる。かわいすぎ!!!!!!

ここまで色々な展示があったけど全体的に生き物の種類が豊富で、世界中のいろいろな地域の魚たちを見ることができてとてもよかった!

水族館のスタメンことペンギン、アザラシ、イルカ、カワウソたちもいるし、これなら多くの人が楽しめるんじゃないかなって印象を受けました。

全身出ちゃったチンアナゴもいてわろた

最後の展示

そして28個の展示の最後を締めくくるのは、、

シロワニ!!!!!!!

一番最後にでかいサメ×2匹をぶつけてくるストロングスタイル。嫌いじゃない!!

飾り気のない水槽内をゆっくりと回遊するシロワニは迫力がすごい。とくにしながわ水族館のシロワニ水槽は他の水族館と比べると小さいのもあって、余計にサメが大きく見える。最後の最後の展示まで飽きない、そんな水族館だった。

総評

しながわ水族館の強みは色々なテーマ・色々な魚の展示を見ることができることだろうか。入館料も他の同規模の水族館より少し安いような気もする。

2つのトンネル水槽は必見だし、最後には大好きなでかいサメもいたしかなり満足できました。自分は見られなかったけどイルカショーもかなり人気らしい。

ただ、どうしても品川のもう片方の水族館・アクアパーク品川と比べると堅実というか、全体的なキラキラ感は少し弱いかなという感じ。そこは各人の好みの問題もあると思うけど。
個人的には家族で行くならしながわ水族館、カップルで行くならアクアパーク品川ってイメージかな。実際アクアパーク品川行った時は客の8割がカップルだったし、、

ともあれ珍しい魚もいっぱい見れたし楽しかった!コンビクトブレニー、これからも推していきたい。

しながわ水族館 https://www.aquarium.gr.jp/

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