ぬいぐるみさえ無ければミニマリストになれたのに
自分は全然ミニマリストじゃありませんでした。
ミニマリストっていうのは必要最小限の物だけで生活してる人のことであって
収納の半分がぬいぐるみで埋まっているような人はミニマリストとは呼べないだろう。
必要最低限のものだけで生活したいと願い、服や生活用品を常に減らし続けてきた自分にも決して捨てられない物があった。
それはぬいぐるみ。
ぬいぐるみってただの布と綿の集合体じゃないんだ。クッションと違って「ある」じゃなくて「いる」。そこに存在している。
目鼻や口がつけられ親しみのある動物やキャラクターの姿をしているから、そう感じるのかもしれない。
ぬいぐるみがいると賑やかになる。でもぬいぐるみはこちらに語りかけたり、意見を求めてきたりしない。たたそこで見守ってくれる。これがどれだけありがたいことか。
作業に没頭したり、部屋でリラックスしたり、穏やかに眠りたい時、他人がそばにいるとマジ集中できねえ。なんかいろいろ言ってくるし。けど無視するわけいかんし。
でもぬいぐるみは違う。ただそこにいて、寄り添ってくれるのだ。
そんな存在が、他にいるだろうか?
私はどれだけ物を減らしても、ぬいぐるみだけは常に側に置くだろう。
一生ミニマリストになれなくてもいい。
NUIGURUMI LOVE FOREVER…
(終)
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