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ドライ式ろ過用スプリンクラーDIYマニュアル

Aquaponics Design Labの大竹です。
水産養殖と野菜の水耕栽培を組み合わせたアクアポニックスという技術を日本で社会実装するために活動しています。アクアポニックスを知りたい方向けにブログやYouTubeチャンネル「アクアポニックス大学」も運営しています。
詳しくはWebサイトご覧いただければ幸いです。
https://www.aquaponics-design-lab.com/
 
このドキュメントでは、アクアリウムや養殖で用いられるドライろ過槽を効率的に使用するためのスプリンクラーの使い方を紹介します。


【ドライろ過(散水式)とは】


〇ドライろ過(散水式)とは、ろ材を空気にさらした状態で設置し、循環水を生物ろ過槽の上方から底面へと散水する仕組みです。空気中の酸素が常に補給されるため、硝化能力が高いのが特徴です。しかしながら水を空気中に落とすと循環水の通り道ができて通水されないろ材が発生します。ろ過槽内にまんべんなく散水する必要があり、それを怠ると硝化能力が低下してしまいます。
 
今回紹介するドライろ過用スプリンクラーはドライろ過の弱点を補うためのツールになります。
 
【必要材料、工具一覧】
 

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