私が学んで良かったこと。

ブログを始めてみたけれど、何を書くか迷っているところにこのハッシュタグを見つけました。

私は今24歳です。
今から3年ほど前のことです。
私は当時、2ヶ月ほどと短い間ですがショートステイで働きました。
持病により体調不良が続いて辞めてしまいましたが、働きがいがありました。

それから1年ほどたった時のこと。
母方の祖父はひとり暮らしをしていて、毎日母が様子を見に行ったり、買い物を手伝っているのですが、
その日は様子がいつもと違いました。

祖父は週1でデイサービスに通っていました。
いつもならデイサービスから楽しそうに帰ってくるのですが、
その日はなぜか機嫌が悪く、母の手伝おうとする手を拒むのです。
疲れているのかなと思い、その日はそっとしておきました。
翌日、様子を見に行くと、ベットで服を脱いだ状態で布団を被って寝ていたのです。季節は冬でした。

明らかにおかしいと思い、近くのかかりつけに母と一緒に連れていきました。

診察結果は、肺炎と認知機能の低下でした。

入院の必要は無いとはいえ、1人にする訳にはいきませんでした。

母と私と弟の3人で住んでいる家に祖父を連れてきました。

祖父は軽度の認知症と同じような状態でした。

トイレも、熱があって歩かせるのは危ないのでオムツをしてもらい、
食事も誤飲しないようにとろみをつけたりしました。
そして、「家に帰る」と目を離した隙に外に出ようとしたりもしました。

最初は母が祖父の世話をしていたのですが、
実の娘だからか、祖父が頑固になって世話を拒否するのです。
母は困り果てていました。
私は恐る恐る祖父に声を掛けてみました。
祖父は私の話しかけた事には頷いて、やらせてくれるようでした。
これはいける!と思いました。

そこから、私の2ヶ月のショートステイの勤務経験が生きてきたのです!

オムツ交換や清拭、食事の介助にアドバイスをしたり、
母が祖父に拒否された場合は、オムツ交換や清拭、食事介助、祖父への状況の説明、
それらを私がやっていました。
孫だからというのもあって、祖父は世話をされる事にあまり抵抗無かったのかもしれません。
実の親子だと、頑固になって言い合いになってしまったりもします。

認知症のお年寄りの介助は工夫が必要です。
話しかけ方や、なだめ方、表情の変化…。

少しの間でしたが、ショートステイで働いた経験は無駄じゃなかったと感じた経験でした。

もし、持病の体調不良が無かったら学び直したい介護の技術です。

#私の学び直し

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