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オートフォーカスレンズの検品
オートフォーカス(AF)レンズとは、自動でピントと、絞りの調整をしてくれるレンズのことです。
AFだけでしか使えないレンズもあれば、AFとMFで切り替えられるレンズもあります。
下のレンズの場合は、Aに合わせるとオートフォーカス、Mはマニュアルで撮影可能です。
![](https://assets.st-note.com/img/1642808762109-1biQXkbZxJ.jpg?width=800)
検品手順
オートフォーカスの確認
AFが動かないとお話にならないので、対応するカメラボディに取り付けて動作を確認します。
近くの被写体にピントが合うか、遠くの被写体にピントが合うか確認してください。
フォーカスが動かなかったり、いつまでもピントが合わないものはNGです。
また、ピントは合わせる対象がないとあわないので、例えば白い壁などにレンズを向けているといつまでもフォーカスは迷ったままです。
よくある症状
ピント合わせに時間がかかる。
いつまでもピントが合わない。
うんともすんとも言わない。
![](https://assets.st-note.com/img/1642747146472-SfQl3Zx7K2.jpg?width=800)
光学系のチェック
AFのチェックの後、レンズの状態を確認します。
絞り羽根は指だと開けづらいものが多いので竹串等でひらきっぱにしつつ、ライトに透かして確認してください。
よくある症状
チリ、カビ、クモリ、キズ
カビ跡 、コーティング荒れ、よごれ、欠け
レンズの光学系コンディション
![](https://assets.st-note.com/img/1642723253330-kxKni34MW3.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1642723315530-vNEwQqastp.jpg?width=800)
絞り羽根のチェック
絞り羽根に汚れないかチェックします。
また、絞り連動レバーをはじいて、絞り羽根が問題なく動作しているか確認します。
![](https://assets.st-note.com/img/1642723253005-FAQmMP1UO2.jpg?width=800)
マニュアルレンズと違ってまだ年代はたっていないものが多いので、カビ以外の欠陥があるものは少ないはずです。
しかし、ほとんどの場合は分解清掃できないので、状態の良いものを選んで購入してください。
オートフォーカスレンズの検品方法は以上です。
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