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Nikon Ai Niikor 85mm F/2の分解
以前同じ画角で、Ai-sの分解をしました。
その際は、「分解簡単ですよ♪」と紹介したのですが、今回Aiの85mm F/2はかなり難しいです。
ほとんど同じ見た目なのに、こんなに違うの!!と驚くかもしれません。
参照: Nikon Ai-s Nikkor 85mm F/2の分解
後玉分解
後玉は直接レンズにカニ目を当てて回します。
カバーなどを取る必要はありません。
![](https://assets.st-note.com/img/1651066695418-TOES6CAa8t.jpg?width=800)
レンズ内側のカニ目をカニ目レンチで回せば、絞り羽根まで一式はずれます。
![](https://assets.st-note.com/img/1651066695333-Sz50T930tx.jpg?width=800)
更に分解してみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1651066718673-m3mUqpXc0r.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1651066718741-RVe9JHZNff.jpg?width=800)
レフォーカスリングがスカったり(軽すぎたり)することも多いです。
その時は、マウント部の隙間からチラッと見えるヘリコイド部分にグリスを入れて下さい。
![](https://assets.st-note.com/img/1651066695414-VS36SzKw7y.jpg?width=800)
前玉分解
前玉の分解は少し複雑です。とりあえず思いつきそうな順で分解してみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1651067022982-req1AahUQe.jpg?width=800)
銘板をゴムオープナーで回して外します。
![](https://assets.st-note.com/img/1651065594507-hg75rzat1K.jpg?width=800)
銘板は外れましたがこれ以上の分解ができません。
ニコンレンズのお約束として側面にありそうなイモネジも見当たりません。
![](https://assets.st-note.com/img/1651066405814-WS5wpWx5DR.jpg?width=800)
カニ目を回しても傷つくだけです。
![](https://assets.st-note.com/img/1651066611693-jdNVCCJtyS.jpg?width=800)
前玉分解続き
真正面から挑んでも、前玉の分解はできません。
少しコツがいりますが、ヘリコイドを抜いたり、マウント部外したりというような複雑な工程はありません。
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