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Nikon Nikomat FT2の分解
ニコマートFTNとほとんど形も変わらず、名前からしてもどちらが先輩か後輩かわかりづらいですが、ニコマートFT2の方が後輩です。
参照: Nikon Nikomat FTNの分解
ASA感度の変え方
ニコマート全般特殊な使用法が多いんですが、中でもこれまた変わった仕様になってます。
ASA感度の設定がマウント周りについているってこと自体独特なのですが、単純にダイヤルを回そうとしても動きません。
ASA感度にはロックがかかっていて、シャッタスピードレバーの先にあるレバーを倒さないと変更できません。
![](https://assets.st-note.com/img/1661045226730-bZYXZryzYL.jpg?width=800)
トップカバーの分解
分解方法としては、ニコマートFTNとほとんど同じですが、少し簡単になってます。
巻き上げレバーの分解
カバーを外します。正ネジです。
![](https://assets.st-note.com/img/1661045739988-GHSnNTi7zF.jpg?width=800)
カニ目のある金属リングをペンチで外します。
![](https://assets.st-note.com/img/1661045785103-CdwpuyHe1J.jpg?width=800)
金属板→レバーと外します。
![](https://assets.st-note.com/img/1661045876634-jpGlIn2gYl.jpg?width=800)
巻き戻しクランクの分解
フィルム室内の二股を固定しつつ巻き戻しクランクを外します。
![](https://assets.st-note.com/img/1661046007009-6KL41SGwQ9.jpg?width=800)
クランク下の金属パーツを外します。
![](https://assets.st-note.com/img/1661046166045-afM6SIX3SG.jpg?width=800)
丸ペンチでカニ目を回して金属リングを外します。
![](https://assets.st-note.com/img/1661046224625-zHFluw36e0.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1661046368204-RGnwTgm9tk.jpg?width=800)
ニコンのガチャガチャ分解
ネームプレートを押えているネジを2本外します。
![](https://assets.st-note.com/img/1661046513783-zh1bv3Jcaj.jpg?width=800)
ネームプレートの下には、円柱のパーツがあるので見失わないように注意して下さい。
いわゆる”ニコンのガチャガチャ”をつかさどっているパーツは外さなくて良いです。
![](https://assets.st-note.com/img/1661046513504-1WZWFAUQSO.jpg?width=800)
側面のネジを2本外します。
![](https://assets.st-note.com/img/1661046669360-neHjM0gpWI.jpg?width=800)
分解に必要なパーツはすべて外したので、トップカバーを上に引き抜きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1661046708297-HkUYEsSQMS.jpg?width=800)
プリズムの取り外し
基板?を押さえている中央のネジを取ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1661046865865-CJvikCCzx9.jpg?width=800)
その下の配線を全てプリズムに引っ掛からないように介錯します。
![](https://assets.st-note.com/img/1661046994902-cYIYnmDM8j.jpg?width=800)
プリズムの左右の押えを外し、プリズムをハチマキ状に押さえている金属板を外します。
プリズムを上に引き抜くことが出来ます。
![](https://assets.st-note.com/img/1661047017019-ZdnKVr2Lgs.jpg?width=800)
スクリーン内部の清掃
プリズム下のスクリーンが分解できます。
露出計に引っ掛からないように横から抜いていく感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1661046738370-wSWYSm63sR.jpg?width=800)
以上ニコンニコマートFT2の分解でした。
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