Pentax SMC Macro Takumar 100mm F/4の分解
ペンタックス 100mm F/4は、タクマー時代からKマウントに変更以降も何代か続きますが、歴代クモリが多いです。
分解してみると、前後とも貼り合わせレンズが使われていて、そりゃクモルよねって気がします。
フードは、専用と105㎜ F/2.8、120mmF2.8と共用で使えるものがあります。
共用フードは一回り小さく逆向きにはめての収納ができないので、なるべく専用フードを揃えたいところです。
前玉分解
銘板を回して外します。
ネジがたくさん見えますが、外さなくて良いです。
外側のカニ目を回して下さい。
カニ目レンチの平たい方だとひっかかるので、尖がってるほうで回します。
前玉一式外れて、絞り羽根まで到達します。
前後両側から分解できますが、清掃だけなら後方を外して、前側は付けたままにした方が楽です。
一枚目が貼り合わせレンズになっていて、いわゆるクモリの元凶です。
分厚いので、斜めに入り易いです。
レンズを入れた後、レンズサッカーで回して回転するならOKです。回らなければ斜めってます。
後玉分解
後玉は貼り合わせレンズが一枚あるだけです。(これまたクモリの元凶)
なので、前側外せば清掃できるので、特殊な事情以外は分解の必要はないです。
カニ目が三つくらい見えますが、一番内側のカニ目を回します。
かなり奥に引っ込んでいるので、カニ目レンチを使うより、ペンチなんかで外すのが良いです。
レンズサッカーで上に抜きます・・・
では抜けません。
キッチリはまっているので、前から押し込んでやらないとはずれません。
レンズ上下見失わないようにご注意を。
Pentax SMC Macro Takumar 100mm F/4の分解は以上です。