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Minolta Hi-Matic Eの分解

ミノルタハイマチックは20年以上続くシリーズで、沢山の機種があります。
HI-MATIC E以前のHi-matic 7とかまでは少しごっついんで、ようやくスタイリッシュで現在的な面構えなったっていう感じです。
翌年、更にコンパクトになったHi-Matic Fが発売されていて、レンジファインダーとしては最終機種です。
機能としては、絞りやシャッター速度の設定はオートだけでマニュアル操作はできません。
*背面にAuto/Manualってレバーがありますが露出とは別物

電池は本来NR52(NH-N)という水銀電池を使います。
今は販売されていないので、スペーサーを買うか、自作する必要ありです。
参照: ヤシカエレクトロ35 GXの分解

レンズ分解

カニ目にひっかけて銘板周りのリングを回して下さい。

銘板は元挙げるだけで外せます。

レンズを外すと絞り羽根まで到達します。

絞り羽根を捕まえて、内側のレンズ面も清掃できます。

トップカバー分解

丸ペンチでカバーの凹みを掴んで回します。

レバーもろもろ上に抜いていきます。

フィルム室内の二股を固定しつつ、巻き戻しクランクを左へ回します

クランク下のネジ、背面のネジを外します。

分解に必要なパーツはすべて外したので、トップカバーを上に引き抜きます。

レリーズボタンは分離するので中の棒を落っことさないように。

ファインダー清掃

金属板を剥がすと内部が清掃できます。

おまけ Hi-Maticシリーズその後

Minolta Hi-Matic S

初のフラッシュ内臓モデルだと思う。

Minolta Hi-Matic AF

ついに、AF機登場
以降は細かい機能違いのシリーズ

Himatic AF-D
Himatic AF-D

Dとは、デート機能のこと、日付が入れられます。

Himatic AF-2
Himatic AF-2
Himatic AF-2 MD
Minolta hi-matic s2

S2は、AF機と同世代ながらピントはマニュアルです。
山とか人とかのマークが書いてあるゾーンフォーカスっていう形式です。

Minolta Hi-Matic Eの分解は以上です。

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