Pentax Auto Takumar 55mm F/1.8 後期型 プリセット絞りなし
オートタクマーの後期型を分解していきます。
プリセット絞りがあるオートタクマーと違って、銘板こそはAuto‐Takumarとなっていますが、作りはスーパータクマーです。
というか、スーパータクマー55mm F/1.8(初期型)との違いは銘板だけです。
前玉分解
銘板を回すとレンズフィルターごと外れます。
前玉一枚目の押えを外します。
レンズ内側を止めているリングを外します。
カニ目レンチで緩めた後、竹串等で回すのが傷つけなくて安全です。
押えリングを外すとレンズの内と外で分離できます。
内側のレンズはさらに上下で分解ができます。
後玉分解
後玉は、カニ目を回せば分解できます。
金のリングは焦点の微調整をしているので、元の位置に忘れずに戻してください。
組み立て
内側と外側を組む際は、絞りの金具とピンを溝に入れるように組みます。
両方の位置があっていると深くかみ合います。
絞り羽根を全開の状態ではめ込むことになるので、絞り値はF/1.8にして組み込むとすんなり入ります。
後ろ側から確認しつつ、正規の場所へ入るように戻してください。
ペンタックス Auto-Takumar 55mm F/1.8の分解方法は以上です。
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