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男性と接するのがニガテ②

前回の記事に続き、なぜ男性と接するのが苦手になったのか、の後半です。

いじり・からかい


私は学生時代も、そして社会人になってからも、どこのコミュニティへ行っても「いじられキャラ」でした。
優しそうな、怒らなさそうな、弱そうな性格がそうさせたのかもしれません。

イジリも全てが悪なのではなくて、時と場合によっては"美味しい"ときもあります。

だだやはり限度というものがあり、どこのコミュニティでも"超えて欲しくない一線"を越えられてしまい、不快な思いをたくさんしてきました。

さらに厄介なのが、不快な思いをしたところで「それくらいで怒るなよ」「男のくせに器が小さい」などと言った言葉を浴びせられることです。
まるで怒った側が悪いかのように。

いじりやからかいは、一つ一つの受ける傷は小さいのかもしれません。
なので、その一つだけを見ると「その程度で」と思われやすい(自分でも思いやすい)ため、「嫌だった」と言いづらい面があります。

また、そもそも傷ついたことにその場では気づかなかったりすることもあります。
その場では笑ってやり過ごしたけど、遅れて怒りの感情が湧いてくることは何度も何度もありました。
でも、その時にはもう相手は目の前にはいないし、後から「この前言われたことが嫌だった」とも言えず、結局1人で抱え込むしかなかったのです。

男子のノリが苦手


いじり・からかいにも通ずる部分がありますが、男子特有のノリが苦手でした。
同調圧力、体育会系なノリ、マウンティング。こういった類のものです。

発言力の強い者がそのコミュニティを支配して、自分達とは異質な者のことは見下したり、笑いものにしたり、排除したりする。
自分より立場の弱い相手に対しては、自分の方が強いことを誇示する。
こういったものがとにかく苦手でした。

しかし私は、学生時代も、大人になってからの趣味のコミュニティ(今はもう離れてるけど)でも、ノリが悪い奴と思われるのも嫌だったし、マイノリティになる勇気もありませんでした。

だから、その場の空気になるべく合わせるようにしていたし、その場の空気に違和感を持っても「自分の考えがおかしいのかな?」「自分が合わせないといけないよね」と思い、苦手な空気があっても我慢していました、

今思えばムリをしてそのノリに付いていってたんだな、と思います。


元々すごく人見知りで、(この人なら大丈夫だろう!という人を除いて)相手に対して恐怖心や警戒心、敵対心を抱きやすいタイプなのですが、男性に対しては特にその傾向が顕著です。



以上が、私が男性と接するのが苦手になった主な要因です。

最後に補足ですが、
もちろん男性と言ってもいろんな方がいるし、心の性別・身体の性別どちらか一方だけが男性の方もいらっしゃるので、一概には言うことはできません。

男性の要素が1ミリでもあれば苦手、というわけではありませんし、最終的に誰が苦手で、誰がそうじゃないかは個人個人によって違ってくるのですが、
概ね「私が(私の主観で)男性的だと感じる方は苦手な傾向にある」と読み取っていただければ幸いです。

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