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アルジェントソーマ感想(22話)

・アルジェントソーマ Phase:22「真実と破滅と」

真実を知り、深い絶望に心を閉ざしたフランク。そして国連軍はフューネラルの解体を決定する。だがその頃、地球への進路を取る全長8000キロに及ぶ超巨大なエイリアンが発見される。通常兵器での防御力をはるかに超えた存在に対し、残された手段は…。

バンダイチャンネルのあらすじより

前回に引き続き怒涛の伏線回収が続く回。

大量の熱核弾頭により焼き払われたエイリアン達。しかしその近くにあった墓は無事だった。彼らは最後に使命を思いだし、それを守ったように思えた…

フューネラル本部へと戻ってきたメンバー達だったが、国連軍の指示でフューネラルは解体されることになる。イネスが連絡を取り合っていた准将も、時を同じくして息を引き取っていた。そしてそんなイネスの前に、国連軍の姿で現れるダン。彼の真意とは…

イネスとダンを欠いたフューネラルのメンバー、そしてハティは航空機で運ばれる中で今回の事件の全貌を知ることとなる。全てはフランクが記憶を取り戻し、宇宙計画の失敗が表に出ることを恐れた者たちの行動だったのだ。輸送中のフランクの襲撃も、指輪があった村を焼き払ったことも…

そんな中でもフランクを案ずるハティに向かって、リウ…タクトは全てを話す。全てを失いリウとなったタクトにとって生きる意味はただ一つ、フランクを殺すことだけだった。それがフランクの正体を知り、殺すことが出来なくなってしまった今、タクトは生きる意味を見失ったことを打ち明け…

そんなタクトを、ハティは許した。昔はフランクを殺そうとしていた悪い妖精さんだったのかもしれないけれど、今はいい妖精さんだから。フランクも死んでいないからと。そんなハティの手を取り、涙を流すタクト…

そんな中、航空機の近くを欠番のはずのザルク2が飛び回る。乗っていたのはロレンス。ロレンスは航空機に対し、フューネラルの面々を残して航空機から降りることを要求する。そして彼らに、地球に8000km級のエイリアンが向かっていることを告げた。そのエイリアンに立ち向かう術はただ一つ…

伏線回収と盛り上げが主となった回ですが、ここ数回ずっと精神不安定であり、遂に今回で崩壊したタクトを保志さんが安心と信頼の素晴らしい演技。あわよくばハティに膝枕されるか、いっそのこと胸元に抱き寄せられてくれたらよかったのですが、流石にそれは絵面が犯罪的になってしまうからか手を取り合うだけで済まされ、若干残念(笑)

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