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科学冒険隊タンサー5感想(10~12話)

・科学冒険隊タンサー5第10話「土偶が呼ぶ超能力 ストーンサークル」

展示中の遮光器土偶が、突如空を飛び町を破壊するという怪奇現象が起こった。土偶は、秋田県の古代遺跡ストーンサークルに向かって飛んでいるという。急ぎ現場に急行するタンサー5。ストーンサークルの前に立つと、ユメトが激しい頭痛を感じる。電磁波がユメトの超能力を増幅しているのだ。同じ症状で入院している幹江という少女を見舞ったユメトは、幹江の超能力が刺激され、本人も知らぬ間に土偶を動かしていることを突き止める。

バンダイチャンネルのあらすじより

今回は超能力担当のユメトメイン回。ゲスト少女との絡みがあるかと思ったら少女はほぼ寝込んでいるだけであまりそのあたりは深まりませんでしたが、それでもあまり今までスポットが当たってこなかったユメトにメインが回ってきたのは良かったと思います。

今回は過去調査回がなかなか面白く、巨大土偶に対してタンサー5が武装で対抗する、というバトル要素が入りました。折角実写で撮影されているメカ群ですが、ほぼほぼ移動に使われているだけだったのでここでちゃんとした戦闘シーンが入ったのは面白かったところ。巨大土偶を倒したらそれを操っていた指導者が連動して死んでしまいましたが(^^;

・科学冒険隊タンサー5第11話「月面の古代メカ 空飛ぶ竜戦車」

月面調査隊に参加したルイは、突然月面に現れた空飛ぶ竜戦車にビームで攻撃を受ける。ルイの緊急通信を受けた地球のリュウとハジメは、送られてきた写真から古代中国の王が持っていた置物と同じ形であることに気づく。月へ行くよりも早いと、3500年前の中国にタイムトリップした先で遭遇したのは、村々を攻撃する空飛ぶ竜戦車だった。

バンダイチャンネルのあらすじより

今回でルイに「地質学に長けている」という設定があることが判明。できれば今回だけの設定にせず、今後も使っていって欲しい要素ですが…

さて今回の話は、月面に人間の科学を超越した風貌の竜戦車が出現し、ルイ達月面調査隊を襲うという話。竜戦車の伝説を知って過去へ飛んだら、そこに現代と全く同じ竜戦車が現れてタンサー5と戦うことになる、というここまでの話の中でもなかなかにぶっ飛んだ話(^^;

今回は現代の調査パートも月面へはおいそれと向かうことが出来ないために戦闘多めとなり、かなりのバトル回。結局竜戦車がどこから来たのかは分からずじまいですが、なかなかに強烈な回でした(笑)

・科学冒険隊タンサー5第12話「大洪水の恐怖 モヘンジョダロ」

インダス川近くの大地から突如噴出した水が、洪水となって古代都市遺跡モヘンジョダロに迫っている。急ぎ現地に飛ぶと、ユメトが遺跡の土地が少しずつ沈んでいることに気づく。きっとインダス川の水が古代都市の排水管の中を逆流しているのだ。排水管の位置を確認しに紀元前3000年にタイムトリップしたタンサー5のメンバーは、まさにモヘンジョダロの街が沈もうとしてる状況を目撃する。

バンダイチャンネルのあらすじより

今回は排水管の位置を探る名目でランドタンサーとダイチが活躍。やっと見せ場らしいところが来て安心しました(^^;

また調査中に気絶したリュウをみんなが心配するシーンがあるのですが、気がついたリュウはそんな心配など気にもかけずに調査の話をしだす、という一幕があり、前のタッシリの時にルイを一喝したときもそうなのですが、リュウはとにかく調査を第一に考えるというキャラが定着。こういうキャラの特徴に触れた一幕があると、続き物のアニメとしてしっかりやることをやってるな、と思えます。

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