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科学冒険隊タンサー5感想(32~33話)

・科学冒険隊タンサー5第32話「冷凍パニック オルメカの人頭像」

休暇中のルイを乗せた豪華客船が地震による津波で転覆。その上、海中のオルメカの人頭像が噴き出す冷気で凍り付いてしまった。事件には古代文明の遺跡が関わっている。タンサー5は指令を受け出動した。ルイとダイチの調査により、人頭像は濃縮アンモニアを使って冷気を噴き出していることがわかる。破壊するとアンモニアが流出して被害が出てしまうのだ。そこで冷気の止め方を探るため、紀元前1200年のメキシコへとタイムトリップする。

バンダイチャンネルのあらすじより

ルイの乗っていた豪華客船が転覆したと聞いたリュウ達は助けに行こうとするが、ジョニーはただ一人「ただ転覆したってだけならタンサー5の管轄外、仲間がどうなろうと知ったこっちゃない」と言い放ち、流石にこれは一線を踏み越えてしまった感。その後も豪華客船に乗っていたのでファッションに気合を入れていたルイに対して「それなら少しは女に見えるな」と言ったり、ダイチやハジメにいちいち突っかかったりと、今回のジョニーは度を越えすぎてただの気分悪い嫌な奴になってしまいました。

ではジョニーは活躍するのかと言われたら、スカイタンサーで4人を助けに行こうとして恐竜に捕まりグルグル振り回されたり、ハジメの考えを猿芝居とバカにした割にはリュウがそれを採用するとダイチを押しのけてあっさり乗っかったりと、ただただほんとにチームの輪を乱す上に自分もろくに活躍しないと今回は本当にどうしようもないキャラに(^^;

またダイチもいちいちジョニーの言うことに反応してしまったり、自分たちが冷凍ガスで凍りつきそうになった時に恐竜を優先しようとしたりして冷静な判断が出来ておらず、釣られて株が下がってしまった印象。とにかくジョニーの扱いが非常によろしくなく、今作でもワーストを争う残念エピソード。一応他のメンバーに関しては、いつも通りの活躍を見せるリュウとハジメ、ヒロインムーブを見せるルイとこの辺りは悪くなかっただけに、ジョニーの扱いが本当に残念。

・科学冒険隊タンサー5第33話「狂乱のデスマッチ ニーム円形闘技場」

ローマ時代の原型をとどめる南仏ニームの円形競技場で、闘牛大会中に噴き出した気泡によってなぜか人々が凶暴化。場内のあちこちで乱闘が起き、大パニックとなってしまった。タンサー5が現場に向かったものの、混乱で探査もできない。過去で探査するしかないと2200年前のニームに向かったタンサー5は、人目につかないようバラバラに闘技場に向かうが、ルイが兵士に捕まり運ばれていってしまう。

バンダイチャンネルのあらすじより

現代の調査パートで現地へ向かうも溢れかえる人々のせいでろくに調査が出来ないタンサー5は、ジョニーの助言で早くも過去へと向かうことに。過去へ向かうなりジョニーはいつものように単独行動を開始し、残りもバラバラに行動…と思いきやルイだけ一人行動させてリュウとダイチとハジメが3人そろって行動しているのですが、ここは話の都合が出てしまった感(^^;

その後ルイが捕まってしまい、ルイを助けようとする3人の前にジョニーが現れ、ハジメは本拠地に戻り、ダイチは本懐である調査、リュウとジョニーはルイの救出へと向かうことに。

しかしリュウとジョニーは闘技場の主の意向で前座としてデスマッチを行うことになってしまう!ルイを人質に捕られる中での2人の戦いが始まることとなりましたが、ここよりもルイを助けに来るリュウとハジメのタンサーマシンがルイの処刑に間に合うかどうか!?が盛り上がることにはなってしまいました(笑)

現代へと戻ったタンサー5は怪現象を治して事態は一件落着。粗もあり特段面白い、という訳ではありませんでしたが、ジョニーを嫌な奴になりすぎない程度にしっかり活躍させまずまずの出来でした。

次回最終回。

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