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ラーゼフォン感想(3,4話)

・第3楽章「二人の街- Welcome to our town -」(脚本:桐生祐狩)

母・麻弥の血が青い! 綾人は衝撃を受けた。攻撃されたラーゼフォンは綾人と完全に同調してドーレム・フォルテシモを粉砕、そのまま「回廊」を形成して飛び去った。外から故郷を見た綾人は、TOKYO JUPITERと呼ばれるものを目撃する。ついに遙の口から真実の知らされるときが来た。謎の存在MUに占拠された首都は、不思議な膜に包まれ、住民は偽りの生活をさせられていた。しかも外部とは、12年もの時間差が生じていたのであった。

配信サイトのあらすじより

脚本家は見たことの無い名前でしたが、調べたところSF作家として活動していた方の模様。話としては綾人と遥くらいしか登場人物が出てこず、外の世界を2人で過ごす…といういわばサンライズ島みたいな回。この手の回は中盤辺りに入ってくるイメージがあったので、序盤で入ってくるのはなかなか珍しいパターンでしょうか。話の出来としては、正直箸休めといった感じで特にいうこともない微妙回。

・第4楽章「自分の時計- Watch the year hand -」(脚本:榎戸洋司)

TERRA特務航空母艦リーリャ・リトヴァクに収容された綾人。それは、不思議な少女・如月久遠をはじめとする多くの人との出会いの始まりであった。ラーゼフォンはオーパーツとして特設輸送艦ユリシーズに移され、TOKYO JUPITERから来た綾人も監禁されてしまう。そのとき、深海から新ドーレム・グラーベが接近、攻撃を仕掛けてきた。そして、綾人の叫びに応えるように、ラーゼフォンはワイヤーを引きちぎって起動するのだった。

配信サイトのあらすじより

20年前の当時レベルでも既に人気になっているベテラン有名声優が揃って初登場し、TOKYOJUPITERの外部での戦闘が行われるなど、今回を1話として見てもいいような話。外の世界の人物達に振り回される綾人を主軸として誰をメインとするでもなく、この人物はこんな感じの人物です、というのを説明しつつラストに戦闘までを入れたバランスのいい一編。ラーゼフォンの動向などまだまだ謎も多いですが、ここからが本編の本当の始まり、といった感じもあり、ここまででは一番面白かったです。

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