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アルジェントソーマ感想(20話)

・アルジェントソーマ Phase:20「戒と覚醒と」

突然軍の指揮下に入るよう命じられたフューネラル。さらに、軍の新鋭機“トート”こそ、リウに攻撃を仕掛けてきた黒いザルクだった。不穏な陰謀が顕在化して行く中で、巡礼ポイントに向け超高速で移動を開始するエイリアンS1。フランクはその侵攻を止めることができるのか?

バンダイチャンネルのあらすじより

割と色々な作品ではある展開ですが、主人公達が属している組織とはまた別の組織が出現する、という展開が発生。更にその組織はザルクの強化型の機体を開発しており、リウが流出させていたザルクのデータはここで使われていたのだ、とネタばらし。なおこの軍のモブオペレーターの一人に福島潤さんの名前があり、「このすば」などごく最近になって(といってもこれも7年前ですが)有名になったように感じる声優さんなのですが、あれだけ有名な作品の主役を演じるような方でも長い下積み期間を経て有名になったんだなぁ、と声優業界の厳しさを感じさせられます(^^;

ハティも含めフューネラル全体がエクストラ1のことを「フランク」としてチームの一員として受け入れ、エイリアンとの距離が縮まる一方、ダンとスーが見た人間の醜さとも対比され、人間の為に戦ってきたフューネラルの面々に迷いが生じる…

一方リウ・ソーマとしての自分が体のいい操り人形だと知ったリウ…いやタクトは、軍が撃破し損ねたエイリアンを倒すための最終兵器としてフランクに動いてもらうためハティに呼びかけ、それでも巡礼ポイントへ向かって止まらないのを見るやハティをフランクの元へと連れていこうとする。その折、自分はリウ・ソーマでない、と宣言し、ハティには彼女のことをマキと、自分のことをタクトと呼ぶように強要し、前回の今回でかなり精神的に支障をきたしている感じ。

軍はフランクもろともS1を倒そうとする中、超スピードで巡礼ポイントへ向かうS1はとうとう巡礼ポイントへ到達してしまう。しかし結局、異変は特に何も起こらなかったのだった。これは果たして巡礼ポイントに本当に何も意味が無かったからなのか、それとも、フランクが時間ギリギリにS1を沈黙させたからなのか…

激闘を制したフランクだったが傷は大きく、S1とともに左腕が腐り果てて落ちてしまう。それを目の前で見て涙を流すハティに向かい、フランクは周りに広がるのどかな光景を見て話す。

「私は見た。美しい…妖精の国を…

そして…帰ってきた」

何を言っているの、と問うハティに向かい、フランクは返す。

「私の名はユーリ。ユーリ…レオノフ」

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