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科学冒険隊タンサー5感想(20話)

・科学冒険隊タンサー5第20話「死の超高熱エネルギー ムー大陸の謎」

海底資源調査のため爆破した海底から突如、巨大な塔が現れ、怪光線が発生。怪光線は太陽の働きを活発にして地球の気温を上げるため、このままでは地球は死滅してしまうとタンサー5に問題解決の指令が下った。現場に向かったリュウとハジメはムーの紋章のついた塔からエネルギー源テクタイトを採取した。8万年前の氷河期が確率が高いとタイムタンサーでタイムトリップすると、そこには氷に閉ざされたムー大陸が存在していた。

バンダイチャンネルのあらすじより

地球の気温上昇により地球滅亡の危機に陥るというこれまででもトップクラス級の災害が発生した回。

今回過去パートが面白く、ムー大陸は氷河に閉ざされた時、太陽を活性化させて氷を解かす派閥と地球を脱出する派閥に分かれ、活性化派の手によって光の塔は作られたという設定が。またその上で活性化派は光の塔を動かすのに必要なテクタイトを持っていなかったのですが、現代パートで拾ってルイが身に付けていたペンダントにテクタイトが使われており、それを奪われてしまう、と現代パートで拾ったペンダントが伏線として回収されました。個人的にはペンダントというと、ウルトラQ第3話「宇宙からの贈りもの」を思い出してしまいます(笑)

その上で何故ムー大陸は存在した証拠が無かったのかと思えば、ムーは大陸ではなく宇宙船だった!というオチも付けて今回の話は終わり。

話の設定がなかなか面白い回でした。今回の脚本の松崎健一さんは6話のモアイ回も担当しており、参加はこの2回分のみなのですがもっと見てみたかった感もあります。とはいえ松崎さんは同時期の「機動戦士ガンダム」にも参加していたので分量を考えると仕方なかったのかな…と思いきや、荒木さんや星山さんもガンダムに参加しており、更にその2人は「ザ☆ウルトラマン」にも参加していて(流石にタンサー5放送開始頃の時期から脚本参加は減りますが)、驚愕でした(笑)

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