見出し画像

お詫びはパイ●ン

残暑が厳しい10月初旬、いつものようにイケちゃんと会う約束をしていた。
私は珍しく急な残業で、20時過ぎまで会社で帳簿整理をしていた。
イケちゃんは20時で勤務終了なのに、後輩たちと19時からカラオケをしていたらしい。
21時前に指定された場所にイケちゃんを迎えに行くと、珍しく酔っぱらっていた。

「稀琳ちゃ~ん、来るのが遅すぎだよ~」
助手席に乗るなり、抱きついてくる。
「ゴメンね、急な残業で遅くなっちゃったの。」
イケちゃんはニヤリとして
「遅刻したんだから、お詫びのナニかがないとなぁ~」
とりあえず繁華街の車通りの激しい場所だったので、愛車を発進させた。
「お詫びねぇ~
 いっぱいフェラして、口内発射OKじゃダメ?」

私は口内発射が、ものすごく苦手。
「そんなんじゃダメ!
 いつもとあんまり変わらない!」
「えぇ~、イケちゃんの希望は?」

またイケちゃんはニヤッとして、運転中の私のスカートの中に手を入れてくる。
「俺が言ったこと、本当にやらせてくれる?」
「内容にもよるかなぁ~」
「じゃあ、いつものホテルに行って!
 そこでやりたいことを言う!」
「あ、ウン、なんかコワイけどリョーカイ!」

とりあえず、いつも行くホテルへ向かった。

イケちゃんはお風呂が大きめの部屋を選択。
エレベーターの中でも、鼻歌で上機嫌。
部屋に入った途端に、自分のリュックから髭剃りシェーバーを取り出して
「俺さ、パイパンが好きなんだよね~
 今日のお詫びとして、稀琳をパイパンにする!」
「エッ?
 ツルツルにしたいってこと?
 ちょっと気がのらないんですけど・・・」
「アンダーヘアを整えてない稀琳がいけないんだぞ~」

イケちゃんの凄いいたずらっ子っぽい表情に負けた私。
バスルームでツルツル(というかチクチク)にされてしまいました。

イケちゃんが酔っぱらっていたせいなのか、にわかパイパンのせいなのか、いつもより長くねっとりとしたSEX。
イケちゃんの話では、いつもより濡れていて良かったとのこと。
私は久しぶりに腰が砕けて動けず。

イケちゃんから、これからはずっとパイパンのままで居なさいと指令が出た。
でもカミソリ負けをする私は、指令に従わず。
次に会ったときも、またイケちゃんのシェーバーで処理される羽目に。
でも生えてくるときにピリピリするし、恥ずかしいからとお願いして、3回目は無くて安心しました。

これは1999年10月のエピソード。
まさか16年後(2015年)にVライン脱毛して、2023年にハイジニーナ(VIO)脱毛を始めるとは思っていなかったはず。
ココだけの話、イケちゃんは今でもパイパン好き(笑)
ハイジニーナ脱毛するって言ったらどうなるかなぁ~

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?