やさしいタスク管理:入門編(タスクシュート)

※この記事では、タスクシュートというツールとその考え方について記載しています。


はじめに

タスクシュートとは、タスク管理ツールであり、同時にその考え方(運用方法)も含めた言葉です。
詳細については以下のページを見ていただくのが分かりやすいかと思います。

一点補足しておくと「有料の情報商材コンテンツ」や「一部の人しか使えない難しいツール」ではありません。
基本的な使用であれば無料で使えますし、考え方自体はどのツールを使うとしても役に立つものだと思います。

この記事で語る内容

タスクシュートには「マスター講座」という、より深くタスクシュートの考え方や使い方を知るための講座があるのですが、
本記事ではその中の「タスクシュートの始め方」という部分について自分なりにまとめた内容をお伝えします。

自分の失敗談

実は自分も、以前からタスク管理方法に悩んでいた人間の一人です。

以前は、タスク管理というと
「自分のやるべきことを書いて、その目標が達成できるように頑張る」ものだと考えていたのですが、どのツールを使っても以下の問題にぶつかり、挫折するばかりでした。
・設定したタスクが多すぎて、処理できず溜まっていく
・割り込みタスクが入った時にネガティブな気持ちになる
・時間がなさすぎて、タスク管理ツールを見なくなる

これらはいずれも「理想の目標を立てて、それに近づこうと努力する」という考え方でタスク管理をしようとした時に起こる問題だと思います。

ではどうすればいいのか?

まず最初にお伝えしたいのは
「タスク管理は、頑張ってやるものではない」ということです。

…と言い切ると、少し語弊があるかもしれませんが
あらゆるツールがそうであるように、タスク管理ツールも
「自分が楽をするための補助をしてくれるツール」であると考えましょう。

タスク管理のメリット

タスク管理ツールのメリットを聞かれたら、皆さんはどう答えるでしょうか。

やるべきことを洗い出せる?
優先するべきタスクを判断できる?
やるべきタイミングでリマインドしてくれる?

どれも間違いではないのですが、本質ではないようにも思います。

個人ごとの結論があると思いますが、今の自分の回答としては
「今、自分がやること」が明らかになるのが
最も重要なメリット、だと思います。

※「やるべきこと」でも「やりたいこと」でもないのには意図がありますが、これはまた別の記事で語ろうと思います。

極論を言えば「今、自分がやること」さえ常にハッキリしているなら、タスク管理ツールを使う必要はなく、その時間を他に充てた方がいいでしょう。
ですが、多くの人間はそうではないので、ツールを頼る必要があるのです。

タスク管理の始め方

では、上の話を踏まえると、
どのようにタスク管理を始めればいいのでしょうか?
重要な点は以下の2つです。
・毎日必ず「タスク管理をする時間」を取る
・無理をしない
そして、この2つこそが躓きやすいポイントだとも思います。

少し昔のことを思い出してみてください。
自転車の乗り方を覚えるとき、あなたはどのように練習したでしょうか?

はじめからすぐにうまくいった、という方もいるとは思いますが
多くの方は、何度も挑戦して、次第に慣れていったと思います。
最初は誰かに後ろについてもらったり、補助があってから次第に慣れていったという人も多いと思います。

何が言いたいかというと
新しいことを始めるのに、いきなり苦労せず、最初から100%のパフォーマンスを出せることは、あまりないということです。

無理をせず、地道に時間を取っていくこと。

まずはこれが、タスク管理を始める上での最初のステップになります。

具体的なやりかた

具体的な手法ですが、タスクシュートの場合には
まず「ミニマルスタートする」ということが推奨されています。

はじめは1日に2,3個の「その日に絶対やりたいこと」を書いてみましょう。
そして、それを一日の終わりに振り返る。

まずは、それだけでOKです。

それに慣れていくと、次第に
時間帯でタスクを分けたり
タスクの分類をしたり、など
応用編に入っていくことができます。

まとめ

タスク管理につまずいたことがある、という方は
まず以下のステップを試してみることを推奨します。

・1日に2,3個「その日に絶対やりたいこと」を書く
・1日の最後にそれの結果を振り返る
・上記を習慣化する

これに慣れてきたら、あなたはもう自転車に乗れた状態です。
より深いタスク管理方法を学びたいという方は、ぜひ
タスクシュートについても調べてみていただけると嬉しいです。

自分もまだ学ぶことが多い身です。
一緒に「自分らしい時間的豊かさ」を探してみませんか?

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