ぼくは魔法使いになりたかった41
ぼくは、しぶしぶ魔法協会に連絡した。
所属の国、属性、師事した魔法使い、などから事細かに聴かれた。
ほとんど答えられない。
仕方ないな、全部なし。違った火魔法使いだから、属性は火。それだけ伝える。
龍人たちは傍観してる。隣で思いきり笑うだけ笑ったら、真面目な顔で言われた。これからが大変だそうだ。
この経緯のあとだから・・・この兵士たちは、ぼくに話があるのかな?国王の呼び出しできたらしい。恐ろしいのだろうかなり重装備だ。
今まで、この国は龍の巣には関わらなかった。最初に挨拶をしたからだと、手出し無用と、説得したらしい。
関わらなければ、貴国に恩恵を与える。煩わすならば、大地は裂け、大火につつまれるであろう
まぁ、普通それを脅しという。
ぼくも嚇し(説得)に行くかな。
ちょっと城に行く。二人に伝える。
「早く戻ってね、面倒だから」相変わらず美人は強かったです。
ひょいと飛ぶ、かって知ったる城の中覚えてる配置はほぼ変わらなかったが、かなり新しい気がする。
あとで聞いたら、龍の恩恵で国が豊かになり建てたものらしい。
城についたら、会議中だった。議題はもちろんぼくの話。話の中に入る
「力があるとはいえ、城に呼ぶのは」
「いえいえ、大魔法使いが居れば、他国を気にしないでいられます。政治の中心に」
「危険かもしれませんよ」
重鎮たちは、様々に意見を戦わせる。注意喚起するもの。断固として城にと強硬なもの。各々大臣たちは熱くなる。
「師事するものもないとか、実力はわかりませんし、」自分の立場が危うくなる魔法使いは必死に訴える。
「ぼくに言わせたらその通りだよ」
「誰だ?」ゆっくり振り向き全員驚く。
呼ばれたから来たのに、驚きのあまり声も出ない。大魔法使いがこんなに若い訳がないと
思いはわかるが、しかたない。
「ぼくは見た目こんなだし、政治はわからない。何かあれば、呼んで」
「それでいいのか?」冷静な人がいた。王様だった。
「もちろん、今まで通り不可侵でよろしく」
「わかった。所属は我が国。移動の際は教えてくれ。」
互いに契約をかわす、
「それと、大袈裟な呼び出しは不要だよ」城に兵士が戻った。
「あっ!忘れた。」糧食武器などの荷物。城の庭はいっぱいになる。
「師事した人が必要なら、あんたが保証人になってくれ。」魔法使いに言った。
「実力はわかるだろう?」国の一級魔法使いが青ざめる。
「わかった。魔法協会には特例として、認めてもらう。時間のある時私に教えてくれるなら、あなたの魔法は大変に興味深い。」礼儀正しいお願いは聞くことにした。
師事した高齢の魔法使いを亡くし、一級に甘んじていた彼にとっても、良い出会いになった。
第41回ここまで
説明ながっ、スミマセン😌
つまらない、あきた、どうでもいい、
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