ぼくは魔法使いになりたかった44

同じ場所でありながら、あまりにも悲惨な現状に3人は頭を痛めた。

「なんてことなの。あの子まで」立っているのさえやっと、美しい髪までざわついている。

「隣国に赴き、事情を聞きましょう。」土龍が決意を秘めた表情を浮かべる。

だが、その瞬間にたった今消えたばかりの可愛い息子から、隣国にいると連絡が入った。まるで、キツネにつままれたような表情の3人。

わざわざ会いに隣国に入った。周辺の国々は戦争かとざわめいた。

「捕まっている訳じゃない。ぼくの意思だよ。たまには帰るから」と呑気な我が子に拍子抜けする。

「どういうことか、説明して貰いたいの」母親は、安堵しまた呆然としながらも言葉を伝えた。

「この国をぼくは守る。」強い意思を秘めたバイオレットの瞳は希望に輝いていた。

こうして、竜戦争は不発に終わり隣国とも不可侵を約束させた。ただ、竜とはいえまだまだ子供なので、暫くは行ったり来たりになる


第44回ここまで


えっ?帰って来ちゃったの・・・どうしよう😱💧


つまらない、あきた、どうでもいい、

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