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ヤマト繋がるプロジェクトチーム2~ハートの花束を作ろう!~



1自己紹介


こんにちは!ヤマト繋がるプロジェクト企画学生の酒見、長谷川、丸山です。

2023年11月19日(日)にヤマト繋がるプロジェクト、チーム2企画「ハートの花束を作ろう」を実施しました!

ヤマト繋がるプロジェクトはヤマト福祉財団の助成の下、ヤマト運輸労働組合の社員の方々と大学生、横浜市にある福祉施設が一緒になって企画を考え、実施するプロジェクトです。

私たちチーム2のキーワードは、「こだわり、あたたかみ、
つながり」。仲良しな企画学生三姉妹による、こだわりが詰まった企画の裏話をお楽しみください✨

2企画ができた経緯


私たちのチームはカプカプ川和さん、都筑区子育て支援センターPopolaさんと連携し、企画しました。

1回目の会議から、連携施設さんの特色、企画学生の意見を踏まえてアート系の企画を希望。
話し合いを進めていく中で、「一人ひとりが個性を出せる&個性を集めて大きな一つの作品にしたい」という声から、モザイクアートという意見に纏まりました。

モザイクアートという大枠は決まるものの、どういった作品を完成させるか。どんなアート方法を用いるかは話し合いの数だけアイデアが溢れ出ました。
ヒアリング会では、連携施設さん、ヤマト社員さん、学生が皆活発に意見を出し合い、個性や想いを咲かせるという意味を込めて個々のパーツは「お花」、大きな作品は「ハート」に決定。「裏側に書いた人の証や想いが残って見えたらいいよね」というヤマト社員さんの意見から、透明の台紙を用いることにしました。

それらをまとめ、やっとチーム2の企画
「ハートの花束を作ろう!」誕生!!!

実際に、連携施設さんのスタッフやメンバーさんとお話ししたり、施設訪問したりする中、人柄も空間にも魅了された結果…
企画のテーマは
「繋がる」「カプカプさんpopolaさんのファンを増やす」に決定。
後々、裏話や当日のレポで伝わると思いますが、このテーマは企画で困難の壁にぶつかった時、選択を迫られた時に非常に大切にしていた軸でした。

ヒアリング会の様子


3当日の景色


当日は、カプカプ川和さん会場+ポポラさん会場+オンライン会場(全国各地のヤマト社員さん&学生、アメリカに留学中の学生ともつながった)合わせて3つの会場を同時に繋いで企画を実施しました!!👏🏻

カプカプ会場では、花束となるお花づくりを実施🌸
個性溢れたお花を作っている様子や、お花が出来上がって喜んでいる姿を見ると、私たちの不安も吹き飛びました。また、iPadやパソコンの画面越しで「趣味は何ですか?」とたわいのない会話をしたり「かわいいお花を作りました~!」と楽しそうに交流をしていて、この企画で集まったみーんなとの繋がりを実感しました✨

お花作りの様子
完成したお花をオンラインの方に伝えている様子


ポポラ会場では、ハートの花束を盛り上げる、カラフルな背景を制作🎨
小さなお子さんでも楽しめるように好きな絵の具を使って、イラストを描いたり、手形や足形など残したり…。様々な方法で自由に描きました。
3カ所でのフォトスポット開催に向けて、色や柄が異なる、3枚の鮮やかな背景を作りました。

オンラインの方に見守られながら描いている様子


足にも絵具を塗って、ペッタン!


ほとんどの方が初参加・初対面であった為、参加者同士が上手く繋がることができるか。企画を楽しんでもらえるか…。企画が始まるまでは不安でいっぱいでした。

しかし、いざ企画が始まると、みんな同じチームの人とコミュニケーションを取りながら楽しくお花を作ったり、絵具でエネルギッシュに背景を描いていて、気が付いたら「あったかい空間」になっていました。

今回、普段関わることのない人や、企画学生の友達など。様々な方がこの企画に参加して下さいました!私たちのテーマであった「繋がる」「カプカプさんpopolaさんのファンを増やす」の様に、この場をきっかけに初対面だった人と友達になれたり、ポポラさん、カプカプさんにまた行きたい!と思ってもらえる繋がりができていたら、私たちはとても嬉しく思います😊


(参加者の方からの声)

・カプカプ川和会場 参加者:みんなで楽しく絵を描いたり素敵な作品がたくさんできてすごかった。ニコニコ笑顔で過ごせた。
・カプカプ川和会場 参加者:すでに顔見知りの人や新しく知り合った人たちとも楽しく過ごすことができた。
カプカプ川和 職員:ここでの出会いや経験がこれからの人生への何か引っかかりになったら嬉しく思う。

・ポポラ会場 参加者:手に絵の具を付けたり普段を使わない道具で絵を描けたのが楽しかった。オンラインで色々な人お話できて面白かった。実際に合ってお話もしてみたい。

・ポポラ 職員:大人も子どもも、学生もヤマト社員さんもスタッフも、夢中になっている顔が印象的なイベントだった。このプロジェクトに参加したからこそ出会うことができたメンバー。繋がること、相手に興味もち、対話することの素晴らしさを体感した。

当日ボランティア学生:初めは緊張していたが、周りの方が優しく声をかけてくださったこともあってとても楽しむことができた。子供たちも楽しそうに取り組んでくれて私も嬉しかった。また機会があれば、参加したいと思った。

5裏話、~楽しい&苦労~

ヤマト繋がるプロジェクトのメンバーになり、6月にキックオフ。その後三姉妹でチームを組んで半年間、zoom会議やカプカプさん、ポポラさんに何度も足を運んで丁寧に準備をして本番を迎えました。その後にもフォトスポットと題して連携施設さんをお借りして作品の展示をしたり…。今もつながりを続けている私たち。もちろん楽しいことは沢山。でも、一筋縄ではいかず、難しかったこと。大変なこともありました…。

楽しかったこと


・チームで話す時間。作業する時間がとにかく楽しい!
出会った当初は全員が人見知りしていた私たちですが、気が付けばギュッと距離は縮まっていて。年齢や大学、プロジェクトのメンバーという垣根を超えた「友人」となっていました。いつしか周りにも仲の良さが伝わり、「三姉妹」と呼んでいただけるまでに…!

1人ではやる気スイッチが入らない時は、三姉妹でzoomを繋げてプライベートな話をしながらそれぞれが持っているタスクを一気に進めてみたり。一見ダラダラとしそうに見えますが、私たちの場合は意外とこのやり方がはかどりました。


・カプカプさん、ポポラさんに遊びに行くのが楽しい!
最初は、「企画を創る上で、施設の雰囲気を知りたい」という思いから、カプカプさん、ポポラさんの拠点に伺いました。一度入ってみると本当にあたたかい場所で、メンバーさんも職員の方も、私たちのことを大歓迎で迎えて下さいました。そのおかげもあって、帰る頃にはカプカプさん、ポポラさんのことが大好きになっていました。そこからは、企画の用事の有無に関わらず、拠点を訪れたり、ポポラさんが主宰しているイベントにも遊びに行って、ただただ楽しい時間を過ごしました✨こうした積み重ねがあったからこそ、学生×施設の概念ではなく、○○ちゃん、○○さんと呼び合える関係性。チーム感が高まっていったのではないかと思います。

難しかったこと

やりたいことはたくさん。でも、それを実際に会場でやろうとすると、イメージしていた規模感とのズレが発覚したり、見落としていた規制があったり…。やりたいことと現実のすり合わせをするのが難しかったです。

浅く広く進めていた分、散らばった課題を一つづつ拾っていきました。
妥協はしない。でも現実に実現可能にするにはどうしたら良いのか。こだわりをもって模索し続けました。

大変だったこと


・日々の調整にはパワーを使ったなぁというのが、正直な感想です。
学生×ヤマト社員の大塚さん黄檗さん×カプカプ川和のみなさん×ポポラのみなさん×事務局。こんなにも多くの立場からの視点があると、素敵な案が沢山湧いてきて。その中からどれを選択するのか。組み合わせるのか。誰に何をお願いしたら良いのか…。このPJに関わる方は、誰しもが大きな熱、愛情を持っていて。みんなの熱量が合わるからこそ良いものができました。しかし、その裏には一つ一つの選択に悩み、選択したものをその場にいなかった人にも共有し、またより良い案を考えて…。地道で、丁寧な積み重ねがありました。

・やりたことが多い分、話し合う回数も増えていきました。全員が毎回の会議に参加できる訳ではないので、なるべく認識のズレが無いようにこまめな情報共有を心がけていました。それでも、後から誤認が発覚する時もありましたが…。チーム2自慢の仲の良さを活かして乗り越えました。


6.今も続いているよ~フォトスポットのご案内~

企画終了後も繋がりはずっと続いています‼‼
完成させた大きなハートの花束をリレー式で、カプカプ川和→ポポラサテライト→ポポラセンター北と回して展示をしています!

実物を見ると、とっても大きく、一人一人の個性が爆発お花が沢山あるので、お時間がある方は期間中、ぜひ見に行ってみてください~!

展示では見られないかもしれませんが、お花の裏には様々な思い、メッセージが書いてあります(*^-^*)

私たちの作品展示だけでなく、普段からポポラさんやカプカプさんのイベントも開催されているので、こちらもぜひ、ご参加ください✨


ポポラサテライトにて展示様子

展示場所・日程🍀
カプカプ川和:2023年12月1日~2023年12月15日 11:00~16:00
都筑区子育て支援センターPopola サテライト(ららぽーと横浜):2023年12月19日~2024年1月13日 10:00~16:00
都筑区子育て支援センターPopola:2024年1月23日~ 10:00~16:00

7 ご協力いただいたみなさん

カプカプ川和さん

様々な障害を持つ人が【居る・居られる】生活介護事業所。一人一人の「はたらく」をみつける活動をしており、喫茶店を初めとした製菓や様々な自主製品作りをされています。


都筑区子育て支援センターPopolaさん


妊娠中の方、子どもや子育て中の方、子育てに興味のある方や応援したい方など、誰もが気軽に立ち寄れる子育ての休憩所。この町で、誰もが安心して自分らしい子育てやくらしができるように、子育てに関する情報の提供や交流の場づくりを行っていらっしゃいます。


8最後に

最後に、それぞれからの感想と、この企画に関わって下さった皆様への感謝の気持ちを綴りました。
私たちの思いが、届きますように…✨

ヤマト社員のお二人


企画成功のために会議を重ねて試行錯誤する学生の姿を見てパワーをもらいました。企画当日はたくさんの笑顔が溢れていてよかったです。普段の生活では関わることのなかった学生、施設の方々と繋がるきっかけができて嬉しく思います。

酒見知花(企画学生)


企画する側になることはあっても、ここまで自分が主体となって動くことは初めての経験でした。
当初、企画当日まで自分はやり切れるのかという不安もありましたが、1人ではなくこの企画に関わる多くの方が「より良いものを作ろう」という気持ちで臨んでくれていたことが心の支えと企画自体のクオリティの底上げへと繋がったのではと思います。長かったようで短い半年間。不慣れな事も悩む事も山ほどあったけれど、思い出すのはいつも会議の時間や連携施設さんの訪問、企画学生との何気ない会話の中の「楽しい」と言う感情でした。このプロジェクトを通して、本当に素晴らしい出会いをいただき、多くの経験から成長できたように感じます。ありがとうございました。


長谷川遙(企画学生)


始めてヤマト繋がるプロジェクトに参加しましたが、本当に初めてのことだらけで、チーム関係や施設関係、企画が上手く行くのかとっても不安いっぱいでした。しかし、チームメンバーや施設さんの方、ヤマト社員さんが優しくしてくれたおかげで楽しく活動することが、できました!また、自分の知らない世界を知れて、視野が広がったように感じました。

丸山穂乃実(企画学生)


当プロジェクトへの参加は今年で2年目でした。昨年の様に、ただがむしゃらに動くだけではなく、企画メンバーとしてチームに入りながら他メンバーの事を考えたり。事務局の運営部分も少し垣間見えたり。色んな角度から集まった意見を基に、全て自分でやってしまうのではなく、チーム全体でどう分配していくのか。チームとしてどう動いてくのが最善なのかを模索しながら活動した半年間でした。これは私にとってかなり大きな挑戦で、悩み苦しんだ事もありましたが…。事務局、チーム2、そして他チームのメンバー。たくさんの方々に何度も助けていただいたおかげで、とても楽しく、充実した時間でした。今年も参加できてよかったです。ありがとうございました。


感謝の気持ち

カプカプ川和様、popola様
施設の貸し出しから、企画実施までの打ち合わせ、作品の運搬に至るまで大変お世話になりました。半年間、新たな企画の実施、企画内容の細かい部分まで幾度となく変更したにも関わらず、優しく受け入れ実行してくださったこと感謝申し上げます。「カプカプ川和さんとpopolaさんのファンを増やす」という目標を掲げながら、企画学生自身も両施設のファンとなり、一緒に企画ができたことを誇りに思います。

大塚さん、黄檗さん(ヤマト社員)
企画立案から当日まで一緒に走り抜けてくださったお二人には感謝の気持ちでいっぱいです。会議では企画学生を気遣ってくれ、問題解決となる素敵なアイデアを出してくださり、企画当日も進行してくださいました。お二人がいて下さってくれるからこそ生まれた安心感。流石でした。当日に5人でカプカプさんの前で撮影したお写真、三姉妹のお気に入りショットです…!


当日ボランティア
会場が2つに分かれ、不安もあったかと思いますが、設営から進行まで行っていただき本当にありがとうございました。皆さんのおかげで企画当日、両会場で笑顔溢れた素敵な時間が作れたと思います。ぜひまた、カプカプさん、ポポラさんにも訪れてみて下さい♪

チーム1.2の連携施設の皆様
大変お忙しい中チーム2の企画のパーツであるお花をデコレーションいただきありがとうございました。集まった花たちは枚数の数だけ個性が違っていてどれも素敵でした。チームの垣根を越えて共にできたこと、嬉しかったです。

今も大きくなり続けるハートの花束をみて、企画当日だけでなく繋がりの輪が広がっているのだと実感します。と同時に、その繋がりがより濃くなっていくことを願っています。

企画に関わってくださった全ての皆様、本当にありがとうございました。


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