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それでいい…


砂時計のように

ただサラサラと流れる時の中で

落ちゆく砂に今を見て

落ちた砂に過去を見ながら

残る砂に未来を望む‥‥



一期一会に心遊ばせ

過ぎゆく今を心で見つめる‥‥


私の中の砂時計の

落ちた砂の一粒一粒が

喜びであり 哀しみであり

幸せと苦悩が入り混ざる過去…


私の中の砂時計‥‥

残りの砂がどれだけあるのかわからない‥‥

その中に流れを止める砂もあるだろう

最後の砂の一粒が落ちるのも

砂を残して止まるのも

それが私の運命ならば
それでいい‥‥


ただその日が来た時に

できれば後悔のないように

今を大切に想い生きていたい…

例えば砂時計の残りの砂が見えるとしても

夜明けを迎え
季節を肌で感じながら
変わらず流れる時の中で
私はいつものように
愛猫を抱きながら
外を眺めるだろう…

いつものようにカフェオレを掻き回して天の川を描き、足元で止まることなく回る星を意識しているだろう‥‥

命は歳に関係なく消える事を知っている今‥‥

成り行き事に抗わず
自然の摂理に身を委ね
諸行無常の世に生きる‥
それが私の生き方だから
それでいい‥‥

      小麦 

PhotoAC

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