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プロローグ

・純一のトラウマ

冒頭いきなりクリスマスデートをすっぽかされる主人公。久しぶりにみるとトラウマやむなしの最悪の状況です。
「お小遣いを貯めて買ったネックレス」「妹に自慢しちゃった」など親近感の湧く台詞ひとつひとつが胸を抉る。ワクワクしながら貯金していたのでしょう。

アマガミの目的たる「ヒロインとクリスマスデート」はこのトラウマを乗り越える道のりでもあり、純一にとって大きな推進力にも立ちはだかる壁にもなってきます。

なおアマガミの暗部であるスキBADエンドでは自らが味わったトラウマとほぼ同一のものをヒロイン達に植え付けている訳で業の深さがとんでもないですね。


・キャラクター顔見せ

妹の美也や親友の梅原、そして森島はるかと絢辻詞の登場です。
個人的な好みを抜きにするとアマガミのメインヒロインはこの二人なような気がします。絢辻さんはパッケージヒロイン、森島先輩は劇中憧れのヒロインですね。

幼馴染である桜井梨穂子は冒頭の回想で名前のみ登場。クリスマスのプレゼントを一緒に考えていました。梨穂子はこの時点で純一の事を好いているのでだいぶ胸が痛みます。どんな顔で相談にのっていたのか…


・まとめ

最後はクリスマスデートに向けての気合を叫んでチャプター終了。
前述のトラウマがあるので梅原はとくに嬉しそうです。いい友だちだ。

主人公の過去と周囲との関係、そして動き出す決意が描かれた冒頭でした。