【2020年8月版】AI事例の調査まとめ
①AIが使われることが多い領域は?
どのようなAIの使われ方をされているのか気になりませんか?
筆者は気になったので、Webを徘徊して調査してみました。
その中でどのような使われていることが多いかというと
・既存データ系(顧客、売上などの既に蓄積されているデータを基にする)
・画像系
の2つが多い傾向が見られました。
②なぜ「既存データ系」と「画像系」なのか?
筆者の仮説ですがビジネス上、導入決定者の頭の中にイメージが付きやすい案件が多い傾向にあると考えています。
既存データ系(顧客、売上などの既に蓄積されているデータを基にする):
既に蓄積されているデータを分析することで自動化等へ繋げることができるため、ビジネスインパクトのイメージが付きやすい
画像系:
目に見える人へのインパクトが大きい。
ディープラーニングによって画像認識の精度が上がってきたことにより、応用できる幅が広がってきた。
③利用されるシーンの偏り
2018年データなので、少し古いですが、ざっくり多いシーンをまとめると
【カスタマ向け】
・暮らしに密着したサービス
【一般企業向け】
・マーケティング効率化
・コールセンター業務支援
【ヘルスケア】
・医療(腫瘍発見など)
【交通・インフラ(行政含む)】
・自動運転
・防犯システム(不審者発見など)
が中心となっています。
④AI市場は未開拓地の宝庫
筆者がWeb上を徘徊して見つけた情報なので、情報に偏りがあるかもしれませんが、公表されている情報を分析しただけでも、まだまだAIの普及が進んでいない領域が沢山あることがわかりました。
お客様と会話している中で、「私たちの業界はAIなんて関係ないと思っていた」という会話もあります。
各業界の事例が出揃っていないため、どうしても活用イメージを持っていただくことが難しい状況でもあると思います。
ポジティブに考えると、まだまだ活用できるシーンはたくさんあるということなので、自社でも何かに使えるのではないかと検討してみるのも良いかもしれませんね。
業界のAI先進企業になるチャンスが転がっています!
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