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【これで解決!女性器を持つ全ての方へ】アトピー歴30年の私がお届けするデリケートゾーンのケア方法とトラブル解決法

「乾燥が気になるが、保湿のタイミングや仕方が分からない」
「痒みで仕事や勉強に集中できなくて困っている」
「デリケートゾーンは脱毛した方がいいの?」

こんにちは、あやなです☆

この記事を読んでいるあなたはこのような悩みを感じたことはないでしょうか?

最近ではVIOの脱毛も比較的一般的になってきていますが、
日本人は欧米人に比べて、デリケートゾーンの脱毛や保湿などのケアが足りていない人が多いと言われています。

この記事では、アトピー歴30年の私が実践している方法も含めて、
女性のデリケートゾーンのお手入れの方法、トラブルの解決法についてお伝えします。

正しいケアの方法を身に着け、快適な毎日を送るための情報を詰め込んでいますので、
少しでもお悩みの方は是非最後までご覧ください☆


デリケートゾーンのお手入れが大切な理由

女性器は外から見える部分で説明すると、主に陰核部(クリトリス)、大陰唇、小陰唇、膣口、尿道口から構成されています。
男性器と比較した時の特徴として、複雑に入り組んだ構造で肛門との距離も近いです。

・汗や尿、皮脂などの汚れが溜まりやすい
・おりものや、生理の時期には経血が皮膚に付着する
・まぶたよりも皮膚が薄い

これらの特徴から、女性であれば誰でも痒みや乾燥、匂いが気になるなど、トラブルを起こしやすい場所であり、
快適に毎日を過ごしたり、セックスを楽しむためにも、自分にとって正しいケアをしてあげることが欠かせない部位なのです。

洗い方について

まずは洗い方から参りましょう!
ポイントが4つありますので、それぞれ解説していきます。

1. 適切な洗浄力のボディソープを使用しよう

お湯のみで洗っている方もいらっしゃるかもしれませんが、お湯のみの場合は皮脂などの汚れが十分に落ちず、匂いや痒みなどに繋がる可能性があります。
アミノ酸系のボディソープなど、洗浄力が穏やかで優しいボディソープを使い、襞(ひだ)の内側まで短時間で優しく洗いましょう。
個人的にはミノンの全身シャンプーがお勧めです。

【メモⅠ】「洗浄力が弱くて優しいほど、肌に良い」という訳ではありません。
体質や年齢など、人によって皮脂量は違うため、適切な洗浄力の界面活性剤を使うことが大切です。
ただ、まぶたより薄い皮膚のデリケートゾーンに関しては「優しさ」が鉄則だと感じます。

【メモⅡ】痒みや赤みなどの炎症がある時、石鹸やボディソープを使うか使わないかの判断基準は「石鹸を使った時に沁みるか沁みないか」。
沁みない場合は、炎症があっても使ってOK。沁みる場合はぬるま湯(冷たくないお水)だけで洗い流しましょう。

2. 植物由来の成分配合の石鹸にご注意

例えばインド発祥の様々なハーブを主原料としたジャムウソープと呼ばれる石鹸など、世の中には植物由来の成分などを配合した石鹸が存在しますが、植物性の成分はアトピーや敏感肌の方にとっては特に、お肌に合わなかったり刺激を与えてしまうことがあります。
過去に皮膚科の先生から診察中に聞いた話ですが、突如顔に炎症が出て困っているという患者さんが多く来院したことがあり、その方々が共通してお茶の石鹸を使っていた、ということがあったそうです。

もし今あなたがデリケートゾーンや体に原因不明の炎症が出てしまい困っていて、最近新しく使い始めた石鹸やボディソープある場合は、一旦使用を中止して皮膚科医に相談しましょう。

3. デリケートゾーン専用の洗浄剤を使うべきか?

結論として、個人的にはデリケートゾーン専用の洗浄剤を使う必要はないと考えます。
①、②の内容(洗浄力と配合成分)に気を付けて肌に合っているものであれば、「デリケートゾーン専用」という言葉に固執して洗浄剤を選ぶ必要はないでしょう。

4. 「冷たくない水」で洗い流す

地味ですがとても大切なポイントです!温度でいえば30℃くらいでしょうか。
これはアトピー肌の私からすれば、デリケートゾーンだけでなく顔含めて全身に対して言える大事なことですが、
熱いお湯ですと必要な皮脂まで洗い流してしまい、特にアトピー、敏感肌のお肌や、デリケートゾーンのように皮膚の薄い部位にとってはダメージになり、乾燥や赤みなどの炎症に繋がる可能性があります。
熱いお湯の使用は避け、「冷たくない水」と感じるくらいの温度のお湯で、かつ優しい水圧で洗い流しましょう!

保湿について

一日の終わりや始まり、セックス後などにお風呂でデリケートゾーンを綺麗に洗い流した後は、体や顔と同じようにしっかり保湿してあげることが不可欠です!
保湿は黒ずみの防止や改善にも繋がります。お風呂上りだけでなく、お手洗いでペーパーがデリケートゾーンのお肌に触れることも乾燥に繋がりますので、起床後や日中の保湿も◎です。
膣口や尿道口など粘膜は避けて、それ以外の皮膚の部分は保湿クリームやオイルで保湿しましょう。
個人的にお勧めな化粧品は、ミノンの全身保湿ミルクベビーオイルです。

【メモ】ビデの使用は刺激が乾燥に繋がったり、肛門についている大腸菌を膣口の方に誘導してしまい、膣内のトラブルを引き起こす可能性があります。外出先のお手洗いでも設置されているビデ。
匂いや清潔さに気を遣う方は特に、愛用している方も多いかもしれませんが、個人的にはお勧めしません。

痒みがある時の対処法

女性器を持つほぼ全ての方が経験している、最もよくある悩みではないでしょうか?
赤みや痒みなどの炎症がある際に止めた方がいいこと、逆に取り入れた方がいいことを以下にまとめます。

1. 痒み止め(抗ヒスタミン薬)を内服する

外的刺激を与えずに塗り薬を適切に使っていれば、炎症は自然と治っていきます。
搔かないように意識できる日中は良いのですが、睡眠中は無意識ですので、
痒み止めの内服薬(ビラノアなどの抗ヒスタミン薬)を皮膚科で処方してもらい、しっかりと内側からも痒みを鎮めることが大切です。

2. 締め付けの強い下着やパンツの着用をやめる

外陰部に痒みや赤みなどの炎症がある時は特に、摩擦を防ぐため、きついタイツやパンツスタイルをやめて、ゆったりとしたパンツかスカートのファッションを楽しみましょう♡

3. 自転車に乗らない

これも同じく摩擦削減目的です。一輪車の練習をしている方も、炎症が強い場合は特にしばらく練習をお休みしましょう。

4. ドーナッツクッションを使用する

盲点かもしれませんが、普段長時間デスクワークをしている方は、女性器が椅子の座面にずっと触れている状態になっています。
それによる摩擦や蒸れが炎症や痒みの原因になっていることがありますので、デスクワークが多い方は特にドーナッツ(円座)クッションを使ってみましょう。

5. 塗り薬で炎症を鎮める

痒みや赤みなどの炎症がある時は、まずはしっかり消火する必要があります。
蒸れなどが原因の一過性の痒みであれば、市販のフェミニーナ軟膏の使用で十分かもしれませんが、痒みや赤みが続く場合は、炎症が長引くと黒ずみなどに繋がってしまいますので、過度に怖がらずにステロイド薬などの外用薬でまずはしっかり炎症を鎮めましょう。

適切なランク(強さ)かつ1週間などの短期間であれば、ステロイド薬の使用も副作用を過度に怖がる必要はありません。
クロベタゾン酪酸エステル軟膏0.05%「テイコク」など、乳幼児や大人の陰部にも使えるランクのステロイドの外用薬も存在しますので、信頼できるお医者様に相談しましょう。

また、炎症がそこまで強くないか、プロアクティブ療法目的であればアトピーの新薬であるコレクチムやモイゼルトなど非ステロイドの軟膏であれば、デリケートゾーンであってもステロイドの副作用を心配せずに使うことができます。

※個人的には都内にお住まいの方であれば、なでしこさんがお勧めです。
女性専用の皮膚科で安心して相談ができます。

【メモ】ショーツの素材は綿でもポリエステルでも、炎症にはあまり関連がなさそうだと感じます。個人的には繊維の素材よりも、肌の刺激になる縫い目がないかどうかの方が重要です。

デリケートゾーンの脱毛について

蒸れによる痒みや匂いを軽減でき、清潔感も増すのでお勧めです。
セックスでも見た目の清潔感に加えて、相手の肌と接触した際の感触がチクチクしないので◎です。
※自己処理時は剃刀(かみそり)の使用はNGです。(`・д・)σ メッ!
肌を傷付けてしまいますので、必ず電気シェーバーを使いましょう。

最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
本日の記事はいかがでしたか?
「お肌の治安=心の治安」です。
デリケートゾーンの不快感からオサラバし、快適なセックスライフを送りましょう♡

ではまた👋



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