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娘の進路は私の進路?

高校三年生の娘は、医学部受験する。
模試の結果からは、合格はまだ先の方にある。
試験までに全教科の底上げを望んでいる。
ここのところの暑さで昼間は外出ができないが、午後家で過ごすのは、眠くなるからと、昼食を済ませてほどなくすると塾の自習室へ送っていくのが日課になっている。

庭で大きく育ったトネリコには、50匹はくだらない蝉がくっついてて、一斉に鳴いている。
いろんな意味で気が遠くなる・・・。

手をかけ目をかけ金をかけ、子育て世代別に課題は変化するが、なんだか今が一番きつく、娘の進路でありながらまるで私の進路のように思い悩んだ時期もあった。

高2の冬休みは勉強勉強とおしりをたたき、怪訝顔をされていた。
あるところに相談したところ、
「そんなことは言わなくていいです、学校で沢山いわれています。親は頑張ってるね、お疲れ様と伝えてください、お子さんにどうなってほしくてその名前をつけたのか思い出してください」とアドバイスをいただきました。

娘は勉強がストレスになってしまっていました。
娘が生まれた時に願ったことや名前の由来には、お医者さんになってほしいとは少しも思っていませんでした。少しかんがえれば理解できることなのに、娘には悪いことをしてしまいました。私は勉強勉強と言わなくなりました。

先月の三者面談で担任の先生に痛いところを突かれ、家に帰るまでずっと涙が止まりませんでした。
先生に圧倒されて泣いてしまったのだと感じ、しっかりしろと自分に気合が入った瞬間でもありました。

夏休み入り、朝は六時から数学を四問、解き終わってから身支度、朝食と言うルーチンになりました。
私は五時に起き、朝食、昼食準備したのち、私だけ早くに朝食をすませ、二時間ほど庭の草むしりをするのがルーチンになりました。

初めのうちはきつかったですが、綺麗になっていく庭の様子にこころも和み沢山汗をかいたあと冷水しゃわで整えることで、暑さにバテないようにないました。

娘もその間集中して学習できるようで、お互いよく頑張っねと褒めあったりしています。

誰かの頑張りが、誰かの勇気や力になるなぁとおもいます。
もうお盆がすぐそこ。
祖父母の家に皆が集まることを楽しみに、毎日淡々と成長しています。


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