岡山天音ってこんなにかっこよかったっけ？『アンメット ある脳外科医の日記』：その2

いやー、おもしろい！あたしのなかでは、今期ナンバーワンのドラマ。月曜日が来るのが楽しみでしょうがない。
　しつこいようですが、若葉竜也の演技がめちゃくちゃいい感じなんですね。三瓶先生は、すごく優秀な医者なんだけれど、スーパードクター然としていない風貌で、ナチュラルというか、ダルそうというか、超自然体なんです。高校のとき、玄関からネクタイを引きずりながら職員室に入っていく先生がいたんですが、三瓶先生を見てなんとなくその先生を思い出しましたよ。

　5月20日放送回では激高するシーンがありましたが、三瓶先生は感情を露わにするシーンが少ないだけに、演技力が要求されるんじゃないでしょうか？静かに怒るって難しいですよね、たぶん。怒りがこもったまなざし、ミヤビちゃんを見つめる愛あるまなざしもいいですね。

　今回このドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』で気づいてしまったことがあります。岡山天音くん！ 彼が素晴らしい俳優であることに。
　もちろん、その存在は知っていました。素晴らしきバイプレーヤーとして認識していました、あたし。でも、昨年日テレのドラマ『こっち向いてよ向井くん』のとき、「あ、天音くん、いいじゃん！！」って思って、綾野先生役で「天音くん、カッコイイじゃん！」に変わったんです。
　天音くん、決してイケメン俳優ではないのだけれど、佇まいがイケメンなんです。所作もイケメンのそれなんです。これって、天音くんの演技力の高さですよね。ほんと、芝居うまいですもん。なので、杉咲花、若葉竜也、岡山天音の演技を堪能できるだけでも十分なのに、さらに脚本がいいときて、あたしゃ大満足なんでございます。

　もうこのドラマが終わってしまうのが淋しくなりはじめているので、関テレさんにはぜひとも続編を検討していただきたいものです。でも、続編が前作よりおもしろいと思ったドラマって、あたしのなかでは「JIN-仁-」だけなので、あまり期待はしないでおきたいが。。。

　そして、笑っておくれよ三瓶先生！いつか先生の笑顔が見てみたい！