<下書き>おおきにさん【後編】

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似非どすえ弁で綴る、長い間お世話になった先輩への個人的な手紙形式のとある個人の成長物語です。
感謝と謝罪と理由と結末。大体が家族の問題について。いじめ、虐待、ネグレクト、DV、家事の出来なさ、ファッションセンスのなさを乗り越えていく話。
一人称:僕。非ネイティブによるファンタジー京都弁の為、本物の方にはお聞き苦しいかと存じます。

新人の直面した現実~渡る世間は馬鹿ばかり~

さて、有り難い事に正社員として採用され、結構きちんと新人教育受けさしてもらい、実際の現場に配置され、「社会人」として働き始めてすぐに思ったんは、

話の通じない人、多すぎやない?

って事どした。僕は中小やったけど、結構名のある大企業に入った友人と久々にご飯した時、しみじみと「僕らが生きてきた世界って狭かったんやなぁ、なんだかんだ言って勉強しまくって、高校、大学、とどんどん世界を狭くして来たんやな、学生時代付合うのは『気の合うヤツ』つまり類友ばっかやったから、全然気づかんかった、この広い世界は、馬鹿ばっかりやった…」とお互い話しました。あ、怒らんといてくださいね?失礼なんは百も承知どす。僕ね、自分の事そない「頭がいい」なんて思ってなかったんどす。むしろ「落ちこぼれ」やと思ってたんどす。
どんなにどんなにどんなに勉強しても第一志望に学力届かんくて、志望校を変更した高3の夏は、一人で隠れて大泣きしました。父には「最善がダメなら次善を選んだらいい」って言われたけど、中学の時、高校別のとこ行く事になった友達と「お前は○大、俺は○専門大、俺達大都会で再会しようぜ!」って約束もしてました。18年の人生でことあるごとに浴び続けた母の言葉「お前の祖父は○大行ってる、従兄弟もみんな○大行ってる、お前には○大行く頭があるはずや」って言葉はもはや解けない呪いどした。僕の父は国立やったけど○大ほど偏差値高くなかった。母の実家は「女は勉強せんでええ」っていう家で祖母がその考えに大反対してなんとか学力がそんなに高くないお嬢様大学に行かせて貰った、という経緯がありました。母の兄弟も○大程ではないけどそこそこ偏差値高い大学行ってます。母は女ってだけで兄弟と同じ大学に挑戦できなかった悔しさがあったんでしょう、そして自分も同じ大学、祖父と同じ大学に行けた頭があったんや、という事を自分の子供を使って証明しようと躍起やったんでしょう。自分は本当は兄弟と同じか、それ以上に賢かったんや、と。そうそ、面白エピソードがあります。僕が社畜辞めて海外準備の為ちょっと実家戻ってた時、夜中の2時頃に寝てる僕の部屋に母がバーンっと入って来て、「あんた、今から○大行って校庭歩いてお嫁さん捕まえて来なさい!」って言って来た事どすね。トップブリーダーか。夜中の2時に大学に侵入してグラウンドぐるぐる歩く社会人なんて不審者以外の何者でもないし、恋人いない年数=年齢のコミュ障なめんなよ、歩くだけで女子大生捕まえられる訳ないやん。ま、その時は穏やかに応対して、母をなだめ、寝室にお帰り頂いたけどね。母が去ってからその突飛すぎる発想に一人爆笑しました。母はその頃もう認知症発症しとりました。
そんな訳で、幼い頃から刷り込まれてた第一志望を諦めるって、その時の僕にはほんま辛かったんどす。18年しか生きてませんどしたしね。でも、模試何回受けても合格圏かすりもせぇへん、流石に現実見ます。それでも高3の夏までしがみついとったんどす。結局志望校は自分の偏差値に合わせて結構下げなあかんかった。下げたって言っても、ギリ行けるかどうかなチャレンジレベルやったんで、受かったんは様々なミラクルが重なった結果どした。大学では周りはみんな僕より頭いいやつばっかり。僕ね、滅多に自分の出身大学名明かさんどっしゃろ?僕、自分の事、「家の恥」ならぬ「大学の恥」や思うとるんどす。偉大な卒業生いっぱいいます。友達も、国家公務員、法曹界、大企業、外資、金融、ベンチャーetc 各界で、海外でも、活躍してる友達いますぇ。それに比べて僕は就活落ちまくってなんとか中小。今は吹けば飛ぶよな所の非正規どすね。ま、今が一番楽しいけど。

そんな訳で、冗談でも何でもなく本気で心底「世間一般」に驚いとったんどす。
話がなかなか通じない、論理が通じない、データに基づかず変な憶測に飛びつきがち。大きな夢見ろ大志を抱けって言われるのに、実際理想を語ったり倫理観がある正しい事を言うと「幼稚」「現実見ろ」と鼻で笑われ、相手にとって都合のいい事だけ例えそれが少し詐欺っぽかったりする事であっても話の通りが速い。

2020年、「大人ってこんなに頭悪いの?」って思ったお子さんも多かったんやないでしょうか。まさにそんな気持ちどした。というか、2020年は「大人たち」の悪い面も良い面も大きく出た年どした。あ、悪い面の方が大きなニュースになりがちなんでよう聞くけど、良い面もいっぱいありましたえ。みんなそれぞれが一所懸命考えて、寄付したり助け合ったりしとりました。
大人がなんでこんなアホなんかって話は「GoToキャンペーンを後押しする人は詐欺に遭いやすい事を証明してみた」という記事にも書きましたけど、要は世代が上になればなるほど教育が悪くなるんでしょうがないんどす。戦後すぐの世代とか帰宅後すぐ&食事前の手洗い・うがいの大切さも習ってなくて未だに習慣化できてない人も多いどす。
うがいの仕方は「ぶくぶくペッ、からのガラガラぺっ」。
まず口内の細菌をゆすぎうがいで吐き出してから喉うがいをやらんと、いきなり喉うがいすると菌を喉の奥まで運んでしもて逆効果なんどす。ぶくぶく「ペッ」大切。先輩は気付いてはると思うけど、擬音使うて表現してるんはわざとどすぇ。大事な事程「全ての人に届くよう」「感覚的に」解るよう表現する必要があるんどす。擬音の科学的効果は他にも面白いもんがあるんで良かったら調べてみて下さい。
あと、胃にピロリ菌がいて、胃細胞の新陳代謝は速いからピロリさえいなければ胃はずっと二十代と同じ若さを保っていられるのに、ピロリがいるから老化しとる人も多いどす。これは昔の環境は不潔やったから、井戸の水が悪かった、もしくは道に落としたもんも拾って食べてたからやなんて言われますけど。最近の若い世代にはあんまいないですけど、ピロリ菌と肺炎球菌を退治すれば凄い身体快調になるって事ようあるんで、お心当たりの方おったらお伝えください。薬で簡単に退治できます。
因みに僕はピロリ見つかって、老先生に「おかしい…君位の年齢やったらいないハズやのに…さてはお母さんが悪いな」って言われたけど、多分僕は落としたもん3秒ルールでつい食べてまうからやと思います。それも世界中の地面でやってますから。もったいないお化けに憑りつかれし一族の末裔どすので。落したもんは…次から洗って食べようと思います。もしくは接着面を削る。3秒ルールは科学的根拠がない事は既に実証されとります。菌は接着した瞬間に付く。そりゃそうや。あと井戸水はなるべく煮沸してから飲む事どすね。
そしてこの先生も「全部お母さんが悪い」病患者やなって思いました。ピロリは人を介しても感染するんで、子に離乳食与える際に、鳥のように親が噛んで細かくした物を与えてたらうつります。昔はようあったみたいどす、親が自分の口で「細かくしてあげる」。虫歯菌もこれでうつります。今回の感染予防でも「大皿や鍋から直箸や直スプーンはやめろ(とりわけ皿やとりわけ箸を使うべき)」「家族で同じ歯ブラシや歯磨き粉使うな」言いますやん?僕の家は歯ブラシも歯磨き粉も別どす。この世に歯ブラシを家族で共有してる家があるって知って驚きました。ほんま各ご家庭のルールも各個人の感覚の「ふつう」も人それぞれで面白いどすね。僕の友人には、そこら辺歩いてた知らんおっさんから『ガム飽きたけどまだ味してて勿体ないからいる?』って言われたら、知らんおっさん噛んでたガムを貰って食える、っていうツワモノもおります。今やったら完全アウトどすね。…話逸れましたけど、家族で言うなら僕の家は父がピロリ持ちやったんで、父から感染したパターンがあります。何故母は責められて父は責められないのか?おかしいと思いません?

前の章で「感染させない」話書いたし、ついでやしここに「感染しない」話も詰めときますね。上記「口内ゆすぎが大事」っていう話はNHK「ガッテン」のインフルエンザ予防回で紹介されてました。それに胃液は人類最強の武器なんで、風邪菌は大抵死ぬ事、内科医は患者はん1面会につき一口お茶か水を飲んで、口内の菌を胃液まで落とし込んでしまう事で風邪予防してる話も紹介されてました。菌がのどなどに留まってると感染してしまうけど、胃まで落とし込めば胃液が殺してくれるそうどす。ぶくぶく「ペッ」忘れていきなりガラガラやってもーたら、いっそ水ごっくんすればええんどす。ただし、水飲み過ぎて胃液薄まると逆効果なんで10~15分に「ひとくち」程度がミソ。僕はのどが渇いた時もやけど、周りで誰かが咳・クシャミした時もひとくち飲む事にしとります。あと「歯磨き・舌苔などの口腔ケア」。口腔内の細菌で感染のし易さが変わるそうで、毎食後・就寝前の歯磨き、舌苔除去や、定期的な通院によるチェック・歯石除去で風邪にもインフルエンザにもかかり難くなります。インフルもCOVID19と同じ一本鎖RNAウィルス。口内綺麗にしときましょ。
うがい薬は確かに殺菌してくれるけど、逆に身体を守ってくれる常在菌も殺してしまうんで逆効果、なんて説もありますぇ。
あと今回よう言われる「手洗い」どすけど、一番重要なんは「穴触る前に手を洗う」事。基本肌はバリア機能あるんで傷などなければ感染しません。感染するんは穴からどす。一番触りやすいんが、男性ならトイレの小どすね。蛇口にも菌着くんで、手洗う時は蛇口も一緒に洗いましょ。そして男女ともに「目が痒い時」。我慢しても無意識で掻いてしまうんで痒くなったら手洗っときましょ。鼻のお掃除さんする前もね。
ただ、手の洗いすぎは手を乾燥させヒビ入れたり、肌の常在菌殺し過ぎるんもまた良ぉないんで、これも難しい所どすね。スーパーや公共施設の入り口でアルコール消毒推奨/マストが増えてますけど、これは「菌を塗り広げない」という意味で大切ではあるんどすけど、やり過ぎるとほんま手痛くなるんで、入る施設数を減らすとか、ハンドクリーム持ち歩いて消毒直後にケアするとかするのがええかと。僕は手に優しい消毒ジェルとハンド&リップバームは普段から持ち歩いとります。あと水と歯ブラシとフロスも。更に葛根湯と芍薬甘草湯とのど飴も。ちょっと体調悪いな、と少しでも感じた瞬間に葛根湯飲んでおくのが大事。芍薬甘草湯は足つった時用。頭痛とかのど痛とか少しでも感じた時は、既に自分の中の免疫力が外敵に負けてる時どす。緒戦で助っ人入れて早めに勝利しときましょ。葛根湯は肩こりにも効きますぇ。西洋の薬は悪い所を攻撃する際にいい所も殺してしまう事あって注意必要どす。漢方は元々身体に備わってる力を上げてくれるんで、全体に効くし、食間など好きな時に服用できます。ゆうても薬は薬なんで飲み過ぎは禁物やし、身体に合わん人もいはりますけど。
あとは毎日体操して全身の血流良くして、定期的に家の換気して、食事のバランスと睡眠の質良くしたら、笑って免疫力上げて楽しく生活しましょ。
悲しいニュースや怖いニュース聴きすぎるんは心に毒どす。感情揺らし過ぎると知らんうちに脳内の扁桃体アラーム作動して、判断力offなってトイレットペーパー買いに走るハメになります。災害が起こってる時は「ニュースに触れる時間」を自分でコントロールしましょ。友達は職場の人が毎日いちいち感染者数報告してきて困ってるって言ってました。その「行為」が他の人の「精神」にどれだけ悪影響なんか考えられんのでしょうね。あと、自分が「不安」やからそれを払拭したくて周りにも不安を与える。不安なんを話せんのも良ぉないし、かと言って不安をまき散らすんも良ぉない。

この世界に元々「確実」はないんどす。「幸運」「不運」はありますね。
結局の所いつだって「人事を尽くして天命を待つ」どす。
どんなに気を付けても事故に遭う時もあるし病に罹る時もある。
そうならないように出来るだけ備えておくことやし、なってしまったらそこでまた頑張るだけや。まだ起ってない事を不安やと思うんなら徹底的に調べて対策をとって備えるしかないんどす。ネガティブに備えてポジティブに生きる。敵を知り、己を知れば百戦危うからずどす。NHK特集サイトのCOVID特徴まとめページとか解り易いどすぇ。
尚、フィルター効果の高いマスクに関しては「アベノマスク(略)」記事の一番下、自作マスクツイートのツリーでどうぞ。外側に静電気帯びる素材(可能なら銅)、中間層で密度、内側で肌触りかなと。僕はイオンペーストやイオンスプレーも使てますけど。

ま、そんな訳で、大学時代と違い、多くの人に「話がなかなか通じない」事に驚いたんどす。勿論僕自身のコミュニケーション力の低さも原因の一つでしたけど、大学時代は正しい事を言えば通じたんどす。実現困難そうな理想論でも「一度は試してみよか」ってなりました。社会入ってからは「相手にとって都合がいい(ようにみえる)事」が通じて、正しくても「相手にとって都合が悪い(ようにみえる)事」は通じなくなりました。
勿論全員が全員そんな人ばかりではなくて、一番多いのは意見を言わない、大人しい、命令に従う、何か間違った事をする事・目立つ事を恐れる人どしたね。

僕ね、自分で「不良中年」とか言って自分の不品行自慢してる金集めに成功した人とか、純粋な高校生泣かしてた大人げない弁護士から政治家なってタレントやってる人とか、小さな料理屋さんの店主ルールに逆ギレしてた一度不正で逮捕されている起業家とか、解らないでもないんどす。今の世界は「騙したもん勝ち」の所が多いし、騙される人も多い。理想や正義は鼻で笑われるか「でも難しいんだよね」って言われて終わる。悪い側に回る方が簡単なんどす。
一度先輩と、「全員が同じ不良のキャラクター」を演じる人狼ゲームやりましたやん?あれ、めちゃくちゃ面白かったどすね。皆キレまくり、罵りまくり、言いたい事言いまくり。
「俺様不良」するんも「無責任」と同じで楽やし楽しいんどす。
僕が大好きな「ロッキー・ホラー・ショー」っていう参加型映画の草分けもつまる所はソレどす。ストーリー荒唐無稽な低予算B級ホラー、そこに上質なロック音楽が組み合わさってる。原作はイギリスのミュージカル舞台やけど、爆発的ヒットをし現在も世界中でカルト的人気を誇る理由はNYの映画館が気にいって毎週上映した事で、観客が自由にコスプレしたり上映中にツッコミや茶々入れたりする「参加」が発生した事。これね、生まれは「自由なイギリス」で、ヒットは「お堅いアメリカ」って事もとても象徴的やと思うんどす。浅田次郎の「プリズンホテル」でも描かれてましたやん?旅館でハメハズすんは警察や教師といった「お堅い職業」。押さえつけられてストレス溜まってますから、どこかで発散させる必要があるんどす。
「ロッキー・ホラー・ショー」楽しむんは誰も迷惑かけない・傷つけない健康的な発散方法やと僕は思いますえ。そういや、僕がロッキーホラーのコスプレ練習の為に、鏡の前で網タイツ、ハイヒール、コルセットにカツラという異様な出で立ちでいた時も、母がバーンとやって来て、僕の姿に何も物怖じせず、自分の不満だけを訴えて去って行き、「僕のこの恰好に何も気づかない…むしろ凄い…」って思ってたとこに、第二子がバーンとやって来たけど僕の恰好を見てドン引きし、後ろずさって遠くから「お前変だぞー!!」って言い逃げして去った事があって、第二子のコメントの普通さにほっとしたと共に爆笑しました。尚、ロッキーホラーのお蔭で知った事は、ハイヒールが痛いって事どした。あれつま先拷問具どす。長時間歩けません。クラシックバレエやってた友人が「トウシューズは拷問具、つま先は常に血だらけ」って言ってた事思い出しました。トウシューズは足首の骨や腱がちゃんと出来てしっかり訓練積んでからやないと履くの危険だそうどすえ。以来街でハイヒールの女性を見かけると「凄いな」って思うようになりました。そういや外国人観光客に日本で何が一番良かったか聞くと「着物で街を歩きまわった事」って言われた事もあります。男性やったんやけど、足袋や草履、大股で歩き辛い着物の裾など学ぶ事多かったみたいどす。草履が滑って足が痛かったとの事。コスプレも奥が深いどすね。
更に蛇足どすけど、大和和紀の「はいからさんが通る」で出て来た網タイツ姿も、尾田栄一郎の「ONE PIECE」のイワンコフもロッキーホラー由来だそうどす。

大分話逸れたけど、「不良」やるんは楽しいって話どした。
ただ、俺様やる側は楽しいんやけど、やられる側にとっては辛い。それが上司やクライアントだった場合、ほんまに苦労しました。

ストレス値上がる度に実用書や自己啓発本読みました。
主にコーチング、マネジメント、コミュニケーション術あたり。
どの本で書いてあったか忘れたんどすけど、

過去と他人は変えられない、変えられるのは自分と未来だけ

という言葉になるほど、と思いました。脱自意識過剰&人間観察の為に自分を変え中どした。相変わらずコミュニケーション能力低かったけど、自意識過剰は少しづつ良くなってきておりました。

上司がクソなら僕が職場回してやろう思いました。

都会と社畜にすぐ飽きた~独り暮らしはつらいよ~

などという大それた決心をしても、自分のコミュ力がすぐ上がる訳もなく、地味に地道に学習と実践と労働と人間観察を繰り返しました。

職場環境、何ヵ所か行かせて貰いましたけど、「オフィス」「人数」って大事やなって思いました。中には天井が低い廃病院みたいな古くてコンクリートで窓がない空間で大勢が徹夜仕事、なんて所もありましたぇ。
一番良かったのは、ちゃんと窓があって、一部屋10名程度で和気あいあいとやる職場どした。
「大勢を一部屋に詰め込む職場」はどんなに綺麗で新しいオフィスでもストレス度高かったどすね。これも住環境と同じで、人が一所に沢山集まるとお互い遠慮せなあかん事多くなるし、把握できん事「隣は何をする人ぞ」多くなるんでストレス増すんどす。
「人数」の重要性は会議でもありますね。確か「スタンフォード白熱教室」で見た情報やと思いますけど、同じ議題に全員が集中できるのは「ピザを分けれる人数まで」つまり6~8人程度。会食とかでも、4人までやったら皆でひとつの話題できるけど、6人以上なると自然と話題が2組に分かれたりしますやん?8人やと完全に2つになりますね。つまり、大人数の会議やと参加しない人が出て来て非効率かもしれませんね。
面白い話ではリモート会議やるようになったら如実に「発言しない人」が解り易くなった、上司や部下、先輩や後輩と言った「人工的に作られた上下関係」が薄くなり関係性がよりフラットになった、という話。僕ね、「相手から自分がどう見えているか」意識する事にしたって言いましたやん?自撮り世代は小さい頃から結構これやってると思うんどす。なんせ自撮りするから。プリクラ世代はどうどっしゃろ?それより前は?リモート会議の良い所は「自分の顔/動き」も画面上に映るし、他の人と比較出来る事どすね。尚、リモート会議を盛り上げるには「頷き役」設定しといた方がいいそうどすぇ。ま、リモートじゃなくてもブレインストーミング(ネタ出し会議)ではとにかくどんどん「褒め」たり「いいね」って言って否定は一切せずリラックスしながら発想を広げていくのがセオリーですけど。
僕は国会のコロナ対策も少人数スパイダウェブ方式に変えて、若い専門家や実業家集めてネット配信のオープンでブレスト→検証と実行やった方が最速で最適解に辿りつくと思いますぇ。もちろん一番大事なんはコンセプトどすね。「すべての命を大切にする事」「個人の尊厳を守る事」カネやない。

その頃人間関係以外で一番大変やったんは「同僚の体臭」。臭いって凄いデリケートな面あるんで、同僚、それも先輩やとなかなか言えへんのどす。珈琲と煙草の組み合わせ臭とかやったら改善もし易いし軽く言う事も出来なくもないんどすけど、それがシャツ生乾きみたいな体臭がいつもする、ってのは指摘し辛かったんどす。上司との面談の時に相談させてもらいましたけど、上司も本人に言うの難しそうどした。
然しながら「臭い」って地味に精神にくるんどす。身体動かす仕事やったらまだええけど、PCの前座って動かんと作業/頭脳労働する時はなかなか辛いんどす。他の同僚は小さな卓上扇風機を自席に導入し、その人が来るとスイッチオンにして風上に立つという問題解決をしとりました。僕が取った手段はその人が来たら「芳香剤を自分の鼻の直下に置く」。最初消臭剤も試したんですけど、効きませんどした。今なら集中力増す香りを探すと思うんどすけど、その時は兎に角「いい匂い」で「他の人には迷惑をかけないようキツすぎない」事のみ考えて芳香剤選びました。

体臭ってメタボと同じで生活習慣だと僕は思います。
まずバランスのいい栄養を摂る事、睡眠の量と質、運動習慣。それから住環境を良くする事、掃除と換気と洗濯と入浴。ここでも「家庭科」なんどす。その同僚のご家庭でも、僕の家と同じで「家事」「家庭科」の優先順位低かったんやと思いますぇ。それに加えてその方の年齢と外見、発言から予想するに、ゴリゴリの「男」を押し付けられるご家庭やった可能性高そうやな、と思っとります。僕も良く二番目から「男たる物」的な事言われてました。僕、異性向けの漫画も読んどったから散々「お前の読む漫画はキモイ」って言われてました。まず絵がキモイ、主人公(異性)がキモイ、主人公の相手役(同性)がキモイ、こんな異性にとって都合が良すぎる同性なんておらん、と。こういう価値観の人は「男は家事しなくて当たり前」むしろ家事をする男なんてってなるし、スーパーマーケットとか行くの苦痛でしょうね。今は男性利用客も増えましたけど、以前はスーパーは女性しか行かんもんでしたから。女性が一人で牛丼屋やラーメン屋に入りづらいのと一緒。こちらも今は女性の利用客も増えましたね。僕としてはどっちも、以前の僕と同じで「自意識過剰」、つまりボッチなんを意識し過ぎで、実際周りは僕がスーパーで唯一の男性客であろうがボッチであろうがそんなに気にする人いないと思いますぇ。勿論気にする人もいるけど、少数派やと思います。あと、最近はコンビニでも野菜や健康的な惣菜が買えるようなって有り難いなと思います。

僕の時は「家庭科」も「技術」も男子も女子も習ってましたけど、上の二人の時は「家庭科」は女子のみ、「技術」は男子のみ、体育も男子は柔道、女子はダンス、なんて分けられてたそうどす。僕、護身術は女性の方がむしろ積極的に習った方がええと思いますけど。咄嗟に動けるか、は咄嗟に喋れるか、と同じで「普段からの鍛錬」がキーやと思います。
生活習慣を変える事って、まず本人の意識が変って、本人が変えなあかんと思って徐々に変えいかんと変らんから、ほんま難しいと思います。一昔前の簡単な解決策は「嫁さん貰たらええ」やったけど、今は自由恋愛の時代であり、男女同権・男女参画社会どすしね。相手に家事押し付ける、「男たるもの」「女たるもの」押し付ける価値観は…残ってない訳ではないし、上手い事相手見つけられればお互いラッキーやけど、ま、一般的には流行ってませんね。

その人はこの文章読んでないと思いますけど、「僕が考える」簡易な解決方法書いておきます。あくまで個人的な意見やし、個人差あると思うんで、それぞれが調べて自分にあった解決策を探すといいとは思いますがご参考まで。
あ、ここまで散々ちょっとした「僕の個人的な考え」のトピック書いてきましたけど、読むの面倒なトピックはその文章ブロック読み飛ばしてくれて全然大丈夫どす。自分にとって参考になりそうやな、ってトコだけつまみ読みして下さいね。授業やないしテストもないから真面目にやらんで大丈夫。自分に合うもんだけ選んで読んだらええんどす。真面目に読んでくれると僕が嬉しいけど。

・まず部屋の換気は一日1回はする事。朝起きた瞬間か、家帰って来た瞬間にでも。習慣づけが出来れば苦にならず出来るようになります。
・臭う布類・衣類は「50度以上の熱湯」に一度つけてから洗うor洗った後でもいいからつける。尚、日本の洗濯機や洗剤は30度程度までしか想定されてませんので、洗濯機の中ではやらない事やし、洗濯機移す時は水を混ぜて温度下げて下さい。50度以上の熱湯、僕はヤカンで100度の湯を作って同量の水を混ぜる事で作ってます。布類の臭いは菌の繁殖どす。熱で死にます。ついでに言うとカビも50度以上の熱で死にます。家事は科学や。温度と時間を味方につけると楽どすぇ。布の材質によっては熱があかんやつもあるんで気をつけて。因みに海外やと元から熱湯で洗ってくれる洗濯機もあります。それから熱湯は人間にとっても危険やから、取り扱う時は気をつけて。疲れてる時や集中できへん時は手が滑り易いんでやめときましょ。電気ケトルのお湯で下半身大やけど→緊急帰国になった友もいます。
・バランスの良い食事…良く「カロリー」のみを気にする人いますけど、カロリーってのは野球チームで言う所の「人数」みたいなザックリした数値どす。9人いれば野球できます、みたいな。9人いても全員がバント得意なヤツばかりで守備ガタガタやったら負けます。内容も大事。細かく言うとほんま細かくなるんでご自身で調べて欲しいとは思うんやけど、ザックリでいくと

炭水化物(米パン麺芋):野菜:肉魚=3:2:1

が米食アジア人のザックリバランスじゃないかと思っております。良く言われてたお弁当の黄金比どすね。全体の半分が米、そして肉の2倍は野菜食べなさい、と。野菜の内容も緑黄色や白色など色々あるんで、調べるかバランスのいい野菜ジュースのみましょ。あえて「米食アジア人」って書いたのはそうじゃない人種は必要としている比率が違うそうなんどす。あと、可能なら食べる順番は「まず野菜に5分」→肉・魚→米やと健康にいいそうどす。個人的には「味の濃い物」と共に食べる白米がサイコーやと思うんですけど。あと、「頬一杯に米を頬張る」美味しさ。健康に悪いんでたまにしかやりませんけど。基本は「少な目のひとくちで、まい口30回以上噛む」が健康にいいそうどす。僕これほんま全然出来ないんどすけど、気ぃついた時は30回を意識するようにしとります。外国の方に「箸ってちょっとしか掬えないから健康にいいよね!」って言われた事があって、その時は「そうどすね!」って返しました。箸であっても「丼ものを掻き込む」というスキルで一度に大量に運ぶ事を実現できる事実は秘密にしときました。
・睡眠の質とお酒…アルコールは睡眠の質を下げるので寝る前数時間は控えるのと、アルコールの分解に同量の「水」が必要になるんで、お酒飲む時は同量の水かお湯も飲まはるとええどすぇ。あと休肝日も大事。身体も脳も寝ている間にメンテナンスされるんで、睡眠大事にしてくださいね。僕は寝る前に飲みたくなったらノンアルコールビールやノンアルコールワイン飲む事もあります。最近の製品は味もええもん多いどすぇ。ビール気分やったら強炭酸水飲むだけでも結構満たされるなって事気付いてからはお財布の為に炭酸水常備するようなりました。炭酸飲んでみて、まだ飲みたかったらノンアル、それでも飲みたかったら少しチビリとやる、って事にしてます。
・入浴…少なくとも2日に1回は身体洗った方がええと思います。汗かく夏場は1日1回。湯船に浸かって身体温めるのが理想的やけど、シャワーだけでもええどす。僕は入浴面倒派なんで、「帰宅直後」に行う事にしとります。帰宅直後は運動効果で自律神経が上がっててやる気がまだある時間帯なんどす。これがビール片手にだらだらしてまうと、どんどんやる気が落ちます。やらなあかん面倒な事は帰宅直後が狙い目どす。尚、皿洗いが面倒な人は「食事直後」が狙い目どす。お茶やワインでゆっくりしたい時は先に皿洗いしてからお茶を淹れる。これも自律神経とやる気のタイミングの問題どす。お茶が終わる頃にはやる気がなくなってます。洗いものはカップだけにしときましょ。

僕の温泉/銭湯好きの友人は、風呂を全部銭湯にし、食事は外食と決め、ガス契約解約した友もいます。洗濯は全部クリーニングに出すそうどす。都度のお金は掛かるけど家事時間の短縮やガス代節約考えれば面白い解決策やなって思います。個別でやるより集めた方が地球にも優しそうどすしね。
最近、家を捨ててホステル暮らしのミニマリスト高校教師さんの話読みましたけど、それもまた面白い解決策やと思いました。掃除せんでええし、一人暮らしやないから必要な時誰かの手をすぐ借りる事もできる。特に英語教師やったらすぐネイティヴに質問できるって凄いアドバンテージやと思います。僕、今回自分の英作文をネイティブにチェックしてもろたけど、メールで頼むのってやっぱ相手の都合もあるし頼むのに壁あるんどすけど、たまたま会った暇してる旅人やったら結構気軽に頼めます。長文とかやったらアレやけど、てにをはチェック的なto/in/onどれがこのシチュエーションで正解や?みたいな簡単に訊いて簡単に答えれるヤツね。僕自身が旅人やってる時にそれ訊いてくれて全然いいし、仕事でもお客さんに訊かれたりするし、ラブレター文を日本語訳した事もありますぇ。日本から故郷の恋人に送る葉書に日本語で書きたかったそうで。素敵どすね。

僕にとって一人暮らしって「家事」「生活」に対するモチベーションがほんま上がらんのどす。だから僕がちょいちょいやってた手段は「他人に泊まりに来て貰う」。
僕がベッドと棚を買い揃えて、段ボールに囲まれた空間から脱出できたんは、ひとえに先輩が遊びに来てくれたお蔭どす。あの、初めて遊びに来てくれた時。先輩が南国装備で僕が北国装備だったあの時。ほんまおおきにさんどした。先輩が遊びに来るって決まってから急ピッチで空間を整えました。ネットショップの即日/翌日お届けがあの時程有り難かった事はありません。お蔭様で生活が快適になりました。自分でやった事やけど、モチベーションくれたんは先輩どす。そして掃除して生活の質が上がるとやっぱ自分自身にとっても快適になるんどす。ほんまありがたかった。その後も先輩を含め、友達にちょくちょく泊りに来て貰う事で掃除のモチベーション貰てました。出木杉氏が来てくれた時は、掃除や空間運営のコツ沢山教えてくれてほんま有り難かったどす。市販のカビ取りスプレーは即効性あってマジ救世主やと思いました。ま、今はなるべく地球に優しく、で50度熱湯を利用したり、漂白も塩素系にするか酸素系にするか、汚れ取りは中性か酸性かアルカリ性かなど、マグネシウム洗浄も利用しつつ色々考えてやってますけど、これもまた「地球に優しく」や「使える時間/お金」自分と相談しつつケースバイケースですね。下水管パイプの耐熱温度も考えた方がいいから、一概に熱湯がいいとも言えませんし。ようカップ焼きそばの熱湯をシンクに流してシンクの金属が膨張&収縮で「ボッコン」言うのを「一人暮らしの音」、とか言うてるの聞きますけど、アレ下水パイプ大丈夫なんでしょうか?飲食店の店舗調理場とかやったら、もしかしたら温度考えられてるかもしれませんが、一般家庭/アパートは結構ヤバイんやないかと思うんどすけど。今「排水管 熱湯」で検索しましたけど、ヤバイ情報が続々と出てきましたぇ。お湯捨てる時は水と混ぜて70度以下に下げましょう。カップ焼きそばやそうめんの茹で熱湯捨てる時は蛇口から水を沢山出しつつ捨てる。

などと散々僕の「一人暮らしで学んだ家事トピック」を書きましたけど、
…ここで書いとかなあかんなって思ったのが

「お勧め」と「押しつけ」は紙一重なので要注意

って事どす。
ほんま難しいのは、自分が「お勧め」のつもりで紹介しても相手から「押しつけ」と取られたらアウトって事どす。

社会人になって少しして、友達がうつ病になりました。
その時の僕はうつ病の事そんな知らんくて、「頑張れ」って言葉は言ったらあかん、位の知識しかなかったんどす。まだまだコミュ障やったから「相手の気持ちに寄り添う」ってどうすればいいんかも手探りどした。…今もまだまだ手探りやけどね。
友達にうつ病やと言って貰えて、それだけ信頼してくれてるんやって有り難かったし、友達として出来る事したいなって思ったんやけど、どういう風に接していいのか解らんくて、かといって急に態度変えるのも僕が友達の立場やったら嫌やなって思って、「僕なら」なるべく普通に接してほしいかなって思って、「僕としては」普通に喋ってたつもりやったけど、失敗してもうたんどす。
僕が友人と会うちょっと前に読んだなんかの記事で感銘受けた話をしてしもうたんどす。

人生を豊かにするには
「金を稼ぐ時間」「楽しむ時間」「自分をより良くする学びの時間」
がバランス良く含まれていると充実感がある

例えば、自分の好きな物を仕事にした場合、漫画を描く事が好きで漫画家になったなら、仕事その物が「漫画で金を稼ぐ時間」「漫画を描く事を楽しむ時間」「漫画描くのが上達する学び時間」になります。生活費&遊興費を漫画だけで稼げているなら、どすけど。
僕のような社畜の場合は、仕事=金を稼ぐ時間、遊び=楽しむ時間、読書やEテレ=学びの時間、どすね。仕事にも遊びにも学びはあるし、読書やEテレにも楽しみはあるけど主に、という意味で。
人生というのは時間の積み重ね、つまり1日のサイクルなり、1週間のサイクルに、この3要素が「自分にとって」バランス良く含まれていると、確かに充実しそうやなぁ、なるほどな、とその時思ったんどす。
今なら上記3要素に加えて

「自分の身体を世話する時間」=家事労働や食事/睡眠/運動

も必須、と僕は思いますけど。
「自分をより良くする学びの時間」と同じで世話時間は
「未来の自分への投資の時間」どす。

でもね、その話は、「その時の僕」には良かったけど、「その時の友人」には毒やったんです。

人生を充実させたいと思って、自分を変え中、自分の人生の時間割を考え中の僕にとっては「いいアイディア」であり、「いい話」やったんですけど、
うつ病で苦しんでいる友人にとっては、「充実した人生を送れていない自身の人生の否定」「ただでさえ病気で苦しんでいて身動きとれないのに、できない事をやれと押し付けてくる無理強い」と受け取れる話でした。
友人を酷く傷つけ、怒らせました。うつ病である事を告白してくれた友人の信頼を裏切る行為でした。
ほんまあの時はすんませんどした。あの時を乗り越え、今も友達を続けてくれてる友に心底感謝どす。そしてあの時怒って教えてくれてほんまおおきに。自分がほんま辛かった時期にほんまのほんまにごめんな。

僕の様な「教えたがりのオタク」はほんま気を付けなあかんのどす。
相手の心を。
自分にとってはどんなにいい情報であっても、伝え方や、相手の状況・状態次第で、それは相手にとっての毒になる事があるんどす。

それからもうひとつ、

自分にとっての「相手の人物評価・判断」は基本伝えたらあかん、という事

僕は自分のコミュ力を上げる為に人間観察・考察を大学の頃から開始しました。だから、僕の中には僕なりの「こういうタイプの人はこういう傾向にある可能性がある」という僕なりの性格傾向判断帳があります。
それは、相手を喜ばせる為、そして自分の不用意な言葉で相手を傷つけない為に慎重に使うべきもんやと思ってます。他者理解や自分の便宜の為にも使うてますけど。

僕ね「血液型診断」には小さい頃から懐疑的なんどす。
だって人間の性格が4種類しかないっておかしくない?そう思って生きてきました。お蔭で僕がよく言われるのは「B型」。
僕がお札の顔揃えてたり、誤字脱字を指摘したりする事に気付いた人は僕の事「A型」って言ってきます。
会議でクライアントのお偉いさんに対して発言したり、結構大き目のおやつを自席で食べてたりするのに驚いた人は「B型」、
遊びの待合せで相手が遅刻しても怒らなかったり(自分も遅刻しがちなので)、家事がえらいおおざっぱな事を知ってる人は「O型」って言ってきます。「AB型」って言われた事はないどすね。
僕の知る限りでは血液型で性格決まるっていう話信じてるのは日本人位どす。あと、日本でこの話を教えてもらった外国人。外国人が僕にこの話をしてくれた際は懇切丁寧に科学的根拠のなさと僕という例外を紹介しますけど。
運転免許の教習所で性格診断を受け、その結果をみたトレーナーが「B型」って言って来たので、僕は相当B型なんやと思います。そしてこの国で常識を疑って自分の頭で考えれる人間は皆B型になれると思いますぇ。右ならえしない人ならね。
僕の狭い経験では、血液型を聞いてくるのは日本位、あと年齢やたら聞いてくるのは韓国、そして日本どす。

これも一種の「押しつけ」やと僕は思てます。
「神経質」「横紙破り」「おおざっぱ」「二重人格」
あなたは血液型○型だからね、と小さい頃から洗脳されてみなさん育ちはりますね。僕は洗脳教育反対派の永遠の面従腹背反抗期チャイルドなんで洗脳されませんでした。
そして僕が、例えば前述の同僚に向かって「男ゴリ押しされて育ったんやないでしょうか?」って言うのも、一歩間違えば押し付けになります。それも、僕が中学の時に経験したいじめと同じ、「キャラクター固定」の呪いに。
僕は僕の便宜の為に相手を観察して傾向の判断をしているけど、それは「僕から見た相手」でもあるし、「相手が僕という人間に見せたいと思っている性格」でもある。どこまでいっても「その人の人生や性格のほんの一部」を知っているに過ぎないんどす。双子のように生まれた時からずっと一緒やった訳でもないし、双子ですらずっと一緒におれるわけでもない。
ひとは場面や立場によって求められるものが変ってくるから、「恩師に接する態度」「先輩に接する態度」「友達に見せる顔」「後輩に見せる顔」「家族に見せる顔」自然と変って来ますけど、僕が知ってるのはそれのどれかでしかない。僕は先輩がお仕事されはってる時の顔は存じ上げません。きっと素晴らしいプロフェッショナルな顔されてるんやろな、と勝手に想像してますけど。
それに、いくら傾向があるって言っても、個性は千差万別、それぞれが自分にしか歩めない人生を歩んでて、その人にしか経験できない事を経験してはる。だからほんまに「決めつけ」や「押しつけ」にならんように、慎重にせんとあかん。

宝くじは地元で買うと決めてます。 確率は何処で買っても同じ、地元で買えばそのお金は地域を良くする事に使われる→即ち自分に還元されるので。誕生日には一年生きれた事を感謝し地球環境保護系団体に寄付します。地球が良くなる事はつまり自分に還元される。あなたの幸せは私の幸せ。長生きしてね。