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『これアメリカのバンドですか?』『イギリスです』『えーっ!』

週末という概念(⁈)が嫌いなのか、土曜日に気分が落ち込むことが多い。自分の中にそういうネガティブな情報を刷り込むからそうなるのだとは思うけど…。でも今回は本を読んだり、お笑いの動画を見たりしてなんとか切り抜けられた。この1週間、家にいるときはほとんど本を読んでいたな。久しぶりに「読書」したって感じがする。

本題は本の話ではなくて。気が滅入ってしまって何にもしたくない、でもそんな自分にもうんざりして、なんとか現状打破を試みる時に、頭の中ではいつもこの曲が流れているな、というもののご紹介。

UKバンド・Seafoodのアルバム『Surviving The Quiet』を私は中古屋で見つけた。このアルバムが発売されて間もなかった2000年に(現在バンドは活動していない…泣)。どのような経緯でSeafoodを知ったのかはっきりとは覚えていない。たぶんケーブルテレビの音楽番組を見てだろう。
で、中古屋に行ったのも、たぶん別のアーティストのものを探すためだった。そこで呼ばれたように見つけてしまった『Surviving The Quiet』。国内盤・新古品。値段は2000円近くしたんじゃないだろうか。外資系のCDショップに行けば同等の値段で新品が買えるだろう。Seafoodのそのアルバムも並んでいるに違いない。でもこれは出会いだと思い、その場で買うことを決意した。決意するまでに散々悩んだような気もする(笑)。

家に帰って聴いてみて、これはいい買い物をしたと思った。ギターの音がどストライクで私の好みだったから。あとは青いエネルギーに溢れていて、うるさいのにどこか爽やかな耳ざわり(?)。ほんと掘り出し物、宝物。このアルバムを手放した人の気が知れなかったけど、今となっては逆に手放してくれたありがとうってすごく感謝したい。
Seafoodを見つけた時のキラキラした気持ちを忘れたくないから、「自分を鼓舞する」ためにこの曲を聴くのかも知れない。

Seafood/This is not an Exit

余談だけど、アルバムの解説が伊藤英嗣氏(クッキーシーン編集長)と小林英樹氏(ワルシャワ渋谷店 店長:当時)の対談形式で載っているのも、ちょっとたまらなかったりする。タイトルはこの解説から拝借しました。敬意を込めて。


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