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読書レポート『居心地の1丁目1番地』

増え続ける積読

本を読んで視野を広げたいな、読むなら内容を忘れないうちに一気読みしたいなと思いつつ、そんなにまとまった時間も取れないし…と言い訳して積読がたまっていく。

ならば、試しに60分という制限時間と、何を知るために読むかという目的や問いを決めて読んでみようと思い、後から振り返れるようレポートにしたためることにした。

『居心地の一丁目一番地』

今回読むのは、コルクラボ 佐渡島さんの『居心地の一丁目一番地』。

「人との対話によって前向きになれるコミュニティづくりに興味がある」と友達に伝えたところ、佐渡島さん著作の『WE ARE NOT LONELY BUT ALONE』を勧められ、それが面白かったので、作者読みをしようと思い、この本を手に取った。

何を考察したいか

まず、タイトルだけ見たときに出てきた問いはこちら。

・コミュニティとは?
・なぜ居心地のよさが求められるのか?
・居心地がよい状態とは?
・なにが居心地のよさを左右するのか?

次に、「はじめに」と目次を読んで出てきた問いはこちら。

・安心安全とは?
・自分の「好き」にどうしたら気づけるのか?
・どうしたら人を頼れるのか?
・どうしたら自分を好きになれるのか?

これから60分以内で読むにあたり、上記の問いを考察できそうな箇所に絞って読みながら、キーワードやキーフレーズを書き留めることにした。

コミュニティとは

コミュニティとは、化学反応が生まれる場所。
居心地が良いと感じ、互いに助け合いながら挑戦することで、化学反応が生まれる。

安心安全とは

居心地のよさを左右するのは、「安心安全」。
安心安全とは、危険(他者から否定される)や不安(危険を恐れる気持ち)がないこと。
安心安全のために、ルールを決める。
互いの好き/嫌い、得意/苦手がわかれば、互いに助け合うことができる。

「好き」を育てる

「好き」に気づくとは、友達をつくるようなもの。ふとしたきっかけから関係性を深める努力をするように、「好き」に時間をかけて育てていく。
「好き」をアウトプットして、アップデートしていく。

60分以内に目を通せたのは60%だった。
せっかくなので読み切りたい!という気持ちだったので、その勢いで読み進めることにした。

自分を好きになる

人生を楽しむために、まず安心安全を確保し、「好き」を周りに話して邁進する。
その過程で周りが応援してくれて、楽しくて、自分を好きになっていく。
欠点をさらけ出し周りに認めてもらうことで、自分も自分を認められるようになる。

今後にどう活かすか

知的好奇心を満たすことにとどめても良いが、インプットしたものはアウトプットすることで、自分の血肉になる。
そこで、今回の考察を今後どう活かすか考えた。

大学卒業時から3年間、プライベートで「こころのおとを聴く」をコンセプトとしたWOLSAMという"コミュニティ"づくりをしてきたつもりだったが、参加者同士化学反応が起こるコミュニティというより、私が立てたイベントに参加してもらう形が主だったので、まずはコミュニティとして動かしていきたい、と発信することからはじめようと思う。

もしそこに共感してくれる人がいたら、安心安全で好きに素直に挑戦できるコミュニティをつくっていきたい。

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