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術後とその後

おひさしぶりです。

新しい出来事のほうから書きたい気持ちはありますが、こっちはこっちで時系列にしたいといえばしたい・・・

まずは、子宮頸部高度異形成のレーザー蒸散術を経て、その経過がどうなのかということ。


▼健康診断で引っ掛かったところから、マガジンにまとめました


再検査とHPVタイピング

12月の術後1週間の次はその1ヶ月後の診察。
そこで『レーザー蒸散により、高度異形成(CIN3)からどうなったのか』の確認のための細胞診。

それがなんともなければ良かったのだろうけど、結果を聞きに行ったら、中等度異形成(CIN2)で残っていると…


そこで、『原因となるHPVの何型が残っているか』知るための検査をしました。

初めの頃にも書きましたがHPVにはハイリスク型という分類があります。

100種類以上の型があるHPVのうちいわゆるハイリスク群は13種類とされています。16、18、31、33、35、39、45、51、52、56、58、59、68型です。
このうち16型・18型が最もがんに移行しやすいタイプであり、日本人の子宮頸癌の約60%はこのタイプで、進展スピードが速いといわれています。


結果が出る2週間後にひとまず電話をするようにと。
・・・だったらいっぺんに検査していれば2週間で済んだところ2回に分けたので1ヶ月かかっている、まぁいいけど。


そしていざ、電話。
電話で検査結果聞くって初めてで緊張しました。外に出る仕事のない管理部門の社員なので、コンビニついでに外で電話。2月、寒かった。


結果をまとめると
・高度異形成(CIN3) ⇒中度異形成(CIN2)で残っている
・HPV ⇒16型がある

嫌なパターンですね。


選択肢は3つ、4つ

診察の合間に電話を代わってくれている先生(男性)はいつもの早口だけれども電話なりに最大限の配慮と情報を伝えてくれた気がします。

早口でストレートな口調は苦手な人もいるかもしれませんが私は好き。30代半ばだろうか、まぁ同年代。


これは先生の話を聞いて私が思ったことです。

円錐切除
避けてきたけど手っ取り早いのはこれだろうなという感じ。個人的には何のために前回これを避けてたのかと思ってしまうのはもう仕方ないけど。

(再)レーザー蒸散
再びすることは全然問題ないらしい、同じ攻撃で今度こそやっつけられるのかどうかそこは分からない。

HPV(9価)ワクチン
国内承認されたばかりだけどこの病院では予約すればもうできて、半年間に渡り3回接種、せめて1回目と3回目の2発打てば意味を成すという。


HPVワクチンの副反応と接種の是非についてなんやかんや賑やかだったのは4価ワクチン。
私はワクチンの是非を語るつもりはないのですが、新しいほうのワクチンの4価との違いは(4つか9つか以外に)既に持っているHPVに対して効くということです。

ただし1回3万程度(4価は1回1.7万程度)×3回の10万円コースにはなりそうです。


「うーんそうなんですよね、16型がいるのはね気になりますね。まぁ1,2年で癌になって死ぬかもというわけでは全然ないですけどね」
こういう感じの先生です。

「まぁもしワクチンに抵抗なければひとつの手かなという、必要ならこれは電話で予約してもらえれば。旦那さんともスケジュール含め相談してもらって、はい。じゃそんな感じで」

こういう感じの先生です。笑



つい最近のこととはいえ回想なので緩い感じになっていますが、それなりに衝撃はありました。
夫がどう言うだろうかという想像もついていました。


でも、私頑固なんです。

4つ目の選択肢は「まぁ1,2年で癌になって死ぬかもというわけでは全然ない」から強行突破ですね。
もちろん、考え無しには夫も同意するわけないのでご安心いただきたい(ある程度)


余談ですが

ちなみに私は自分の両親との仲も良好ですが、
検診ひっかかって精密検査になって、レーザーで治療できるっぽくていい先生紹介してもらったからやってきたわー!までは言ってます。事後に。

で、経過どう?と聞かれたので、HPVがまだいるからリスクはなくならないけど一旦様子見!って言っています。