#0 AIHの選択

妊活に関して通院することも含め考え始めた、くらいのかたに読んでいただくことも考えて書こうと思います。

こちらの話題は一度、子宮頸部高度異形成の治療のため、下記序章のような記事で止まっていましたが・・・始動しました。

“タイミング指導は飛ばして『人工授精(AIH)』から始めて良いのではと考えました。”


■タイミング指導と人工授精(AIH)


私の場合PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)で、排卵させるためには補助的な薬が必要、もともと予想していたとおりでした。

なので、私は通院し、エコーで卵巣の卵胞ズの様子を伺ってもらうことと、服薬や注射。これはタイミング/AIHどちらでも必要になってきます。


そして想定される排卵日直前~当日を狙って
①今晩から2,3度タイミングをとってくださいね等の指示・・・これがタイミング指導
②指定日の朝に夫の精液を専用容器に持参し、子宮内への注入・・・これがAIH


生々しい話、AIHは、精子くんたちを持参して機械にかけて調整し、医師の手によって注入・・・という部分は人工的ですが、

・本当に想定内に排卵されるのか
・精子くんは辿り着いて、受精できるのか
補助はあってもここからは自然妊娠と変わりありません。

ただ、ちゃんと動けている精子くんたちだけに振り分けられてから、膣内ではなく子宮内への注入になるので精子くんたちにとっては近道になるのです。

あとはタイミングの場合にはその指定された連日もしくは1日おきに2,3回、そのために、というのが2人にとってどうなのかだと思います。


そのあたりの話をし、私たちとってはAIHの方が精神的にも身体的にも良さそうということで意見一致していました。


■ステップはすぐそこに


AIHに確実性はありませんが、排卵日にさえあてられていれば『AIHで妊娠できる夫婦』なら1回〜3回目(2回目とも)でうまくいくことが多いそう。


こういう数字を書くの、緊張感がある。


不妊治療において、より高度な医療を望むことをステップアップと言いますが

少なくとも今の段階で私が気にするべきは、それというよりも、子宮頸癌検査CIN3→CIN2でまだ異形成であること。

HPV16型があるらしい、1,2年でどうかなる訳ではないけれどハイリスクであること。


そういう意味で、もしAIHがうまくいかず異形成が続いていたら、半年程度そちらの治療周期にするかなという考えでいます。

以前にも書いているけど本当に、どんな薬を使う、何周期その方法をとるかなど、それぞれの考え方と体質そしてクリニックの方向性、なにより夫婦での話し合いによると思います。


私たちはAIHから始めることや、ステップアップを考えること自体に抵抗はなく、できるうちにできることをしたい。

ただ、リスクを持ったままでいることは忘れてはいけない。