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小学校

今日は小4息子の個人懇談がありました。

娘が小4だった時の個人懇談は、学習についての話しがメインでした。

「算数の〇〇が苦手です」
とか
「5年生になったらもっと難しくなるから、今のうちにしっかり計算できるようにしておきましょう」
とか…
「国語は読解が苦手ですね」
とか…

持って帰ってくるテストや、普段宿題をしてる様子を見てたら、だいたいのことは分かってるんだけどなぁ~…
と思いながら聞いていました。

それだけで個人懇談の時間がフルに使われたので、最後
「何か質問とか、気になることはありますか?」
と聞かれたので
「先生から見て、クラスの中で娘の良いところを1つだけ教えてください。」
と聞いてみた。

先生は少し考えて…

「マット運動が上手なところです。」


・・・・・・・それも知ってるんだなぁ~

結局娘の学校での様子はまったく分からず終わったのを今でもハッキリ覚えている。

ここで言っておきたいのが、
決して担任の先生に不満があるワケではないこと。

子どもの学習状況について知りたい保護者だってたくさんいるだろうし、
そんな保護者にとっては、これだけ生徒一人一人の勉強の得意不得意を把握している先生は有難いことだ。

娘もこの先生が担任になってから、勉強でつまずくことが少なくなった。

教えるのもきっと上手な先生だったのだろう。
小4で習得したことが、それ以降役立っているだろうし、先生には心から感謝している。

今日、息子の個人懇談に向かいながら、
「漢字が苦手とか、字が汚いとか、算数の面積ができてないとか…そんな話しになるんだろうなぁ~…」
なんて思っていたのだが…

「クラスでは誰とでも仲良くしている」
「分からないことや困ったことは何でも聞いてくれる」
「苦手な漢字も頑張ってる」
「おもしろいことを言ってクラスを和ませてくれる」

学校での息子の様子、
息子の良いところを時間いっぱいに話してくれた。
私の知らない学校での顔を知れて嬉しかった。

個人懇談で1人に充てられた時間は10分
時間がずれ込めば困る保護者だっているだろう…
そんな中、1日10人前後の保護者との懇談を先生1人がこなすのは大変なことだと想像できる。

10分の中で何を話すのか?
先生は生徒一人一人話す内容を吟味して準備をしてくれているんだろう…。

先生によって学校教育で何に重きを置くかの考え方はそれぞれだと思う。
考え方は違っても、共通していることは子ども一人一人のことをよく見てくれていること。

私はどんな先生であれ、信頼し感謝して子どもを送り出すようにしている。

昔からママ友とか、
父兄の集まりが苦手な私。

何故かと言うと

学校の外で保護者が集まると、
話題は学校や先生についてがほとんどだ。

「〇組は勉強が遅れてる」
とか
「〇組は宿題が多い」
とか
「〇組の先生は…」
こーだあーだと不満をもらしたり、うわさ話をしたり、我が子のクラスについての情報交換をする。
時にはクラスの児童についてまで話が上がることもある。

それが私には不快であり、時間の無駄であり、
必要のない情報であるからだ。

子どもは家庭内だけで育つわけではない。
社会に育ててもらっている。
学校という社会に身を置いて、そこで育っていく。

家庭だけでは教えられないこと、
身につけられないこと、
数え切れない多くのことを社会から学び、身につけている。

だから、学校、先生、友達に感謝の気持ちを忘れてはいけないと思う。

ただ、人間十人十色
子どもによっては自分が身を置く社会(学校)の環境が合わなかったり、耐え難い苦しいことがあってSOSを出すこともある。

娘もクラスでのいじめが原因で不登校を経験している。
そんな時、子どもが身を置く場所の選択肢がもうちょっとあればいいのにな…と思う。

笑顔で「いってきます」と学校に行き
笑顔で「ただいま」と学校から帰ってくる環境があれば
それだけでいい
それだけでじゅうぶん
毎日の学校生活で
毎日成長しているのだから…
感謝

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