自己基盤 2Days ワークショップに参加しました「統合性を取り戻す」②
パーソナルコーチのあぷりこっとです。
先日、自己基盤 2Ddays ワークショップに参加しました。
☆前回の記事です。
今日は参加して、感じたことを綴ってみようと思います。
自己基盤(パーソナルファンデーション)を整えるとは
家を立てる時、まず土台となる基礎工事が始まります。大きな建物を立てるためにはより強固な土台が必要となり、時間をかけて丁寧に基礎固めをして、それから建物を作り上げていきます。
木であれば根っこのようなもの。
人の場合も同じで見えている部分だけではなく、見えていない土台となる部分があり、それを自己基盤(パーソナルファンデーション)といいます。
パーソナルファンデーションには10の柱があります。
妥協するのをやめる
自分自身を完了させる
統合性を取り戻す(今回のテーマ)
自分のニーズを満足させる
境界を広げる
基準を引き上げる
蓄える
家族の基盤を強くする
コミュニティを深める
価値に向き合わせる
その基盤が強固なほど自分の人生を思い通りに描くことができ、行動できるという考えに基づき、整え、そして強化していく取り組みとなります。
今回はこの中の「統合性を取り戻す」というテーマについてのワークショップでした。
現在、学んでいる自己基盤講座の中で初めて知ったこの言葉。
仕事を辞めたり、家族内が不安定だったり、金銭的なトラブルがあったり…、そうなるとこの統合性がとれていない状況になります。
バランスを崩している、また揺らいでいるという表現の方がわかりやすいかもしれません。
今思うと、わたしは仕事を辞めた時に、この状態になっていたんですね。
仕事というわたしにとって大きな存在が、すこーんと無くなってしまった。
その当時、まずは疲れた身体と心を休めて、興味のあることに片っ端から手をつけました。学びたかったことや旅行、ピラティスの再開、今まで会えなかった人と思う存分会うこと。
心地の良いものだけを丁寧に選んで、空いたスペースに入れていこうと決めたのです。中には、手放したものもあります。
しばらくは新鮮な毎日を過ごしていたのですが、母親との突然の別れがあり。
ここでまた、ぽっかりとスペースが空いてしまったのです。今度は心がぐらんぐらんに揺らいでしまいました。
このぐらんぐらんを取り戻すのにとても時間がかかり…、母親のことはちょっと大きすぎたのです。
気持ちを紛らわせるために、また再び空いた大きなスペースに何かを埋めたくて、心の赴くままに動いていました。
動いたり、時には休んだりしながら。
でもぽっかりと空いてしまったスペース、これまた大きすぎてなかなか埋まらなかったのです。統合性が揺らぎ、必死に取り戻そうとしているのに、なかなか追いつかず。
これまでの自分のぐるぐる回る行動も腑に落ちました。
それだけ空いたものが大きすぎたのです。
直ぐに埋まると思っていたのに、意外と時間がかかって。
講義を受け始めて半年、初めてのワークショップ、今やっと自己基盤(パーソナルファンデーション)の扉を開いたような気がします。
失ったものが大きいほど、統合性を取り戻すに時間がかかります。でも余裕ができたことにより、新たな出会いや環境にふれて自分の価値観がゆさぶられるのも事実、何かがおこらないと変わりたいとは思わないし、自分の声を聞くこともなかったと思います。
「それだけダメージを受けていたのね」
授業の中で真樹コーチからかけられた言葉。
わたしはダメージを受けていたんだ、そうだったんだ(笑)
そんな自分も認めて、大切に抱きしめてあげる。
最近、ようやくこの"ぐらんぐらん"も落ち着いてきました。いろんな思いもちょっと手のひらに出して、眺める余裕ができてきたのかもしれません。
こう感じることができるようになったのは、自己基盤(パーソナルファンデーション)を学び、その場で互いにシェアやサポートをし合い、そして自分の声を聞く時間を大切にできたから。
これは一人ではできない、サポートしてくれるコーチや仲間が必要です。
時間をかけて丁寧に育てる。
木の根っこと一緒、急がずゆっくり生やしていくことが大切なのですね。
あぷりこっと
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