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障害を認めるって難しい

唐突に、駅を歩いていて女の人に蹴られたことを思い出した。憶測でしかないが、多分知的障害を持っているんだと思う。結構大人だった。当時高1だった私には23歳くらいに見えた気がする。あまり詳細は覚えていないが。

そのとき私は友達と2人で歩いていた。その女性には2人ほどの大人が付き添っていて、蹴られた時に「ごめんなさい、ごめんなさい、」と謝られた記憶がある。その時私は「いいえー、大丈夫ですー🙆‍♀️」などと返したと思う。きっと絵文字がつくような軽い感じで。そのあと歩きながら友達と「災難だったね」「まあそういう時もあるよね」と話した。

しかし今、私は考えている。あの時の対応はあれであっていたのか??私、付き添っている方に謝られただけで、本人には謝られてなくない??あの時私は、この女性は知的障害があるから仕方がないととっさに判断し、その行為を許したのである。それってなんか、変じゃないか?私は、物理的に攻撃をされている。それを障害のために簡単に許していいのか?相手を人間だと認めていないみたいじゃないか?

これは、失敗した時に「しょうがなかったよ」と言われるのが一番嫌いな私の性ゆえの考えなのかもしれない。もし、女性がその時パニック状態なら、私の対応は正解だったのかもしれない。本当に思い出せないが。しかし、障害を持っているからとなんでも許されるのは、変な気分になる。本当にそれでいいのか。障害を、相手を認めるというのはどういうことなのか。よかったら誰か教えてほしい。と思ったが、私はプレミアム会員ではないらしい。

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