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そうだ、ヨーロッパ行こう!(クレカ忘れ)

 のららです。2ヶ月ほど前に突然思い立って9月末〜10月上旬に欧州旅行をしました。行き先はパリ🇫🇷→プラハ🇨🇿→ウィーン🇦🇹→ローマ(バチカン市国)🇮🇹→ミラノ🇮🇹です。
 Twitterをフォローされてる皆様ご存知、TRPGという日程パズルが必要な遊びにお熱な私ですが、2ヶ月以上先は卓を詰めていなかったので、飛行機と宿泊先さえおさえてしまえばこっちのもの。海外旅行初心者とは思えぬスピードでパスポート取得など各種手続きを進めて旅立ったのでした。


クレジットカードを家に忘れて

クレジットカードを家に忘れて

〜言い訳〜
 クレジットカード自体は所持していました。
 キャッシング&宿泊代用のメインのクレジットカードと買い物用のプリペイド型クレカ。

 ただね、メインクレカがね、期限の切れてる方持ってきてたんです。なんででしょうね。なんか取っておいてたんですよね。馬鹿かも。現金がないから無料で使えるトイレのある場所は毎度忘れずに利用した。
(ここら辺にトイレの話を書いたnoteのリンクが貼られる🔗)

 古いクレジットカードを残してる人、今からで良いのでバキバキに折りましょう。のららとの約束。そしてApple Payにクレジットカードを登録しておくのおすすめ。登録しておいて良かったApple Pay。ありがとうApple Pay。※使えないところもあるので要注意。

どうしていきなり旅行を決行したのか。

 突然ですが、ここで質問です!
今、訪れてみたい場所はありますか?
それはどんな場所ですか?
そこに訪れてみたいと思ったきっかけはなんですか?

 どんな答えが思い浮かびましたか?「芸術の都パリで美術館巡りをしたい」「ベーカー街221Bでホームズの家を見て、名探偵気分でロンドンを闊歩したい」「プラハの美しい街並みや多彩な建築物を眺めたい」「ウィーンのオペラ座で観劇をしたい」etc…良いですね〜。何!?実際に留学したり旅行して叶えてる人、むしろ住んじゃってますという人もいる?わお!!!🐻‍❄️
 上述の例がヨーロッパに偏りすぎてるのは、私のしたいこと〜ヨーロッパ編〜だからです!笑 いやもっとある!ヨーロッパ以外だとイランやウズベキスタンなんかの美しいイスラム建築を見たいし、砂漠に行ってラクダにも乗りたい。プリンス・エドワード島で赤毛のアンごっこしたいし、オーロラが観測できる地域も行きたーい!……南極行くのっていくら積めば良いんだろうね。

閑話休題。

 かくいう私は好きな漫画や小説、それらを原作としたアニメ作品の舞台としてのヨーロッパに興味を持ちました。前述のシャーロック・ホームズ(ロンドン)なんかがわかりやすいかな。まあ色々と好きな作品はあるのですが、今回の旅行で実際に訪れてみた場所が舞台になっている3作品をここでは紹介しようと思います。

好きな本紹介

①『GOSICK』著:桜庭一樹

世界は謎、彼女はもっと謎。
超頭脳の美少女と、留学生・久城の冒険が始まる
前世紀初頭、ヨーロッパの小国ソヴュール。極東の島国から留学した久城一弥は、聖マルグリット学園の図書塔で奇妙な美少女・ ヴィクトリカと出会った。彼女の頭脳は学園の難事件を次々と解決してゆくが、ある日ヴィクトリカと一弥は豪華客船に招待され、そこで本物の殺人事件に遭遇してしまう。やがて彼ら自身に危機が迫ったとき、ヴィクトリカはーー!?

http://gosick.jp


「いや、ソヴュールってどこやねん!」

 ソヴュール王国はスイス、フランス、イタリアと国境を接する“架空の”小国です。アニメ化される際に主要スタッフでチェコとオーストリアにてロケハンがされてまして、プラハやウィーンの街並みがアニメ内で主人公の通う学園や住んでいる街といった背景美術に反映されてるとのことで、2国がファンの間では聖地とされていたりします。
(ここら辺に訪れた場所の詳細が書かれたプラハ・ウィーン旅の記事のリンク)

アニメ公式ガイドブック
難波日登志監督のロケハン記事が載っています。

②『異国迷路のクロワーゼ』著:武田日向

19世紀後半、単身フランスに渡り、パリの下町で働く少女の細腕繁盛記
パリの下町にある商店街の一角「ロアの看板店」で働く少年・クロードは、叔父が日本から連れてきた少女・ユネと一緒に働くことに。文化の違いに戸惑いながら自分を理解してもらおうと頑張るユネにクロードは……!?

https://www.kadokawa.co.jp/product/200708000487/

武田日向先生の描かれるパリや人々に心動かされるのは、作者自身のパリへの憧れがそこに詰まっているからだと思います。『ギャルリ』という専門店が並ぶアーケード、日本でいうところの商店街(?)で主人公は働いてるのですが、実際にパリにモデルとなったギャルリがあるとのことで行ってみました♪ エッフェル塔などパリの街並みも登場するのでパリ全体が聖地と言っても良い作品です。

合本版にはコミックス未収録回も収録!大判なのも嬉しい。宝物。

③『ともだちは海のにおい』文:工藤直子 絵:長新太

お茶がすきないるかと,ビールのすきなくじらが友達になりました。二人は散歩したり読書したりあこがれのパリに出かけたりします。

https://www.rironsha.com/book/01222

 くじらが1匹で憧れのパリに出掛けるお話があります。
↓フランスを満喫して、いるかへの手紙がフランス語まじりになるくじら。

「サバ?ムッシュいるか。ぼくはトレビアンです」

  そんなくじらでしたがパリで熱を出して寝込んでしまいます。
↓いるかのことを思うくじら。可愛い。

くじらは、だれかにしっかり手をにぎってもらって、大声で泣きたかった。
だれに手をにぎってもらいたいかというと、それはやっぱり、いるかに、だ。
……ほかのだれでもない。いるかが手をにぎっていてさえくれれば、どんなに安心して泣けるだろう。

いるかも好きだけど、この絵本はくじらがひたすら可愛い。

挿絵も詩も好き

とまあ以前からヨーロッパに行きたいとは思ってました。ただ今までは色々と事情があって諦めていたのですが、今年は妹が大学卒業&就職したことで大きな責務が無くなったこと、今年7月末に『静なるテロリスタ』というミラノを舞台としたシナリオで10月10日が記念日になったので、それらに背中を押されての旅立ちとなりました。

以前友人に誕生日プレゼントでもらった本
建築物の楽しみポイントや建築本の紹介が参考になった
今回の為に購入しちゃった

▼本編


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