勇者ヨシヒコと魔王の城(2011年)

画像1 「勇者ヨシヒコと魔王の城」は2011年にテレビ東京「ドラマ24」で放送された、監督・脚本福田雄一、主演山田孝之のタッグで低予算に制作された深夜ドラマである。また、2012年には「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」、2016年には「勇者ヨシヒコと導かれし7人」がシリーズ続編として放送された。
画像2 ドラマはヨシヒコ(山田孝之)、ダンジョー(宅麻伸)、ムラサキ(木南晴夏)、メレブ(ムロツヨシ)の4人組のパーティーが旅をする形で進行する。職業はそれぞれ勇者、戦士、素人の女、魔法使い。作風がドラクエに酷似していると思ったら、スクエア・エニックスが協力しており、ドラクエ公式サイトからもリンクが貼られていた笑。呪文をかける時の効果音も同じだし、ドラクエ世代としては心を掴まれます!
画像3 ヨシヒコ一行を天上から見守っているのは仏(佐藤二朗)。4人が手に入れるべきアイテムや進むべき場所のお告げをする存在としてたまに登場する。今回は妖精の村へ行き、不老不死を手に入れることができる「命の指輪」を見つけろと告げられる。他の3人と違ってヨシヒコだけは声は聴こえるが仏の姿が見えないので、いつもこの3Dメガネをかけて見ている。
画像4 第9話は綾野剛の出演回だが、他にも豪華ゲスト陣が面白キャラで登場する。山中で突然現れたのは、大衆演劇の役者気取りの盗賊G(橋本じゅん)。ファンのおばちゃんに囲まれながら、舞を舞ったり、「夢芝居」を歌ったりしてヨシヒコたちの行手を阻むが、ウザがられて相手にしてもらえず、あえなくダンジョーに斬られて終了w
画像5 妖精の城に着いた一行はポロンという女神(原史奈)と会う。ポロンは命の指輪を悪魔神官に奪われてしまったと言い、ヨシヒコたちが指輪を取り返してくれたら、その指輪を渡すと約束した。ポロンによれば悪魔神官は人間と動物を掛け合わせる術など、様々な魔力を操る強敵とのこと。
画像6 第一の刺客は上半身が人、下半身が馬のケンタウロス男(綾野剛)。手に摘んだお花を持っていたり、無駄に美しい容姿なのに、下半身の作りがめちゃくちゃ雑www 案の定、機敏に身動きが取れず笑い者にw
画像7 後ろ脚が固定されて全く動かない仕様の衣装で、走るのおっそwww 向かってきた4人に追いかけられて息切れしてるw
画像8 「ヘイヘイヘイーーー、こっち来いヘイーー!!」と4人を挑発するものの、全然強そうじゃないwww メレブに「呼ぶ作戦に切り替えたということは、余力ないな?」と見破られてしまう笑。
画像9 終いにはイテテテテテテ…後ろ脚が痛い…勇者よ、ちょっと診てはくれぬか?とヨシヒコを呼びつけた。人の良いヨシヒコは「大丈夫ですか?」とケンタウロス男のそばに寄るが、その隙にヨシヒコに斬りかかった!チキンで卑怯な奴だなwww 怒ったヨシヒコに斬られて終了。
画像10 第二の刺客は、牛より強力なツノを授かった男(加藤晴彦)と、牛から乳を授かった男(岡田義徳)。見るからに邪魔なもの付いてるなー感満載で弱そうw 牛の角男は赤いモノを見ると奮い立つというが、誰も赤い服を着ていないから奮い立てず撃沈。牛の乳男は乳が邪魔で剣が抜けず。乳を絞り出して攻撃する技を持つが、戦いのストレスのせいで乳が出ず、あえなく撃沈。
画像11 第三の刺客はテングザルから鼻を授かった男(礒野慎吾)。鼻が口に覆い被さっているので、「声がこもって聞こえづらい」と4人から馬鹿にされるw 大きな鼻以外は普通の人だったので撃沈。
画像12 第四の刺客はアライグマ男(金子伸哉)とその手下たち。明らかにラスカルのパクリじゃんw アライグマ男の武器は拳銃で、一瞬ひるんだヨシヒコ達だったが、アライグマ男が突然川で拳銃を洗い出したため、拳銃は使い物にならず撃沈。それにしても刺客、みんな弱っwww
画像13 神官(鎌倉太郎)に会ってみると、ちょうど卵かけご飯を食する直前だったw ヨシヒコたちに卵をかき混ぜている場合ではないぞ!ご飯にたまごを入れる穴を開けている場合ではない!等のツッコみを入れられる始末で、ポロンが言っていたような手強い相手ではさそうに見えるw 実際は結界を張って山を守る、山の神官だった。神官は指輪は自分の物だと言い張るが、ムラサキの奇妙な踊りとメレブの魔法の呪文であっさり神官を倒し、命の指輪を手に入れた一行は、ポロンのいる妖精の城へ引き返す。
画像14 命の指輪を取り返したらヨシヒコに渡すと約束したポロンだが、実は真の悪魔神官は山の神官ではなくポロンだった!神官の言う通り、指輪はもともと神官のものだった。ポロンは指輪を取り戻すために、人の良いヨシヒコを利用したのだ。騙されたヨシヒコはポロンと戦う。ポロンは悪魔と化して襲いかかって来たが、嵌めていた指輪がキツくて痛いと嘆いている隙にヨシヒコが斬って倒した。指輪を手にした一行は魔王の城を目指し、また旅を続けるのであった。

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