次の治療(療法)へ その1

こんにちは、こんばんは。

母とはオーバードーズをきっかけに、

よく話すようになったと思う、というか、

私の話を聞いてくれるようになったと思う。

でも、私が今までの息苦しかった怒りをぶつければ、

「私を反面教師にしてください」といった書き置きを渡されたり、

「これだって一生懸命育ててきたんだよ!」と怒り出したり。

いつだって、私の欲しいような、

愛している、大切だというような答えや、

「ごめんね」といった答えはかえってくることはなかった。

その度に、苦しくて苦しくて死にたくて仕方なかった。

 私は臨床心理士のいるカウンセリングセンターに通っていたが、

そこで思いを吐き出し、ある時に、

「先生は死にたいと思ったことがありますか?」と、

尋ねたことがあった。

そのときに、

「私はありません」とはっきり答えが返ってきた。

私は死にたいという思いを感じたことがないこの人には、

一生、気持ちは分かってもらえないような気がして、

気持ちが折れて、このカウンセリングセンターに通うことをやめた。

(今となっては、至極、健全に育ってきた人の健全な考え方だと思う)


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