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グローブパートナーの保険に加入〜請求まで

海外留学やワーホリに行く際、加入しておいた方がいいものは、間違いなく海外留学保険。

今回は、グローブパートナーの保険加入〜保険金請求までの流れをまとめました⭐️

グローブパートナーについて

2021年のベルギーの大学院入学時には、ジェイアイ傷害火災保険の「t@biho」に加入しました。

始めての海外生活で留学初日から体調が悪くなる始末。
結果、病院に10回以上行ったし、留学中にまさかのPCが壊れましたが、修理代(16万円)も全部保険で賄えました。

しかし、t@bihoで一定回数以上保険料の請求をしたため、翌年度t@bihoの保険の更新ができませんでした。(私のような方をX(旧Twitter)でも拝見しました…)

2022年〜2023年度の保険をどうしようと、悩んだ挙句……

ネットで調べてグローブパートナーという保険に辿り着きました。

こちらの保険はフランスの保険会社が母体で、格安で日本人も加入できるのです。海外旅行者・留学生・ワーホリで働いている人等が加入できるものとなっています。
保険の支払いは全てオンラインで完結します。大変便利!

35歳以下の場合、ヨーロッパ内の保険適用プランを選択すると、
12か月で540ユーロで加入できます。
1ユーロ160円で計算すると、大体8万ちょっと。
一般的な海外留学保険より格安です!(t@biho契約時は12か月で23万ほど支払ったので、その差は一目瞭然。)

海外在住で既に出国している場合

海外に既に出国していても
①事務手数料(追加料金。保険料の30パーセント)
②誓約書にサインをする
を行うことで、海外在住者も加入できます。

⚠️まずはグローブパートナー内のジャパンデスクに問い合わせる必要があります⚠️

「契約の延長、または既に日本を出国されていて ご加入されたい方は、必ず “japandesk@assets.fr“ まで ご連絡ください。 ご連絡をいただけずに、ご契約をされお支払いを 済ませたとしても、契約が無効になることがあり ますので、ご注意ください

海外旅行・留学・ワーホリ保険のグローブパートナー | ASSETS ASSURANCES (acs-ami.com)

誓約書では、グローブパートナーの保険加入が、既に発症しているまたはすぐに発症する病気の治療目的ではないこと等の文言に合意しました。

私は特にその時点で何も病気に罹患していなかったし、通院もしていなかったので、ジャパンデスクに連絡後、メールベースでやりとりをしました。
誓約書にサインをし、追加料金(540ユーロの30パーセントなので、162ユーロ)を払いました。

ネットで口コミやレビューは少なかったものの、
ちゃんと病院にかかった分のお金は支払われると数人の方のブログを読んで分かったので、
最終的にグローブパートナーの保険に契約しました✌

病院受診〜保険金請求まで

保険に加入してからは特に問題もなく過ごしていましたが、加入してから半年以上経って、急に体調が悪くなり、緊急度が高い状態でイギリスの日系病院を受診しました。

病院でかかった費用は、計525ポンド(日本円で10万弱くらい)でした。

グローブパートナーでは一旦被保険者が病院の診察代金を立て替える必要があるので、私の方で525ポンド支払いました。

次に、立て替えた診察代を請求する必要があります。
私が取った手順としては以下の通りです。

1️⃣グローブパートナーの方に保険金請求のメール
2️⃣原本を国際郵便で送付
3️⃣立て替えた費用がユーロ換算で私の口座に振り込まれまれる

※確かな情報か分かりませんが、とある方のブログで、500ユーロ未満の病院代金だと原本送付の必要がなく、メールで書類を送れば還付金が入るというのを目にしました。
私の場合は、病院でかかった費用が500ユーロを超えていたので国際郵便で原本を必ず送る必要がありましたが、なにせヨーロッパの郵便網を信用していないので、万が一郵便局に原本を無くされた場合に備え、メールで事前にPDF化した書類一式を送りました。

保険金請求に必要だった書類

必要書類(フランス以外)

・医師・病院の請求書原本
・領収書原本及び振込証明書
※領収書が出ない場合:
医療機関からの請求書に領収印がある場合は上記領収書類は提出不要です。オンライン振込をした場合は振込結果画面を印刷したものや、明細をご提出下さい。
・処方箋原本
・薬局等の領収書原本
・パスポートの顔写真のあるページのコピー
・日本を出国したときの出国スタンプのあるページのコピー
・渡航先に入国したときの入国スタンプのあるページのコピー

https://www.acs-ami.com/jp/globe_refund-jp.php

・日本を出国したときの出国スタンプのあるページのコピー
・渡航先に入国したときの入国スタンプのあるページのコピー

が必要と記載されていますが、
私はスタンプをもらうのを忘れた&既に海外在住だったことから、パスポートのスタンプのページのコピーは提出していません。

フランス本社に国際郵便で送った原本は以下の通り。

・パスポートのコピー
・請求書(フォーマットはHPからダウンロード。私は日本語で症状や診察結果を記載しました)
・医師の診断書
・病院代金の領収書(病院に発行してもらったもの)
・クレジットカードでの病院代金の支払い履歴
・立て替えた費用の振込先(私はWiseのユーロ口座を指定。Wise内の口座情報のページをコピー)

実際に医療費の還付が行われるまで

11月17日 ベルギーからフランスに原本を国際郵便で送付
11月22日 フランス本社に原本が届いたというメールが届く
12月18日 内容が承認されたというメールが届く
12月20日 指定したユーロ口座に約600ユーロが入金される

振り返ると、1ヶ月ほどでClaim→還付金入金まで終わったので、そこまで時間がかからなかったなーと思います!

グローブパートナーを使ってみて

まず、保険金請求が無事に終わりました。
私の場合は、日本円で10万弱の金額を立て替えていたので、還付されるか不安でしたが、無事戻りました!

感想としては、t@bioと比較すると、やはり安い分サービスは劣ります。特に、費用の立て替え→申請作業が一番面倒でした。

ベルギーに滞在している中で、医師(GP)よっては、診断書をきちんとかいてくれないケースに2回ほど遭遇しました。

実はグローブパートナーの保険契約中に、吐き風邪に罹患し、ベルギーの病院にもかかっており、計50ユーロほど病院代がかかりました。病院代の請求には医師の診断書が必要になるため、診断書の作成を依頼したところ、ベルギーの医師からは「診断書書くの…?(嫌だ)」みたいな反応をされたので😅
結局書いてくれたけど、「症状:嘔吐」の一言のみ!超テキトーな中身で、これでは申請できないと思い、申請はしませんでした。

t@bihoのようにキャッシュレス決済だと、病院で費用を立て替える必要がないので楽でした。

あと、グローブパートナーの保険でカバーできる内容に制限があります。携行品が盗まれても請求できなかったり、親族が亡くなったときは航空券代が片道分しか負担されないなど。

保険選びについて

個人的に、保険は「安全を買う」ものだと思っているので、各個人の優先度に応じて保険を選んでみてください。

私はイギリス在住時には、イギリスの国民皆保険制度に加入していて基本的に病院はNHSに行っていたので、医療保険に関してはグローブパートナーの補償内容で問題はありませんでした。

あと、Tescoの海外旅行保険に加入したりしていたので、いくつかの保険をうまく組み合わせていました。

少しでもこの記事が参考になったら幸いです。
では~。

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