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アラフォー的オンライン英会話活用方法

すっかり定着したオンライン英会話レッスン

もちろん,スキル向上だけを目指すのであれば,留学や転職など英語にどっぷり浸かれる環境に飛び込むのが一番良いのだと思います。

しかし,社会人を長くやっていれば,その決断をするのはハードルが高いし,現実との折り合いもある。
しかも今はコロナ禍で,対面のスクールもちょっと…となれば,必然的に選択肢上位に上がってくるのがオンラインレッスンなのではないでしょうか。

かれこれ8年以上,on and offはありつつもオンライン英会話レッスンを続けてきたあっぷるなりに

“これは良くなかったなぁ”,“こうやったら効果あがったな”

と実感したノウハウを振り返ってみたいと思います。

よくなかったオンライン英会話活用方法3選

あっぷる的失敗活用方法はこの3つです。

①毎日プランにしていた
②フリートークをメインにしていた
③全く予習復習をしていなかった

それでは1つずつ振り返ってきましょう。

①毎日プランにしていた。
非ネイティブ系のオンラインサービスだと,大体毎日プランありますよね。
対面で,とか,ネイティブ講師で,とかに比較すると破格の価格設定(飲み会1回分よりも安い)なので,モチベーションの高い初期に選び勝ちでした。

しかし,自分にははまりませんでした。
なぜなら

“また明日あるから今日はいいや。”と気分に任せて先延ばしすることが多くなった。
そもそも仕事以外の限られた時間の中で,毎日英会話に30分以上費やすことが難しかった。

からでした。

②フリートークをメインにしていた
“自由に英語で会話している自分ってかっこよくない? 学校教育みたいにに教科書をrepeat after meするよりも,リアルな会話の方が上達するでしょ!”と思った私は毎回フリートークを選択していました。
最初はその気分だけ味わえてよかったのですが,次第に効果を実感しづらくなりました。
理由hs

使える語句・表現が増えず,同じ言い回しを繰り返している自分に萎えた。
スピーキング力の差がもろに出やすく,チューターの話している時間が大半になった。

でした。テンションだだ下がりですわ。

③全く予習復習をしていなかった
②のとおり,基本的にフリートークを選択していたのですが,スピーキング力に難ありの場合,自分である程度話す内容を決めておかないとただ聞いているだけになります。

もちろん,レッスン前にあらかじめ話すテーマを決めて準備すればいいんじゃないの?という話ですが,毎回白地からテーマを考えるのはけっこう大変。調べるのにも時間がかかるし,仕事終わりで疲れているしで次第に億劫になり,結局出たところ勝負になり下がっていきました。

また,フリートーク後に復習しようにも,レッスン中は会話をしているだけで精一杯。せっかくチューターが盗めそうな表現を使って話してくれている場面でも,キャパが一杯になっていてメモが取れず,レッスンが終わった時点では何も覚えていない状態でした。

失敗からの脱出

これらの失敗を踏まえ,あっぷるは,今は,①~③を次のようにすることで以前よりも効果的にレッスンを活用するができるようになりました。

①毎日プラン→週2プラン
“無限にレッスンが取れると思っていると自分はだらける。”

そう実感したことから,怠け者な自分でも続けられるように,週2を続けることにスピードダウン。
1レッスン当たりの単価が高くなったことで,元を取るためには集中せねば,とか,1回のレッスンの効果を挙げるためにレッスン時間外で何をすればいいか,とか能動的に考えられるようになりました。

②フリートーク→ニュース記事のディスカッション

テーマがある。覚えるべき単語や表現がある。

こういった枠組は重要でした。
日によっては,これまでの自分としては興味がないテーマの記事に当たることもあるのですが,そういうテーマの単語に触れることは実はけっこう大切でした。

例えば英文のニュース記事を読みたい時,見たことがない単語,表現ばかりだと

“めんどー”

ってなりますが,一回でも見たことある,触れたことがあれば一気に心理的ハードルが下がります。そして,その体験は,“あ,なんかレッスンの意味あるかも”と感じられることにつながり,モチベーション維持に必要な“自分が進めている”という感覚を得やすくなりました。

③予習復習なし→前後に15分ずつ予習復習
レッスン前のは,記事の音源を2~3回聞く。音読を2~3回する。
レッスン後は,新出の単語,表現を2~3個Wordに雑に書き留める。

これだけ。
時間も決めて15分ずつだけ。

全部聞き取れなくても気にしない。
音読でつっかえてもOK。
単語も完璧に覚えようとしない。月に1回くらい,今月はこんな単語あったなぁとWordを眺めるくらい。

何より予習復習やってる感,レッスンに前向きに望んでいる感っていうのが大切です。


改善策を打った結果

①~③は,はっきり言ってゆるいです。ゆるゆるです。

でも,ゆるくても続けていくことで,確実に伸びを実感できました。

①のおかげで一回一回のレッスンを大切にするようになり,
②のおかげで理解できる語彙が増え,
③まとまった内容を聞き取りやすくなり,かつ自分でも覚えた語句を使いやすくなりました。

まとめ

世の中には色々たくさん(高尚な)アドバイスはあるけれど,結局自分自身の経験を通じてTrial and Error を積み重ねてみるに尽きるなぁと思います。

今ある時間,資金をどう有効活用していくか。過大な負担にならず,続けていけるか。
特に可処分時間の限られた社会人にとっては,この視点が非常に重要になるのではないかと思います。

私自身の体験が少しでも明日の英会話学習に役立てば幸いです。
皆さんにとって,自分に合った継続方法が見つかることを願って!

ではでは。


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