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(15)Facebookの言い分が理解できない

相当前の話だが、アップルは、iOS14のアップデート後、「トラッキングの防止機能」と言う機能を追加した。簡単に説明すれば、 インターネットの使用履歴を無断で外部に送信するのを防ぐ機能だ
なぜ履歴を送信するのか?それは、閲覧履歴にぴったりの広告を個人個人に配信することで、より効果の高い広告を配信できるからだ。
ただ誤解してほしくないのは、
デメリットもあるがメリットもあるということ

【1】デメリット-無断で個人情報を盗み、収益を上げるFacebook。

Appleのトラッキング防止機能が搭載されてから、FacebookはAppleを批判している。

「効果的な広告が出せないじゃないか」
「無料ツールが運営できなくなるじゃないか」

馬鹿馬鹿しい。

第一、個人情報を扱っている、という意識がない。金儲けのシステムとしか考えてないのか?
効果的な広告、広告、広告、広告!その前に、
無断で個人情報を盗み取っていた
そんな自覚はあるのだろうか。
この機能が登場するまで、ユーザーは、ネットを使うことで取得される個人情報をブロックできなかったのである。
ネットを使うためには、個人情報を渡さなければならない。そんな感じだった、

最近はWEBサイト自体にも、「個人情報の利用許可するかしないか」のバナー(図1)が出て来ているが、多くのサイトは「一括ブロック」ボタンがない。わざわざめんどくさい設定の飛ばされそうなボタンにして、許可させようとしているのだ
なんと卑劣な行為か。でも、全てのWEBサイトでそれを自動ブロックし、バナーも表示させない拡張機能が出ているのが安心な点

あえて「拒否」が「設定変更」になっている

【2】メリットもある

Appleがなぜトラッキング防止機能を、オンオフできるようにしたか。それは、個人情報を渡すことで得られるメリットがあるからである。

しかし、アメリカのとあるit企業の調査では、トラッキング防止機能を70%の人が「許可しない」にしているという結果が出た。

言い換えれば、30%の人たちはそのデメリットを把握した上でメリットを享受する判断を下しているということ。

しかしながら、メリットよりも個人情報を渡すことが嫌な人が70%。
もちろん個人を特定できない形でとはいいながら、無断取得はひどいなぁ…やっぱり少し気持ち悪い。そう思ったのであります

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