私が副会長に立候補した話1

まず一年前の選挙の話から。
9月の頭くらいに担任の先生に「生徒会に興味ない?」と言われたのがきっかけだった。
「興味はあります」と答えた私はその日の放課後、生徒会の先生にどんな活動をするものなのか聞きに言った。
色々な行事で企画運営をしているのが生徒会で、毎日放課後6時、6時30分まで残って活動していることを知った。
私は部活もあるので迷っていたが、部活の友達に「大丈夫だよやってみなよ!」と言われて立候補を決意した。

後日生徒会役員に立候補する一年生で集められ、誰がどの役職をやるのかを決めた。私の他に男子が二人、どちらも初めて見る顔だった。
生徒会の役職は、会長、副会長2人、議長、書記長、会計長。
「立候補したければ会長でも副会長でもなんでもいいよ」と言う。
1人は書記長にもう1人は会計長になりたいと言い、私は会計長か副会長で迷っていたのでかぶるのもアレだし、「副会長にします」と言った。
副会長は1、2年で1人ずつだと思っていたのだ!

数日後立候補者1、2年で集まったときに誰がどこに立候補するかを初めて知った。
副会長に立候補したのが3人、書記長に立候補したのが2人いた。

つまり、副会長の3人から1人落ちてしまう。
そして2年が2人1年は私1人だ。必然的に私が落ちるではないか!どうしようどうしよう......。

他の立候補者と目を顔を合わせられない。
急に恥ずかしくなり不安が私を覆った。

帰って親に話すと、
「それはもう受かるの無理じゃない。なんで副会長なんかに立候補したの」といわれた。

どうにかしたいけどどうすることもできなくて思い悩む日々が始まった。

#中学校 #生徒会 #学生 #選挙 #副会長

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